ひねって・焼いて・陶

陶芸の様々な技法、釉薬、お会いした陶芸家の方々の話等々、私が陶芸で学んだこと、発見したことなどを綴ります。

意匠研の展覧会

2018年02月24日 | 陶磁器展示会
多治見の意匠研に展覧会を見に行った。正式には多治見市陶磁器意
匠研究所。卒業制作受賞者達の展示作品はとても見応えがあった。
これだけの展示が無料で見られるのは素晴らしいと思う。その上
特定のものを除いて写真撮影OKなのは心の広い対応だ。
校内で通りすがりのスタッフや生徒さんが向こうから挨拶してくれ
たのが気持ちが良かった。玄関ホールに加藤智也氏のものと思われ
る白いオブジェが展示してあったが、バックの紺碧のタイル壁面と
の組み合わせがとても美しい。そしてこの壁面もシンプルであり
ながらも豊かな表情があって良かった。





最近の意匠研卒の人達の活躍は目覚しい。去年の陶磁器フェステ
ィバル美濃でも3人が受賞していたし・・・。意匠研は設立から
58年で800人超の人材を輩出したとのことで、年間およそ
14人ということは2年制だから在籍者は30人弱ということか。
学校の経営は大変だろうなと勝手な想像をする。陶芸で食べていく
のは容易では無い中で、生徒さんたちはいま自分の目指すスタイル
を懸命に模索してるのだろう。皆さん頑張って下さい。


















パターンの型取り

2018年02月23日 | 制作現場
風呂場の扉のプラスチックのパターンが使えそうなので型取りした。折りたたみ式の扉はヒンジの軸の先を押さえ込むだけで案外簡単に外れた。この他、別の窓ガラス2枚からも違うパターンを型取り。家にあるものが結構使えるものだ。これを時計の文字盤に利用する。