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かながわ研究交流推進協議会会長野村東太先生(ものづくり大学学長、元横浜国立大学学長)の通夜が鶴見の総持寺で行われた。
曹洞宗の伽藍を借りて、「無宗教」の葬儀であるという。「無教会主義者」に言わせれば、「わが意を得た」というところであるが、何しろ「簡素」すぎる。
300もの席が遺体の前に準備してあって、弔問客を到着順にぎっしりと座らせ、 定刻を待って、前から順に焼香し、そのまま流れ解散。いかにも簡素で、新しい葬儀の一形態であろう。
仏教の本山で、讃美歌を歌うわけにも行くまいが、それにしても、簡素すぎて、故人を偲ぶよすがもない。
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