八重桜 2007-04-24 01:13:00 | 日記・エッセイ・コラム . . . 八重桜が美しい。ひとえの桜とは一味違った豪華な美しさである。 あたかも、潔い武士道に対する絢爛の王朝文化のような対照である。 花はそれぞれに美しいが、宗教は豪華絢爛の本山型よりも簡明質素な啓示型が良い。宇宙万有をつかさどる造物主が人間の制度組織に収まるはずが無いからである。 今夕、上大岡ほうさい殿で、S兄の父上の通夜が行われた。司式は「解放の神学」で知られたW牧師。簡素な式に「親を葬る」という宗教の基本を再確認する思いがした。