今回、前回とまったく同じ場所でまた追突事故を起こしそうになった。停まっていた右車線の車が突然車線変更してきて、急ブレーキを踏んだが僕自身は「もうだめだ!」と思ったのだけど、なぜか当たらなかった。
状況的には完全にアウトだと思っていて、追突した後で相手のドライバーをどうやって叩きのめしてやろうかとごく短い間に考えていたんだけど、幸か不幸かそんなことにはならなかった。
周囲にはおびただしい白煙が立ち込めていた。
相手のドライバーには怒声を浴びせておいたが、ま、それはそれとしてだ、前回の反省が全く活かされていない自分に対して腹が立った。
ポンピングブレーキ。
ABSが付いていない車で急ブレーキ踏めばロックしてコントロール不能になるのは前回覚えたはずなのに、今回も同じことをしてしまった。恐怖でブレーキを緩める余裕なんて全くなかった。
進歩の見えない自分に対して腹立たしい気持ちがある。
で、それもそれとしてだ、ABSのありがたさというものを改めて身をもって知ったという感じだ。ABSのない車に乗っている時はきちんとそれなりの対処をしなくてはいけないこと、それがもっとも深く自分に刻み付けなくてはいけないことなのかもしれない。
他の車からABS移植できないかな、なんて考える前に。ふん。