アセンションへの道 PartⅠ その理論と技法

2012年には銀河の中心と太陽系そして地球が整列し時代の節目を迎えます。アセンションの理論と技法について考えます。

第9章 2012年に備える ⑥自分自身を癒す

2010-04-16 20:08:25 | 第9章 2012年に備える
⑥ 自分自身を癒す

昨今良く使われる言葉に、「癒し系」という言葉があるが、確かに癒し系のタレントは、見る人をホッとさせ、和やかな気分にさせてくれるのでTV番組にも盛んに登場してくるし、タレントならずとも癒し系のキャラはどこでも人気があるようである。但し、ここで言う「癒し」は多少ニュアンスが異なり、言うなればトラウマの解消とか、感情体の浄化という意味であり、潜在意識のなかにしこりとなって固まっているものを解きほぐし、エネルギーの滞りを解消するというイメージを持って頂くとより判り易いかと思う。
先ずはジーナ・レイクの『アセンションへの道』から、関連する箇所を引用しよう。

「自分自身に手をさしのべるためにできることは、継続的に他者を愛することを邪魔している、自分自身のあらゆる部分を見付け、それらを愛し、癒しをもたらすことです。もちろん、それが苦しい注文であることは十分承知しています。けれども、何も完璧にする必要はないのです。ただひたすら、それが日常の習慣になってしまうまで、孤立よりも愛を選ぶよう最善を尽くすだけで良いのです。そうすれば、ついには愛に満ちた生活を送る名人になっていることでしょう! 愛すると云う行為は、それ自体に恵みをもたらす力が備わっていることから、愛を選ぶ回数が増えるにしたがい、愛することがどんどん簡単になっていくはずです。もしかすると、最初のうち、愛を選択する際の障害になっているものを癒し、取り除くことが必要な人もおられるかもしれませんが、そのようなときにこそ、ヒーラーの力を借りるべきなのです。心の扉を開かせないようにしている心の傷をいやす助けになる方法は、それこそいくらでもあると考えてください。」
「みなさん一人ひとり、そして人類全体に今求められていることは、心の扉を開くことです。現在地球で起こりつつある“意識の上昇”は、知的なプロセスなどではなく(ただし脳の受容力と活用領域は拡大しつつあります)、非常に深いレベルにおける“感情の浄化”であり、人々の感情が浄化されることによって、人々の心はより大きな愛と慈しみにみたされることになります。地球の大転換に役立つための能力を高めるよう、みなさんが自分自身にできることは、まず自分の心に癒しをもたらすことです。自分の心を癒すという方法で自分自身に救いの手をさしのべたそのとき、その人の前には他者の手助けをする可能性が開けてくるのです。未来の地球の住人はみな、開かれた広い心の持ち主となるでしょう。開かれた心をもった者たちが地球上をあまねく占めるようになれば、それは地球人の生活の変化となって現れ、さらには地球上のあらゆる体制や組織にも変化が生じるでしょう。誰もが自分の心の声にしたがって生きるようになったとき、みなさんは今までとはまったく異なった世界に住むようになるはずです。第四密度への移行について私たちが語るときには、それは恐怖心や憎しみ、怒りなどの代わりに、愛にあふれた世界に生きることについて語っているのです。ですが第四密度の世界へとシフトするためには、各人が自分の心の扉を開くことのできるよう、感情の浄化を経験しなければならないでしょう。癒しは現代の流行となるべき性質のものであり、誰もが自分自身と地球のために役立てることのできる、もっとも重要な行為と言えるでしょう。地球の大転換を迎える今、癒しを避けて通ることは不可能ですし、加えて、自分自身を癒せるのは本人をおいてほかには存在しないのです。・・・」

自らを癒す、その具体的な方法に就いて、オレリア・ジョーンズは『レムリアの真実』で、次のように説明している。
「基本的に、この惑星上(筆者註:地球のこと)の大部分の人が、何らかの肉体的な問題と、日常生活で多くの難問を引き起こす、隠れている恐れをたくさん抱えています。又潜在意識と無意識の中にとらわれている感情も持っています。それらは単に苦痛というだけではなくて、ストレスとなった過去の多くの経験から、何度も魂に刻まれたものです。これらの経験は、あなたの進化の通り道で必要とされた課題でした。誰もが何千回もの転生から、感情体の中に感情的なトラウマを蓄積しています。いま必要とされていることは、最終的にきれいに癒すことへの決意、そしてそれらの経験がつくられたことに関する、より深い知恵を習得する決意です。与えられた一生で片づけられなかったどんな経験も、魂の奥で真に癒され知恵と理解が得られるまで、次の生涯からさらに次の生涯へと次々に持ちこされ、同じ状況が繰り返し再現されます。悲しみ、嘆き、悲嘆、あらゆる感情的なトラウマ、あなたという存在が持つ自然で純粋な喜びや祝福や恍惚感を反映しないどんな経験も、自分自身の内部で癒しが必要であることを示しています。意識と潜在意識のおそれはその人の発展を妨げるので、どんな人にとっても意識の中で取り除かなければならないものです。あなたは多くの生涯で間違った信念体系や歪んだプログラミングを受け入れてきましたが、その多くの生涯から発生してきた精神的な毒素は、今、一掃され癒されるために、あなたに気付いて貰おうとして何らかの方法で姿を現わしています。魂の促しに気がついて、注意深く耳を傾けてください。その時に魂が促すことから尤も重要な問題を選んで、それを解消すると決めて神殿(筆者註:レムリアにあった翡翠の神殿。現在は地底にある為、エーテル体になって行く必要があるとされている)へ来てもかまいません。」

又、オレリア・ジョーンズは、トラウマをどのように癒すのかとの問いに答えて、
「すべてを癒す為に必要な内的プロセスに完全に委ねることで、それを成し遂げることができます。あなたという存在である“我なるもの”(筆者註:真我或いはハイアーセルフ)は、癒し全般において、あなたを援助する方法と、最低限の苦痛であなたを故郷へ連れ戻す道を完全に正確に知っています。過去の苦痛すべて癒すことは、漸進的なプロセスで、また地上での多くの転生すべての中でも最大の冒険です。あなたの偉大なる自己の素晴らしい全局面と意識的に再びつながるために、一歩一歩、あなたは導かれているところです。プロセスにおいて、皆さんのハートは今の約千倍も開くでしょう。ハートが開くにつれて、起こって来たすべてのことを魂の目で見るようになり、理解しはじめるでしょう。」

更に、実際には、どのようにハートを開いて、感情体の癒しのプロセスを始めるのかとの問いに答えて、
「万人向けの処方箋はありません。十人十色で、それぞれ癒されるべき問題が違います。一人ひとりが感情的に異なる性質を持ち、特有の癒しのプロセスを伴っています。基本的には、選択、意志の持続、意識、能動的な瞑想、大いなる自己との毎日の地道なやりとりをすることで、適切な方向にプロセスが始まるでしょう。癒しのために今必要な事を明らかにして、意識上で気付かせてくれるように、全なるものに留まっているあなたの神性の部分に依頼してください。再び全なるものになって、自分自身の全ての部分を、合一と一なるものの中で統合したいと真剣に意図して、あなたの“神我”に合図を送りはじめてください。プロセスがどんなものでも、完全に信頼し、信じて、委ね、愛の状態にいて、癒しを受け取るために必要なことに進んで身を任せてください。高次の自己と光の領域全体から、完全な協力を得られると確信してください。その時、癒しのプロセスはすべてのレベルで起こりはじめます。・・・あなたの高次の自己は、あなたのもとへ適切な書物や人、行事や機会を引きつけるでしょう。もしあなたがマインドとハートを癒しへと開いて意図を維持し、不断の努力を続けるならば、プロセスは優雅に楽に進みます。・・・癒しが進んで行くにつれて、あなたのエネルギーが戻ってきます。肉体は過去の痛みとトラウマを手放し、若返りはじめます。自分が今までよりも生き生きして、活気に満ちてくるのを感じはじめるでしょう。人類は、神聖な存在としての全可能性のうち、5~10%で機能してきました。あなたという存在の残りの部分は、ずっとそこで眠った状態となっていました。目を覚まして自分を癒してください。ハートを開いて痛みを手放すにつれて、あなたはますます元気になるでしょう。」

最後に、お馴染みのバシャールに又登場願おう。今回は、本田健氏の、『未来はえらべる!』からの引用である。Bがバシャール、Hが本田氏である。

B「(筆者註:ポジティブな、或いは第四密度のパラレルワールドへの移行に向けて)“自分がもっとも情熱を持っていることをやる”という列車(筆者註:現実の列車ではなく、象徴的な意味で使っている)に乗ってください。そして“人生の様々な出来事や状況をポジティブにとらえる”という列車に乗ってください。」
H「その列車に乗るために必要なのは、過去のトラウマを癒すこと、そして、自分を、或いは誰かを許すことが鍵になるような感じがするんですが・・・。」
B「そうです。とくに自分を。」
H「或いは同時に、ネガティブな観念をひとつずつ見て、手放していくことが大事だと、捉えていいんでしょうか。」
B「そうです。私たちがこれまでお話ししてきたことはすべて、皆さんの喜びを象徴する列車に乗るための切符の買い方についてでした。」

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