アセンションへの道 PartⅠ その理論と技法

2012年には銀河の中心と太陽系そして地球が整列し時代の節目を迎えます。アセンションの理論と技法について考えます。

第9章 2012年に備える ⑤第四密度の肉体をつくる

2010-04-09 21:21:52 | 第9章 2012年に備える
⑤ 第四密度の肉体をつくる

この章ではこれまで、自分の波動(或いは振動数)を高める為の基本的な考え方、又グラウンディングやハイアーセルフとの対話の仕方に就いて紹介してきた。しかし、それらの意識面でのトレーニングは、アセンションの為の必要条件であったとしても、十分条件では無いようである。アセンションは第三密度から第四密度への移行であるとの定義に従い、肉体諸共アセンションすることを目指すのであれば、瞑想などで自らの意識或いは精神の波動を高めるのみならず、我々自身の肉体の波動をも高める必要がある。それは、せっかく瞑想で意識の波動を高めても、肉体の波動が低いと、めまいや吐き気を感じるため、結局意識の振動数を再度肉体の振動数に合わせて下げる必要があり、いつまで経っても全体の波動が上がらない為である。それを防ぐには、やはり肉体の波動も高めて置く必要がある。それでは、どうすれば第四密度の肉体になることが出来るのか、或いは近づけることが出来るのか。坂本政道氏の『アセンションの鍵』には、バシャールと坂本氏の対話が次のように記録されている。Sが坂本氏、Bがバシャールである。

S「第三密度の肉体と第四密度の肉体の差は何ですか」
B「明らかなように、作られている物質の振動数の違いによります。第四密度の肉体は、第三密度の肉体に比べて振動数の高い物質から成ります。今地球は第三密度の最後の段階に来ていますが、みなさんが食べるものはみな第三密度の物質からできています。そのため、それを食べている間は、第三密度の肉体です。もちろん、同じ第三密度の物質とひとことで言っても、振動数に違いはあります。・・・クリアなものは振動数が高く、クリアさが少ないほど振動数は低くなります。具体的なところでは、同じ肉でも牛肉は低く、豚、鳥の順に高くなります。魚の肉でも赤みと白身で違います。野菜類は概して振動数が高く、水はクリアな水ほど高くなります。化学物質で汚染されている食べ物は振動数を下げます」
S「水が人の意識を反映しやすいと言う人がいますが」
B「それは正しいです。水に限らず、すべての物質は人の思い、想念や感情のエネルギー、振動を直接受け止めます。・・・」
S「水は特別なのですか」
B「そうです。・・・水自体の持つ振動数も、水の分子の集団の秩序と関係します。秩序が高いほど、振動数は高くなります。水の場合、その分子の集団の秩序が、外界からのエネルギーや振動に敏感に反応します。ここでいうエネルギーとは物理的な意味でのエネルギーではなく、人の思いや感情などの非物質のエネルギーです。・・・人の心身は飲む水の振動数に影響されます。影響される程度は人それぞれです。ポジティブな水には影響を受けるが、ネガティブな水には影響されないと信じる人は、実際に、その信じるようになります。・・・ですから、そういう影響があるということを知ることが大事で、その上で、自分はポジティブな影響のみを受けると信じることが大切になります。・・・今あなたはコーヒーを入れましたが、コーヒーは振動数を下げる傾向にあるので、気を付けた方がいいでしょう。・・・何も考えずに習慣として飲むなら、コーヒーは自然に振動数を下げます。」
  
バーバラ・マーシニアックの『アセンションの時代』にも、若干コンテクストは異なるものの、「コーヒーはあなたの体内システムに過酷ですから飲むのを控え、毎日少なくとも二リットルの水を飲むようにしてください」(P254)と書かれている。又「アルコール、肉類、コーヒー、チョコレート、ワインなど、すべてそうしたおいしいごちそうの類は身体を酸性化します。身体の酸性化が進むと病気が起こり易くなります。・・・身体の消化システムや腸内システムをアルカリ性に保つことは、最適な健康状態への現実的アプローチであると云えます。・・・地球の与えてくれたすべての食べ物に敬意を払いながら分別ある食事をしてください。・・・食事に変化をつけ、旬のものを食べ、食べ物についていつも気分のいい状態でいるようにしてください。」(P248)

このように、バーバラ・マーシニアックは体を酸性化するとの理由で、アルコールを控えるように言っているが、どうやら瞑想にも良い影響を与えないようである。現に筆者が来月受講を予定している、ヘミシンクのセミナー前日には飲酒を控えるようにアクアヴィジョン社から指示が出ているし、シャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』の中でも、霊媒的な素養を持つ占い師(と記憶している)の青年が、シャーリーの家を訪ね、彼女の求めに応じてトランス状態に入る時の話が紹介されている。その青年は、先ずはアルコールでも飲まないかと彼女に勧められた際、トランス状態に移行する障害になることを理由に、やはりシャーリーの勧めを断っている。

広く全世界に目を向けると(恐らく日本国内においても)、宗教上の戒律を理由に、肉類を食べない、或いはアルコールやコーヒーの類を飲まない人達が多くいて、これまで筆者はそれを単なる迷信程度に思っていたが、どうやらそれなりに深い理由が有るのだと、これまでの浅慮を大いに反省した次第である。長い間贅沢な食事に馴れ親しんできた方々にとっては、とても堪えがたいことかも知れないが、若しアセンションを目指そうという切なる希望があるのであれば、1-2年かけてでも、徐々に食材や飲み物を変えて行くことをお勧めしたい。

尚、このブログは書き込みが出来ないように設定してあります。若し質問などがあれば、wyatt999@nifty.comに直接メールしてください。筆者が直接回答するか、或いはQ&Aの欄で、質問の内容共々回答させて頂くか検討致します。


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