芦別から南富良野にワープ。
これぞ裏技、血の力。
ということで9時40分、道の駅南ふらのを発つ。
本日の行程は、空知川をひたすら下る。
設計距離は100km。
峠もなく、全行程をならせば下り勾配という楽々コースだ。
唯一の心配は気温。
季節外れもいいところ、夏日という予報が出ている。
水分補給を怠らないようにしなければ。
まずは金山ダムに向かって道道465号金山幾寅停車場線を西へ。
7年前にハンガーノックを味わった苦い思い出のある道だ。
当時はハンガーノックという言葉も知らなかったわけで…。
言葉を覚え、原因を知った今でも、時々同じ過ちを繰り返しているのは何故だろう。(←反省が足りない)
かなやま湖畔キャンプ場を通過する。
ふと、何か黒くて四角いものが視界の隅に映ったような気がして速度を緩める。
キャンプ場の管理棟に向かっていくと…、これは!
そこにあったのはダム湖百選のプレートだった。
今のところ100個ないけど百選という、素敵なアレだ。
プレート遭遇は聖台ダムに続いて2枚目。
今日は幸先がいいぞ。
金山ダムが近づいてきたところで、前回は存在を知らずにスルーした展望台へと上がってみる。
落ち葉や枯れ枝の多い山道。
上る分には辛いだけだが、帰り道は要注意である。
眺望はさておき、銘板がどこにもないのが寂しい。
写真の構図を考えていると、堤体を先ほどの山道で擦れ違った車が走っていく。
きっとダムマニアなのだろう。
展望台からのダム管理支所まではものすごい下り。
支所への左折交差点の場所が分かっていても、自転車のブレーキでは満足に止まれない。
リアがロックしてドリフトする。
ああ、タイヤがもったいない…。
ルートラボによれば平均斜度8.8%、最大斜度16.8%。
どんな道路作ってるの、北海道さん。
10時50分、ダム管理支所に到着。
建物に入ると、真っ先に守衛さんと目が合った。
向こうも分かっているのだろう。
あっさりとダムカードをゲット。
Ver2.0(50周年ゴールドステッカー付き)である。
バージョンアップは知っていたけれども、ステッカーはノーマークだった。
意外と凝ったデザインをしている。
国もダム建設が理解されるように、あの手この手を考えているのだ。
追い風に乗って富良野を目指す。
下金山の名物ポイントでは、今日も警察がネズミ取りを実施中。
MTBの巡航では40km/hは出ないので心配ないが、ロードのときは気を付けたい。
軽車両も速度制限の対象ですから。
しかも、一発赤切符だし。
まあ、根本はそこじゃないけど、敢えて言ってみる。
11時30分、山部のセイコーマートで休憩。
昨年、往路でお世話になったご恩で、何となくまた使う。
入りやすさでは街手前のセブンイレブンなのだがね。
あまりに暑いので、いつもなら終盤で食べるアイスを購入。
ああ、至福のとき。
さらに追い風は続く。
8速ギアでは全然足りない。
正午のサイレンを聞いたのは、五条大橋を目前にしてだった。
山部から如何にかっ飛ばしてきたのかがお分かりいただけるだろう。
国道38号を芦別へ向かう。
追い風はなくなったが、順調に野花南までやって来た。
あれっ、命の自動販売機がない。
昨年、プチハンガーから救ってくれた赤い自販機が撤去されていた。
無理もないとは思えども…。
13時30分、ベースキャンプに駆け込む。
家主がちょうど買い物に出ようとするタイミングだった。
ギリギリセーフ。
用意されていた昼食を平らげ、ぐっすりお昼寝。
至れり尽くせりですな。
あと何年活用できるのやら。
体力が戻ったところで再出発は16時15分。
道の駅スタープラザ芦別でスタンプをベチッと。
そらちスタンプラリーは残り2駅(マオイの丘公園と夕張メロード)となったぞい。
その2つがえらく遠いけどな。(←自暴自棄)
芦別・新十津川間は慣れた道。
もはや特筆すべきこともない。
予想に反して西風が強く、滝川に出たら南風が強いというトラップはあったが。
夕方に風向きが変わるのは自然の摂理。
芦別で昼寝しなければ結果は違ったかもしれない。
18時、エーデルワイスとともに帰宅。
サイコンをいじると、平均速度は22.0km/hもあった。
MTBで100km走ってこの数字は爆速。
追い風って凄い。
毎回こうだと楽なんだけど。
【本日走行距離】111.57km
【積算走行距離】835.6km
注:この記事には隠し写真が1枚あります。
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