6時30分、ベースキャンプ(芦別)を出発。
滝里ダムを過ぎたところから裏道へ入り、道道759号奈江富良野線、道道581号留辺蘂上富良野線、道道70号芦別美瑛線と辿って美瑛を目指す。
裏道なるものは大概山間部。
予想どおりアップダウンの歓迎を受ける。
8時40分、予定より早く美瑛に入る。
9時まで待ち、道の駅びえい「丘のくら」で過去3年分をベチッ。
続いて、四季の杜情報館で土木遺産カード『聖台ダム』をゲット。
ちょっと遠回りになるが、この機会に聖台ダムも見てくるかな。
聖台ダムに到着して最初に目に入るのがダム湖百選のプレートだ。
今のところ100個ないけど、兎にも角にも百選である。
農村地域の小規模なダムにもかかわらず、大変よく整備されている。
湖岸や水路沿いに植えられた桜が花開く光景は圧巻であろう。
いつかこの目で見てみたい。
放水路に架かる橋を渡った先の木立の中に、ありましたよ土木遺産プレート。
ダムカードは原則現地でしか貰えないため、カードゲットはダム訪問を意味する。
一方、土木遺産カードは現地を訪問せずとも集められる。
ただ集めるだけならオークションでも足りる。
最近そう気付いた。
なので、プレートを追い求めることにしたのだ。
ひと山越え、ふた山越えて、忠別ダムの堤体が見えるところまでやって来た。
そして最初にして最後のトンネル。
暗闇を抜けると、突如としてパノラマが広がる。
青い空、白い雲、残雪の旭岳、新緑の山、満々と水をたたえる忠別湖。
思わず息をのむ。
晴天に恵まれたことに感謝感謝。
10時50分、堤頂広場に到着。
自動車お断りな長い堤体を渡り(自転車万歳)、対岸の管理棟へ。
カードを求めるも、今までに訪問したダムとは違って守衛さんは見当たらず。
何と「ご自由にお持ちください」だった。
来所者名簿などもなく、ちょっと寂しい。
それでいいなら、全ダムそれでいいのでは…。
帰り道は東川、旭川経由。
まずは道の駅ひがしかわ「道草館」でスタンプをベチッと。
美瑛と東川、2駅のためにスタンプ帳を3冊持ってきた。
今さらだけど結構重たいよ、これ。
今シーズンから厚さが倍増し、チャリダーにはより厳しくなった。
どうせ厚さを2倍にするなら、スタンプ押印箇所が裏表で重ならないようにしてほしかった。
まあ、それはまた別の機会に…。
ここで正午の時報。
忠別川サイクリングロードを下る。
この道、一言でいうと難しい。
所々にシケインやヘアピンがあり、ラインどりが難しいという意味ではない。
単純にコースが分かりづらいのだ。
上流部は築堤上を進み、橋は河川敷に降りてくぐるのだが、河川敷に降りるスロープが草の影に隠れていて見落としやすい。
実際、3回見落としたし…。(←注意力なさ過ぎ)
続いて中流部。
頭首工に架かる人道橋で右岸に渡らなければならないのだが、上流から来るとその案内がない(と思う)。
普通にパークゴルフ場を通り過ぎ、ツインハープ橋が見えて安心した矢先にダートが出現する。
何たるトラップ。
上げて落とされるとダメージ2倍だ。
下流部では要所要所にセンターラインが引かれており、ルートが分かりやすくなっている。
と、信じた私が馬鹿だった。
緑東大橋を過ぎて白線をたどっていくと、いきなり住宅街に放り出される。
正解は白線を無視して河川敷をたどるルート。
もう訳が分からん。
今日、センチュリーを達成できたのは忠別川サイクリングロードのお蔭だわ。
皮肉なことに、散々迷わされた結果として距離が稼げたという…。
旭川を発ったのが13時。
勢いを増してきた南風の中を帰ってきた。
終盤での向かい風は滅茶苦茶こたえる。
情けないことにサイコンには14km/hとか表示されていた。
帰着は16時をわずかにオーバー。
今期8回目の100km超、3回目のセンチュリー達成。
ただ、その達成感よりも風に押し負けた悔しさが勝る。
スタミナをつけるにはどうしたらええんじゃろ。
【本日走行距離】161.17km
【積算走行距離】2191.7km