ヲノサトル責任編集・渋東ジャーナル 改

音楽家 ヲノサトル のブログ

まぐろ2題

2010年02月20日 | 料理

この冬こってるマグロ料理(しかも30分以内でできるもの)を2つご紹介。

マグロのアボカドあえ

1) アボカドは二つに切ってスプーンで身を掻き出し、ボウルに入れてワシャワシャと潰す。
2) 醤油+砂糖+レモン汁(レモンがなければ酢で良し)を味見しながら(1)に足して、まったりしたディップソース状態にする。こってり味が好きならマヨネーズを少し入れるも良し。
3) マグロ刺身(赤身。スーパーで特売の切り身とかでかまわない)をやや小さめに切り直し、放り込んでかきまぜる

シャンパンや白ワインによく合う即席オードブル。日本酒に合わせるなら大場を散らすと気分が出る。食す直前にレモンをもう一度搾ると、さらに爽やかな風合いに。


ねぎま汁

「ねぎま」は江戸時代より続く伝統的庶民料理ゆえ、レシピも人それぞれ多彩なようですが。うちはこんな感じ。

1) なるべく太くて野性的な葱(下仁田とか)を仕入れておく。マグロは適当。サクでも刺身用の切り身でも良いし、赤身でもトロでも良い。ただしこの料理はあくまでも「マグロの出汁で葱を食す」料理なので、高価なマグロである必要は全然ない(ていうかもったいなすぎる)
2) 鍋を二つ用意する。A鍋は軽く鰹出汁をとってからその液体と等量の酒を入れ、沸騰したら葱を入れて少し煮込む。
3) A鍋に、醤油と砂糖を足して好みの味にととのえる
4) B鍋に塩を入れて沸騰させ、用意したマグロを放り込んで湯がく(シャブシャブみたいに一瞬入れて表面を白くさせるだけ)マグロを直接湯に放りこむとどうしてもアクが出るので、こうしておくとA鍋の汁が濁らない。
5) B鍋から取り出したマグロをすかさずA鍋に移す。
6) あとはマグロの旨味が葱に移るまでA鍋を煮込むだけ。と言ってもせいぜい10~20分程度(それ以上煮込んでも逆に生臭くなってくる)
7) 頃合いをみて煮汁と一緒に葱を食す。(もちろんマグロ…というかマグロの出汁ガラを食べるのも自由です。美味しくないけど)


しかしまあ、安物でも何でもマグロの刺身なんか買ってくると、こうやって調理するよりそのまま食べた方が結局は美味しい気もするんだよなあ…


最新の画像もっと見る

コメントを投稿