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18. 映画
皆さんは生まれて初めて映画館に行った時のこと、おぼえてます?
当方は小学校低学年の頃。『東映まんが祭り』とか、そういった子ども向けアニメです。
それからバスター・キートンの『セブン・チャンス』とチャップリンの『独裁者』というクラシックな喜劇2本立てを観て、すっかり「洋画」が好きになったと記憶しています。
今思えば、田舎の子どもにと . . . 本文を読む
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17. 年中行事
日本の美しい伝統を守るためにも、決まった行事というものは、きちんと執り行わなくてはならぬ!
取り戻せ日本!
とかそういった国粋主義的な義務感には全く無縁の我が家ですが、いわゆる年中行事は割とマメに行う方だと思います。
お正月はスーパーで買ってきた安物の鏡餅を飾り「日本人たるもの、正月はお屠蘇と決まっておる!」と朝から酒を呑む。
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16. クルマと鉄道
子ども、というか男の子って、乗り物が好きですよね。
公園に行っても、鉄棒やジャングルジムではなく、まずはブランコやシーソーのような「動く遊具」めがけて駆け出します。
(余談ですが、A地点からB地点に移動する時は必ず、無意味に全力疾走する息子を見ていると、このエネルギーを発電にでも回せないかと思います)
当然、現実の移動に使 . . . 本文を読む
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15. ヴァカンス
夏休み、子どもと南の国に行ってきました。
父と子、2人きりでの海外は初めてです。旅先で何かあっても頼れる人はいない。
いざという時のために、まずは現地の病院や警察、大使館などの連絡先をリストアップ。
パスポートや写真や保険証のコピーも作りました。
迷子札に薬に懐中電灯、アーミーナイフ、非常食、非常酒…と震災対策なみに準備 . . . 本文を読む
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14. 時間
ミヒャエル・エンデの『モモ』という小説に「時間貯蓄銀行」なる組織が出てきます。
人々がこの銀行に時間を奪われ、多忙になりすぎて心の余裕を失う…という物語でした。
しかし今の当方は、そんな銀行があったらむしろ契約したい。
時間を預けて利息を稼ぎたいわけではありません。逆に、老後の自分から時間を借りまくりたいのです。
経験者なら . . . 本文を読む
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13. 読み聞かせ
「書棚を見せてくれたまえ。君がどういう人が当ててみせよう」という言葉があります。
確かに読書の傾向は人によって千差万別ですが、選ぶ本のジャンルや嗜好って、人によってだいたい決まっているものですよね。
けれども子どもの場合、成長に応じて読む本もどんどん変わっていきます。
生まれて数年は絵本。それも文字がほとんど無く、シンプルで . . . 本文を読む
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12. インフルエンザ
原稿の〆切直前、インフルエンザにかかってしまいました。
息子は大した事なく済んだものの、嫌な予感が的中して、その数日後には当方が発病してしまうという展開…。
しかも熱が下がってから数日間は、登校してはならぬと法に定められているので、エネルギーがありあまって退屈でしょうがない息子と、発熱でぐったり衰弱しきった当方が、連日、家の中で過ご . . . 本文を読む
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11. 子ども服
子を持つという事。それは毎日のように洗濯機を回すという事です。
ポケットのティッシュを出し忘れ、洗濯機に入れた全ての衣類に細かい白い紙屑が付着するという大惨事を頻繁に繰り返す当方ですが、洗濯だけは止めるわけにいかない。何せ、着る服がすぐなくなっちゃいますから。
うちの場合、そもそも子ども服の絶対数が少ないのです。
「お気に入りの . . . 本文を読む
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10. お仕事
かつて「アグネス論争」という、流行語にまでなった事件がありました。
芸能人のアグネス・チャンさんが出産後、TV局に子連れ出勤した事を女性文化人らが「甘えてる」と批判。それに反論する勢力も出現して、賛否両論の論争となった一件です。
その当否はともかく、仕事と育児や家庭の両立という、現在にも通じる「ライフ・ワーク・バランス」の問題を、日本の . . . 本文を読む
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9. お弁当
その開放的でノスタルジックな響きとは裏腹に、親としては過酷な現実をつきつけられる季節、それが「夏休み」です。
それでなくとも、祝日だ連休だと学校が休みになるたびに、元気がありあまっている子どもと終日どうやって時間をつぶすか悩みというのに。
一ヶ月も学校を閉鎖するなんて、狂気の沙汰としか思えません。
教育委員会は何を考えているんだ!責任 . . . 本文を読む
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8. 授業参観
息子が小学校に入学しました。
得体の知れないうめき声を漏らしながら布団に転がっているだけだったあの肉塊のような生き物が、いつの間にか自走式となり、あまつさえ教室に座って先生の話を聞いてるなんて、正直ちょっと信じられません。
人間って成長するんだなあ。
「整形したのでは?」と疑惑に突っ込まれた往年のマイケル・ジャクソンが「整形じゃなくて . . . 本文を読む
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7. 旅行
旅行はお好きですか?
お金が許せば「贅沢は素敵だ!」と高級ホテルに泊まって豪勢な食事に舌鼓を打つのも良いでしょう。
お金が無いならバックパック背負って安宿や屋台を巡る貧乏旅行だって楽しいもの。未知の世界を開拓する冒険の旅も良し、日頃の疲れを癒す休養の旅もまた良し。
ところが子連れの旅となると…突然これが、何かの罰ゲームのような苦行の連続にな . . . 本文を読む
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6. ショッピングモール
田舎に帰省するたび、車窓から何やら巨大な施設を眺めては「へえ、こんな不便な場所に建物ができたんだ…」なんて呟いていた自分が、毎週のようにそういった場所を訪れる事になろうとは、思いもよりませんでした。
そうです、ショッピングモールです!(以下ショピモ)
以前から噂には聞いていましたとも。「地方都市の駅前商店街がシャッター通りと化 . . . 本文を読む
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5. 睡眠
皆さんの今年の抱負は何でしょう?
当方かつては年頭ともなると「今年こそ◯◯◯してやるぜ!」的な”攻め”の野望をギンギンに抱いたものですが、子どもを持った今は「とにかく無理しない」という”守り”の姿勢を確認するのが恒例。
たとえば自動車を運転しても、速く走ろうなんて思わない。とにかく無事に生きて家に帰り着く事だけを考えます。仕事も同じ。派手に . . . 本文を読む
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4. 男女差
人種、体質、血液型等々、先天的な要素によって人間の性質が決まるという考え方は、科学的な根拠のない偏見だといいます。
確かに周囲の友人をみても、そうしたバックボーンよりも一人一人のキャラや個性の違いの方が、圧倒的に大きい。
とはいえ、育児をしていて「これは、やはり!」と刮目せざるをえない先天的要素が一つだけあります。それは性別。
たとえ . . . 本文を読む