先日、例によって客人を招いてパーティしたのだが、その時の料理の話。
僕の料理は基本的にはその日の冷蔵庫を開けてみて、中身をどう組み合わせたら見映え良く、なおかつ酒に合う肴が捏造できるかを、想像するところから始まる。(つまり、パーティとは冷蔵庫の中身を処理するための定期的な大掃除でもあるのだ)
今回は野菜室にたくさんのピーマンを発見。そうだ、トマトの挽肉詰めってのはよくやるけど、ピーマンに詰めてオーヴンで焼くのも良いんじゃないか?と思いつく。
(1) 玉ネギをバターで炒める
(2) 挽肉も炒める。塩胡椒で味付け。
(3) 縦半分にカットして種を抜いたピーマンにそれらを詰めて耐熱皿に並べ、パン粉と粉チーズをどさっとふりかけて、オーヴンで20分ほど焼く。
…これで完成のはずが、できあがったら予想とは違って何かカラッとひからびた感じになっちゃった。なるほど、トマトだと水分がうまい具合に抜けて良い案配に仕上がるけど、ピーマンだとちょっとドライになりすぎちゃうのだな。って、いかん!もう数十分で客が来てしまうではないか!
そこで一考。これまた常備してあるトマト缶でソースを作ろうと思い立った。
(1) スライスしたニンニクをオリーヴ脂で炒める
(2) トマト缶を投入。鶏ガラスープの素、白ワイン、砂糖で、ちょっと濃い目に味付けする
熱々のこの濃厚ソースを、先のピーマン肉詰めにドバッとかけたら、色もグリーンに赤で美しく、ドライなピーマンにジューシーなトマトソースの組み合わせが食感的にもバランス良く仕上がった。安堵…。
今日の教訓。料理が上手くできなかった時も、さらにもう一仕事して大逆転は可能!ネバーギヴアップの精神は大事だね。
ウチは昔からピーマンの肉詰めよくやってました!あとはナスの肉詰めも!
オーブンよりフライパンで蒸し焼きするとジューシーにひからびずにできますよー◎
なんとなくオーブン料理のような先入観で作ってしまいましたが(いつも適当に作っちゃうもので)
次回はそれにトライしてみます!
「アルミホイルでくるんでフライパンで蒸し焼き」が吉かな?