イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

三尺玉を間近で見る

2019年08月02日 | 術後10年~

長岡まつり大花火大会。
旦那は仕事、‘ちょん’は友だちと出掛けたので
‘ぼんこ’と二人。
今年も涼しい部屋で
テレビと窓からの花火を見て過ごそうかと思ったが
数日前‘ぼんこ’がぼそっと
「久しぶりに近くで見たいな」と言っていたのを思い出し
夕食を買うついでに防災公園近くまで行ってみることにした。

道中、長岡空襲のことや
三尺玉が上がるときのサイレンの意味など話している中で
「花火が上がるとき何でヒューって音がするんだろうね」 
と聞かれたけれど、私もわからず。
そして更に
「爆弾が落ちるときのヒューって音も同じかな」と。
花火が上がる音と、爆弾が落ちる音
なぜヒューっと鳴るんだろう、と考えていると
「なんか涙が出てきた」
と、思いがけない言葉が。
爆弾がいっぱい落ちてくるところを想像して怖くなったそう。
でもその言葉を聞いて、ふと安心した気持ちにもなった。
近い将来戦争体験者がいなくなった時に
戦争の悲惨さをどうやって語り継いでいくのかと言われているけれど
戦争を体験していない者でも
その事実に関心を持ち学ぶことで、後世に伝えていくことはできる。
子供たちは何かを感じ、理解し、考えることができる。
‘ぼんこ’の言葉を聞いて、そう期待できる気がした。

そんな話をしているうちに防災公園近くのスーパーに到着。
ここは三尺玉の打ち上げ場所に近く、周辺に見物客も多い。
駐車場では長時間駐車を取り締まるための紙が配られていた。
目当ての花火の合間に買い物をして
フェニックスと三尺玉を鑑賞。
フェニックスの雄大な光景は何度見ても感動し、心が洗われる。
ブルーフェニックスが美しかった。
三尺玉はさすが打ち上げ場所間近の大迫力。
見事な大輪と、体を震わせる大きな音が心に響く。
美しい夏の思い出。

帰宅後、テレビで改めて花火を見ながら
二人で遅い夕食を食べた。
今日はちょっと贅沢に合鴨のロースト、スーパーのだけど。
柔らかくて美味。

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