イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

検査、術後1年

2010年03月01日 | 術後1年~

今日は術後1年のCT検査。
いつものことながら結果を聞くまではちょっと不安。
血液検査をして、CTをして、体重・血圧を測って診察を待つ。

今日のCTの造影剤は今まででいちばん体が火照った。
体が弱っているから敏感なのかな。
体重32.2kg。
下痢が治まったので、体重は減らずに済んだ。

診察室に入ると先生が「1年経ちましたね~」と。
「CTの結果は特に異常ないようですね」と聞いてほっとする。
ただCT技師?のコメントで「脂肪肝」と書かれていたらい。
先生によると、
栄養失調の飢餓状態の難民の子供が
手足が細いのにお腹だけポッコリ出ている
あれが「脂肪肝」だそうで
栄養が足りないと肝臓の脂肪や腹水が溜まるそうだ。
「飢餓状態ですか?」と言うと笑っていたけれど
先生が見る限り
「脂肪肝と言うほど大きくもないんだけどなー」だそうで
特に気にしなくていいらしい。
レバーも食べててOK。

今日はCTも化学療法室もとっても混んでいて
CTの待ち時間は長いし
化学療法室も空きがなくて昼過ぎまで待ち状態。
売店で食料を買ったりして時間をつぶす。
待ちながらふと化学療法室の本棚を見ると
マンガ本が何冊か置いてあって『あたしンち』発見。

リクライニングが空いたので
今日は『あたしンち』を2冊借りて点滴時間を過ごした。
みかんの気持ちもよく分かるんだけれど
母の気持ちにも妙に共感するところがあって
私も年とともに母寄りの心情に変わってきたみたい。
2冊読み終わって昼寝もした。

術後1年、5年生存率のまだ5分の1をクリアしたばかり。
まだまだ安心はできないけれど、心配してもなるようにしかならない。
自分のできることをやりながら、後悔のない毎日を過ごすのが目標。
なんとか5年生存率のパーセンテージの中の一人として生き続けるぞ。

昨日久しぶりに胃切除後の人たちのブログを読んだ。
ダンピング症状に悩まされず食事できるようになるには
3年はかかるらしい。
そしてやはり「食べられるものを食べる」が基本だそうなので
無理せず食べたいものを食べてがんばろう。

で、今日はCTがあったこともあり終了時間が遅くなったので
買い物をパパッと済ませて‘ぼんこ’のお迎えへ。

そして家に帰ると
「友だちの家に遊びに行ってくるね」と‘ちょん’のメモが。
日が長くなってきたので
5時間で帰る日はちょこっと遊びに出るようになった。
しかし、17時を過ぎて帰ってくると「ちょっと熱ぽいかも」と。
そう、今朝38度あったんだよね。
朝食後は36度台だったから学校には行ったんだけれど
遊びに行く前に熱測れって言っときゃよかった。
頭痛がする以外、だるさとか食欲不振はないみたいだけれど
この様子だと明日は学校休みだな。
状況によっては医者に連れて行かなくちゃ。
一晩寝て良くなっているといいんだけれど。


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