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洋楽日記

80年代の産業ロック、ハードポップが特に好みです。

RUSS BALLARD

2009-01-04 21:49:25 | 音楽(いにしえ・マイナーメロ/産業)
RUSS BALLARD「WINNING/BARNET DOGS」('76/'80)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。
B!誌のレヴュー
「RAINBOWでお馴染み"Since You Been Gone""I Surrender"を作曲した
元ARGENTの英国のシンガー・ソングライター。2ndと4thのカップリングCD。
"Since You~"、SAMSONがカヴァーした"Riding With The Angel"を収録。」

哀愁度    ★★★★
爽快度    ★★★★
短3度     ★★☆
キーボー度  ★★★
ハー度    ★★★
産業度    ★★★★

いにしえメロ・ファンには有名な RENAISSANCE RECORDSからのリリース。
いつもの事ながら 80年代中旬のアルバムの方が自分には合っているだろう
と思い、B!誌でレヴューされたアルバムはスルーして下の2枚を購入。

「RUSS BALLARD」('84)、「THE FIRE STILL BURNS」('85)
 

デビュー作も「RUSS BALLARD」('75)というアルバム名らしいので注意が必要。
70年代の音に80年代的な雰囲気を付加したような少し渋めな雰囲気を持つ
産業アルバムといった感じ。(70年代ファンには普通の産業だろうけど)
70年代ポップ~AOR、産業もいけるという人には美味しい音かもしれない。
「ST」に比べると「THE FIRE~」の方がより80年代を推し進めた音。
産業的な雰囲気も充分で守備範囲ではあるけど、微妙に好みからハズレている。
ただ流石に曲のレベルはとても高く、聴き込んでいけば個人的名盤になる
可能性有り。特に「ST」の方が良い曲が揃っているように思った。

GLASS MOON

2008-11-24 19:13:17 | 音楽(いにしえ・マイナーメロ/産業)
GLASS MOON「GROWING IN THE DARK」('82)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。

B!誌のレヴュー
「アメリカ出身の4人組による全3作のうちの2nd。ハード・ポップというよりは
もっとライト感覚のウェストコースト風ポップ・ロックだが、美しく可愛らしい
メロディと清らかなVoハーモニーはとても魅力的。」

哀愁度    ★★★☆
爽快度    ★★★★★
短3度     ★★★★
キーボー度  ★★★
ハー度    ★
産業度    ★★★★

「GLASS MOON」('80)、「SYMPATHETIC VIBRATION」('84)
   

1st「GLASS MOON」は、プログレハード的なKeyの産業AOR。
3rd「SYMPATHETIC VIBRATION」は、エレポップの要素も少しある
いかにも 80年代中旬の産業AOR。2ndは、その中間という感じ。
80年代中旬の音が好きな自分としては、3rdが一番好みである。
ハー度は低めなので、AOR~産業辺りの音が好きな人向け。
自分としてもハードさが足りないと思うところだが
曲のレベルは全般に高く、2nd、3rdは曲が好み。
このバンドはジャケに雰囲気があって良いね。

EXPORT

2008-08-17 15:34:05 | 音楽(いにしえ・マイナーメロ/産業)
EXPORT「CONTRABAND」('84)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」にレヴューされたアルバム。

B!誌のレヴュー
「現HEARTLANDのスティーヴ・モリス(g)率いる4人組の全3作のうちの2nd。
豪快なHR曲とソフトなバラードとのメリハリが効いている。Voは適度に歪んだ
ホットな声。後にイアン・ギランのバックも務める。英国出身。」

哀愁度    ★★☆
爽快度    ★★★★☆
短3度     ★★★
キーボー度  ★☆
ハー度    ★★★★★
産業度    ★★★

「LIVING IN THE FEAR OF THE PRIVATE EYE」('86)



B!誌のレヴューを見て、あまり好みのタイプでは無いと思いスルーしていたが
3rd「LIVING IN~」が、ROCK IT RECORDSのコレクターCD-Rシリーズで
出ていたので興味を持ってLPを購入してみた。それほど期待していなかったが
産業ハードロック的な音で、とても好みの音であった。
いにしえメロらしく、B級っぽい音だし、人によっては産業というより
メロディアスな普通のハードロックと感じるかもしれない。
自分としては、これだけ産業していれば充分だし、哀愁を感じさせる曲も
あって、そこもツボであった。B!誌でレヴューされた2ndは、3rdよりも
更にハードロックに近いのだろうか? 3rdと同じ曲レベルなら聴いてみたい。

PREVIEW

2008-08-17 15:12:31 | 音楽(いにしえ・マイナーメロ/産業)
PREVIEW「PREVIEW」('83)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」の
トップ10枚にレヴューされたアルバムの中の一枚。

B!誌のレヴュー(1998年のレヴュー)
「今年、ハリー・ヘス(HAREM SCAREM)の作曲/プロデュースによるバンドFIOREで
アルバムを発表したジョン・フィオーレ(Vo)が在籍したアメリカの5人組の唯一の
アルバム。爽やか系から哀愁系まで、フックに満ちた極上の産業ロック・ナンバー
が詰め込まれた名盤。プロデューサーはキース・オルセン。メロディのクオリティ
はSURVIVORクラス。誰かが再発しなければいけない。」

哀愁度    ★★★★★
爽快度    ★★★★★
短3度     ★★★★☆
キーボー度  ★★★★☆
ハー度    ★★★★
産業度    ★★★★☆

先ず最初に思ったのが、B!誌では SURVIVORの名前を出していたけど
イメージが違うなぁということ。SURVIVORがハードポップ的な産業ロック
ならPREVIEWは、AOR本にレヴューされるようなアルバムの匂いを持った
AOR的な産業ロックという感じがした。AOR~産業ロックを好んで聴く
ような人向けの音ではないだろうか。それといかにも、いにしえメロ的な
雰囲気が漂っているので、そこでも好みが分かれそうである。

曲は全体的に良いし、ハードさ加減も好み、いにしえメロ的なKeyも好み。
しかし、自分としてはそれなりのお気に入りで止まってしまっている。
AOR的な雰囲気が微妙に合っていないのかも。
物は良いので、これから気に入る可能性はあると思う。

HARLEQUIN

2008-08-17 14:40:20 | 音楽(いにしえ・マイナーメロ/産業)
HARLEQUIN「LOVE CRIMES」('80)



B!誌の「いにしえのメロディック・ロック」に載っていたアルバム。

B!誌のレヴュー
「カナダ出身の5人組の全4作のうちの2nd。
柔和な Keyに包まれた産業ロック系から勢いのあるHRナンバーまで
いずれもポップ&キャッチーなメロディが光る。
プロデューサーはジャック・ダグラス。」

哀愁度    ★★☆
爽快度    ★★★★☆
短3度     ★★★★
キーボー度  ★★★☆
ハー度    ★★★
産業度    ★★★☆

SME再発シリーズの1枚。
ゴツゴツしたHRでは無く、全般的に柔らかい音。
チョット古臭い感じのメロディアスなハードロックなので
好みのど真ん中という音では無いけど確かに全般的に曲は良いと思う。

「ONE FALSE MOVE」('82)、「HARLEQUIN」('84)

  

3rd「ONE FALSE MOVE」は、2ndと基本路線は変わっていないように思う。
ベスト盤にも入っている「I DID IT FOR LOVE」「SUPERSTITIOUS FEELING」が好き。
4th「HARLEQUIN」は、この恥ずかしいジャケを見た瞬間(笑)自分好みの産業を
やっていそうだと思ったが、期待通りの80年代中旬頃の産業であった。
コレといった目立った曲は無いけど、地味に良い曲が揃っている。
最初は物足りないと思ったが、聴いているうちにお気に入りレベルになってきた。

個人的には、このバンドでは「4thとベスト盤の前半部分」が好み。
どのアルバムも地味に良い曲が揃っているので、好みで好きなアルバムが変わるだろう。