読書（５/３）

米澤穂信「冬期限定ボンボンショコラ事件」を読んだ。
小市民シリーズは、とても好きなシリーズなので新作が出たのは嬉しい。
しかし内容的には、かなり重い話で、自分が読みたいと思っていた小市民シリーズではなかった。

このシリーズは、日常の謎をメインとした、ほろ苦いところも少しあるけど
穏やかな雰囲気で、自分の中ではユーモア系だと思っていた。
しかし新作は、日常の謎というよりサスペンスミステリのような感じで
いつもの読後の爽快感が無かった。

読書（９/３０）

京極夏彦「鵼の碑」を読んだ。
凄く久しぶりの「百鬼夜行シリーズ」だったので
キャラクターが別人になってないか心配だったけど
相変わらずの個性的なキャラばかりで楽しく読めた。
榎木津 にもっと暴れて欲しかったなぁ。

去年あたりから、かなり久しぶりに漫画雑誌を色々読んでみて
ビッグコミックオリジナルに掲載中の「ミワさんなりすます」が
面白かったので全巻購入した。どういう結末になるのか気になる。
そしてこのテンションで最後までいけるのかも気になる。

読書（１１/２０）

本格ミステリベスト１０をみて
方丈貴恵「竜泉家の一族シリーズ」の３作を読んだ。
ＳＦ系なのか、タイムトラベルや未知の生物とか出てきたり
つまらなそうと思ったのだが、読んでみたら面白かった。
個人的には、登場人物にも魅力を感じたので楽しく読めた。
後の作品になるほど面白かった。

プロ野球はオリックスが日本一になってパリーグファンとしては嬉しかった。
このところホークスが、日本シリーズでずっと勝っていたのでパリーグ優勢だったが
最近他のチームが日本一になっていなかったので、その点でも良かった。
肝心の西武は、クライマックスシリーズに進出できただけでも、まぁ満足。
ただ貧打線だったので、球場に見に行っても盛り上がりがイマイチだった。
打線をもっと何とかして欲しい。

読書（１２/３１）

早坂吝の「AI探偵シリーズ」を読んだ。
敵対組織が西尾維新に出てくるようなキャラで魅力があったのだが
２作目で壊滅していまい、３作目は魅力のあるキャラが減って残念。
それでも最近の中では、今村昌弘の「屍人荘シリーズ」とともに
気に入っているシリーズなので今後の展開が楽しみである。

プロ野球は、オリックスがパリーグで一番優勝から遠ざかっているので頑張って欲しいと
前に書いたのだが、見事優勝してパリーグ的には良かった。ただ肝心の西武が最下位になって
１２球団で１番日本シリーズから遠ざかっている球団になってしまった。洒落にならん。(^^；
この前２年連続でリーグ優勝しているのでタイトルから遠ざかっている印象は無いのだが
そろそろ何とかして欲しい。来年は優勝して欲しいとまでは言わないから
最後までクライマックスシリーズ進出の可能性がある位置に残って欲しい。

読書（８/８）

今村昌弘「兇人邸の殺人」を読んだ。
最近読んだ中では、読後の満足度が一番高かった。
ここまで楽しく読めたのは久しぶり。

最近の本格ミステリベスト１０の中では、このシリーズが一番自分の好み。
１作目の「屍人荘の殺人」の時は、そこまでハマらなかったのだが
２作目が面白くて、今回の３作目が更に面白くなっていた気がする。
改めて１作目も読み直してみようかな。

今回は発売されているのを知らず、書店で偶然見かけて知った。
２作目が良かったから、衝動的に購入したら大当たりであった。