ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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教育費を考える(3)

2009年04月10日 | 教育全般
首都圏の私立大に昨春入学した自宅外通学の学生への仕送り額(6月の平均)は9万5700円で、昭和61年の調査開始以来、過去最低だったことが6日、東京地区私立大学教職員組合連合の調査で判明した。

仕送り額から家賃を引いた生活費は3万6000円で、平成10年の56%の低水準。一方、奨学金希望者は71%で、初めて7割を超えている。

結果によると、6月の仕送り額は8年連続で減少。家賃は月額6万円前後で推移し、生活費として残る金額は18年から4万円を割り込んでいる。

自宅外通学生の平均税込み世帯年収は915万9000円(前年比45万円減)。受験費用などの初年度にかかる費用は304万6761円で、年収の33・3%に及んだ。また、奨学金希望者は、自宅生を含む全体でも過去最高の64%に達した。

これらからして、国が教育費の見直し・充実を図らなければならないことは明白である。


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