℃-uteの3rdアルバムが発売されましたね
レコード大賞最優秀新人賞をとった勢いを加速し、Berryz工房との仲良しバトルコンサートでどう披露するのか非常に期待がかかるところですが
3rd~LOVEエスカレーション
M1.都会っ子 純情 ★☆
作詞・作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
Endless Loveや美少女心理の路線として理解できないこともないですが、すっごいダサくかんじてしまうEuro歌謡で今でも好きにはなれません
特にサビのつんくの焼き直しの煮え切らないメロディには擁護のしようがないです
M2.イメージカラー/矢島舞美・鈴木愛理 ★★☆
作詞・作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
℃-uteの中心の2人が歌う曲なのですが・・・
同じ路線で白いTOKYOという10年に一度の奇跡の名曲と比べてしまうとどうしてもいまいちに感じています
そしてこの2人の声の相性の悪さは大きな愛でもてなしてから改善されることはないようです
M3.乙女COCORO ★★☆
作詞・作曲:つんく 編曲:山崎淳
寺田さんのBeatles好きが伝わってくるような曲ですがどうも印象が薄いです
ダディドゥデドダディ!のような次元にはとてもとても・・・
栞菜や梅さんの声はいいんですけどね
M4.LALALA 幸せの歌 ★☆
作詞・作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
LAlALAはワンコーラスまでそれ以上は蛇足
以上
M5.ほめられ伸び子のテーマ ☆
作詞・作曲:つんく 編曲:鈴木Daichi秀行
As Oneのようなイントロを聴いた時点でいやな予感がしましたが・・・
このなんとも煮え切らないディスコともユーロともつかない音は無理です
M6.めぐる恋の季節 ★★★
作詞・作曲:つんく 編曲:鈴木Daichi秀行
いやぁ軽いですね音が!このアルバムのなかでテンションを上げる役割のはずのアッパーなハロプロ風スカコアチューンなのにこの軽さで全く意味をもたらさないのが残念
M7.スイーーツ→→→ライブ/岡井千聖 ★★★☆
作詞・作曲:つんく 編曲:高橋諭一
このアルバムの中では独特のグルーヴとリズムの曲で、なんかよくわからないがらも
ずっと耳から離れず気になっていたのですが偶然にも
KING CRIMSONの「Lark's Tongues in Aspic(太陽と戦慄)を思わせるイントロという情報を
猫っぽくいきまっしょいというブログで見てもう一度CRIMSONを1から聴きなおして見ると・・・
80’s Crimson じゃないですかこれは!!
<!-- King Crimson - Discipline -->
<!-- King Crimson - Frame by Frame -->
これは80年代の曲ではありませんがもろにガムランですよね
<!-- King Crimson -Shoganai -->
最後に今更ながら高橋諭一というアレンジャーはこの曲といい、次曲の桜チラリといい、私立共学といい
60s~00sまで本当に音楽の幅が広い方ですな
M8.桜チラリ ★★★☆
作詞・作曲:つんく 編曲:高橋諭一
結局このアルバムの中で愛理の声が生かされているのってメジャーデビュー曲の桜チラリだけなんですよねぇ
なんでこれが1年後LALALAになってしまったのか・・・疑問です
M9.晴れのプラチナ通り/中島早貴・萩原舞 ★★★★
作詞・作曲:つんく 編曲:平田祥一郎
晴れのプラチナ通りは70年代昭和歌謡曲風のメロディが素晴らしいというかほんとうに弱いんですよこういう泣きには
アレンジは平凡で、恋の呪縛のように劇的なドラマ性があるわけでもなく、告白の噴水広場のような沈み込むような深さと重さあるわけでもですが、そういったことを気にさせないだけのメロディの素晴らしさがあると思います
M10.ドドンガドン音頭/テンション上げ子 with ℃-ute合唱団 ★★★☆
作詞・作曲:つんく 編曲:湯浅公一
実はこのアルバムで一番好きな曲です
うそみたいと思うかもしれませんが、バックの音はなかなか本格的で氷川キヨシが歌っていてもなんの違和感もありません
そして梅さん!いい声してますねぇ第二のゆきどんとしてがんばれ!!
リl|*´∀`l|>ただ何度も聴く曲じゃないんだよね
1.LALALA 幸せの歌 (Live Ver.) Hello!Project 2008 Winter ~決定!ハロ☆プロ アワード '08~
2.LALALA 幸せの歌 (梅田えりか Close-up Live Ver.)
3.LALALA 幸せの歌 (矢島舞美 Close-up Live Ver.)
4.LALALA 幸せの歌 (中島早貴 Close-up Live Ver.)
5.LALALA 幸せの歌 (鈴木愛理 Close-up Live Ver.)
6.LALALA 幸せの歌 (岡井千聖 Close-up Live Ver.)
7.LALALA 幸せの歌 (萩原舞 Close-up Live Ver.)
8.LALALA 幸せの歌 (有原栞菜 Close-up Live Ver.)
http://tvstation.jp/special/artist/morning/cute.html
総評:★★☆
ということで前評判の悪さから全く期待していなかったのですが、後半は決してそれほど悪くないできだと思います
ただ致命的に軽いプロダクションと全体を通しての緊張感のなさからくる退屈感は結局℃-uteってロックもポップも出来る現代のアイドルユニットとしての最高峰でもなんでもなくて普通のアイドルなのねという感じで残念の一言です
悪い点にだけ目を向けるのではなくよい点についても目を向けてみると、ある意味アイドル・ポップスとしてはまっとうなポップな耳障りのよい心地よさを今回は重視したのかなという感じでDream TheaterでいえばFalling into Infinityのようなアルバムであるのかもしれません
次回作はMetropolis Pt.2のような完全無欠のコンセプトアルバムを期待したいところです