D.ラッセルがコンサートで弾いていた楽器は
マティアス・ダマンのギターでした。
とても豊かな音量で甘く優しくささやきかけてくるようなハートに響く印象。
クープランの神秘のバリケードがプログラムにあったので実はこの曲が一番楽しみにしていました。
ジョン・ウィリアムズのギターで今も耳に残っている演奏、彼がどのように弾かれるのかとても楽しみだったのです。
さら~と思っていたよりも少し速いめかなと。。深い部分がナチュラルに届きます。
右手は殆ど動かず。しかも音色の変化があってあの指先は一体どうなっているのだろうと感心大でした。
実際にはしなやかそうな(どちらかと言えば女性的な)手でi爪カーブ右側は思ったよりも高くありました。
m爪カーブはiほどでもなかったような。。
大きな会場でも十分なギターを目の前で生でどうしても聴きたくなり7日(日)のミューズ音楽館でのマスタークラス聴講が急に行きたくなりました。
前夜(と言うよりも日付が変わってから)帰宅してまた朝から名古屋へ、ギター愛好家と言うよりも先に主婦の顔があるはずなのでさすがに躊躇っていました。
でも行きたい!あの音にワンフレーズでもいいのでもう一度ハートを温めてもらいたい!そんな思いでした。
『行っておいで!行くべきだ!』主人の一言に押されて、『ヨッシャ~、もう一度会いに行って来る!』と決めて準備し始めていました。
んがぁ・・・、1本の電話で断念。
来月頼まれていた(?)催し物・・実は日程が不確かで保留状態でした・・の正式依頼。
って私ってそんな弾いてないので急なお話は受けれませんって。。(笑)
でも高齢な恩師からのお話ですので何とか形をつけて参加しないといけないのでこちらの打ち合わせが最優先となりご協力いただくT氏に連絡を取ったところこの日の午後に・・とトントンと運びました。。
前向きに進めなければならないことは何でもトントンと進めないと勢いが止まってしまいますからね。
それで何の予約もしていないことだしダマンとの再会は終わってしまったと言うことでした。
勿論、ラッセル氏のあの笑顔にも会いたかったんですけどね。。
またの機会はあるでしょう。。
再来日、再来名を心よりお待ちしています。