with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第38話《オランダ特有のお家って?》

2023年02月26日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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ホテルにチェックインしようとして目の前の光景に驚き

その光景とはカウンター脇の階段

「狭くて急だ~

「これって公園の滑り台の階段だよね

スーツケースを持って上がるんですよ ほとんど真上じゃないですかあ。

幅もすれ違うのもやっと位の幅しかないですよ。

上がる時はまだいいですよ。下りる時はどうするのよ~

スーツケースを持ってこの階段を下りるなんて無理でしょ


確か予約の時「オランダ特有の建物で階段が急」と注釈がありました。

「これかあ・・・」



オランダでは「家の間口の幅で税金が決められた」歴史で学習したことがあったかも。

「だからなんだあ。みんな道路に面している家の横幅が凄く狭いのって

写真でも見たことありますよね。間口が狭くて上に高い色とりどりの家。

そんな縦に細長い家々が運河沿いに並んでいるアムステルダム市街の写真。

「これだったんだ みんなこういうお家で暮らしているんだ。」

「階段で足を踏み外しちゃわないのかなあ

驚いている私を見て、ホテルの方がスースケースを持って上がってくださいました。

「逞しい

スーツケースを両手で提げて後ろ向きに階段を上って行くんです。

バックで上がるんです

すれ違うのも難しい幅しかないですからね。


そして案内されたお部屋は一人でダブルベッドのお部屋。

大きなベッドに広い空間。とても華やかな花柄のベッドカバー。

まるでヨーロッパのご家庭にお泊まりするって感じ

ホテルらしくないお部屋です。

これこそがアムステルダムの昔ながらの家を利用したプティホテルなんですね。

ここで旅の疲れを癒せる幸せを感じながら、

「さあ、最初の観光予定地へ出発

アンネフランクの隠れ家を目指しましょ

 

 

 

 

続く

 


第37話《鉄道で移動と違法タクシーとホテルにチェックイン》

2023年02月26日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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電光掲示板を確認してホームに降ります。

スーツケースを引いての移動だからちょっと大変。でも電車はたくさんあるよ

「焦らない、焦らない

ホームでもまた電光掲示板を確認。この電光掲示板は日本ほどは正しくないらしい。

ネットの口コミでそんなことも見つけました

「日本の鉄道では疑うことないよね


必ず電車の行き先表示を見た方が良いらしいですよ。

でも走っている電車がホームに入って来た時、行き先を確認出来る自信なんてないです

「よし」周りをキョロキョロ

そして現地で暮らしているらしい人に声をかけてみます。

「次の電車はアムステルダム中央駅に行きますか

頷いてくれたからバッチリね

あっ こんなにまともな英会話じゃないですよ。

「中央駅へ行きたい・・・次の列車でOK」ってな感じで言ってみれば伝わるはず




しばらくすると黄色い電車。

「車両に大きく『1』とか『2』とか書いてある

「これは知らなかった

「どこに乗車したらいいの

「そんな短い停車時間に誰かに質問なんてしてられない

「『2』なら大丈夫でしょ

「一等車とか二等車の意味だよ。きっと」これは想像通りだったみたいです。

一等車と二等車が交互にあるから、日本のグリーン車とはイメージが全然違いますね。


発車して15分程でもうアムステルダム中央駅に到着。

たしか東京駅ってこの駅がお手本だったんだよね。

駅構内は表示に沿って歩くだけ。

トラムの駅がある方の外へ出ると目の前は運河

トラムやタクシーがかなりゴチャゴチャと行き来してる賑やかな駅前です。

「OV-chipkaart」も購入したからトラムに乗車出来るけど、スーツケースも引いてる。

「ここはタクシーに乗っちゃえ


なんかタクシーも日本のように整列して順番にお客さんを待っていない。

でも習慣というか列の前方の車のドライバーにホテルの地図と名前の印刷物を見せるよ。

ドライバーはスーツケースをトランクに入れながら「20ユーロ」って言ってる。

「あれ

「メーターじゃないの

「ちょっと高いかなあ

少し疑問を感じたけれど了解して乗せて頂くことにしました。

こう言う時には交渉出来ないのが英会話力の無さの問題ですよね。


ホテルに到着して20ユーロと1ユーロのチップを渡すと、

トライバーのお兄さんは20ユーロだけ受け取って、チップの1ユーロは返してくれたよ

「良い人だなあ

「ダンキュウェル」

オランダ語で「ありがとう」って言ってみました


後で知ったことですけれど、

オランダではメーターを使わないタクシーは禁じられているそうです。

最近は多くて取り締まりも厳しくなってるそうです。

本当はホテルまでは15ユーロ位の距離らしい

中央駅前にたくさん停車しているタクシーに乗ってそれじゃ、旅行者には分らないよね。

「これも皆さんへの情報になるか


今回の旅で宿泊するアムステルダムのホテルは、ご家族で経営してる小さなホテル。

しかも日本人のご家族が経営しているから日本語で大丈夫。

このホテルのうわさを目にして随分探しました。

「このホテルに宿泊したい

こうしてやっと予約出来たホテルなんです。

そのお話は前半の「第5~7話」のところで書かせて頂いてますね。


ドアを開けると女性の方が日本語で迎えてくださいました。

やっぱり日本語で迎えて頂けるとホッとしますね。

私は日本からのお土産の和菓子をお渡しして、奥にいらしたお父様やお母様ともご挨拶。

春のヨーロッパ旅行ならどうしても叶えたかったオランダへの旅。

「さあ始まりましたよ~

 

 

 

 

続く

 


第36話《鉄道に乗ってアムステルダム中央駅だよ!》

2023年02月26日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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アムステルダムに向かう鉄道の駅に向かって歩いていると、途中インフォメーションの「i」マーク。



「よし ここで聞いてみよう

なんと二軒並んであります。

悩んでも仕方ないからまずこちら側のカウンターの女性に尋ねましょ

オランダも英語が通じる国だからちょっと安心。

日本で印刷してきた「OV-chipkaart」の説明書きを見せて、

「これが欲しい」

言ってみると、カウンターの女性は隣を指して何か言ってます。

「つまり隣で買いなさいってことね


こんどは隣の旅行カウンターに行って同じことを言ってみましたよ。

「ここにもないみたい」

それ以外には何を私に言っているのか分らない

でも、「空港で買える」ってことは調べてあるんですよ

「駅のカウンターに行ってみよう

ホテルにチェックインしたらすぐにトラムに乗って移動したいんだもの


凄く広い駅構内を見渡してカウンターを探します。端の方に見つけることが出来ました

カウンターのおじさんにも同じように印刷物を見せて、「これが欲しい」って言ってみると・・・

「良かった

おじさんは頷いてくれました。

「よし

すぐにユーロのお札を渡します。

チャージして欲しい金額もこのお札で理解してもらえるでしょ。

「こんな風に印刷物を利用するとコミュニケーションも簡単だよ


ついでにアムステルダム中央駅行きの切符もお願いしなきゃ

だっていきなり自動販売機は自信ないしね。

「アムステルダムセントラル、One Way Please」でこれも購入出来ましたよ。

これで伝えられるのだから心配いらないですよ~

チケット類の購入で空港でしなくちゃいけないことは完ぺき
 
「アムステルダム中央駅行きの列車は何番ホーム

電光掲示板で調べて乗車したら目的地は終点。これも心配ないよね。

 

 

 

 

続く