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もし空港へ行ったとしても会話が出来ない私。
だから行っても何も出来ないよね。
「ホテルでニュースを確かめられないの」
「英語だからそれも無理だよ」
「あっ そうだ」
確か海外旅行保険に付帯サービスで『通訳』ってのがあった
「保険証書・・・保険証書・・・」
「これだ」
証書には思った通り「通訳のサービス」をしてくれることが書かれてるよ
でも、このサービスはどの時点でお願いしたらいいんだろう。
だって日本を出発前、噴火の影響でフライトのキャンセルが続いた時なんか、
KLMのコールセンターは全く電話が通じなかったじゃない
だからこういう時って保険会社のコールセンターだって混んじゃっているんじゃないの
それにどこのコールセンターに電話をかけるんだろう。
「日本 それともイングランドにいるからロンドン」
いざ利用しようとすると迷うことも多いなあ。
でも、これでめげちゃう私じゃないですよ もう皆さんは御存じですよね
「まず、ロンドンへ電話してみよう」
「そうだよ~そうしたら携帯電話に『発信記録』が残るじゃない」
「空港へ行ってからも電話をし易いよ。」
「我ながら素晴らしいアイデア」
私ってアクシデント強くなってきたみたいだ
ドキドキしながら電話番号を押します。
「大丈夫 ロンドンだけど日本語のはず」
「もしもし・・・」
「日本語だ~」
ホッとしたところで今朝のニュースの話をします。
「あれ 保険会社の方は呑気に噴火のニュースを知らないよ。」
「がっかり」
飛行機は飛んでいるんだから良かったけれど。
これから空港へ行って、そこでフライトがキャンセルになっていたら、再び電話をするというお話をして電話を切りました。
「使えるよねえ」
海外旅行保険って突然の病気や怪我をした時だけじゃないんだね。
でも、加入するときにちゃんと調べよう
サービス内容は保険会社によって違うからね。
これで何とか落ち着いて空港へ向うことが出来ます。
続く