with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第24話《前半のスタートですよ!》

2023年02月19日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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スカパーで聞きなれた音楽と共に選手は握手。

その後聞こえてきました

♪ You'll Never Walk Alone ♪

「アンフィールドでまた聞くことが出来たなんて」 もうウルウルです


試合開始のホィッスルが響きました

リヴァプールはマスチェラーノがグレンジョンソンのところに入って、ルーカスとジェラードが並んでいるみたい。

カイトがフォワード

チェルシーの前線にはドログバとアネルカ、カルーもいるよ 。

「やっぱり手強そう・・・」

キャラガー、キルギアコス、それにアッガーとマスチェラーノ

頼んだよ~

なんてお願いしていたら、いきなりランパードのシュート

今度はマスチェラーノに押されてカルーがボックス内で倒れた~

「ふう~

ペナルティじゃなかった~。




もう、いきなりチェルシーに押されていて、リヴァプールは中々自分たちの時間が作れない。

ドログバが治療中。

「大丈夫

「イイエ そんな心配してる場合じゃない

アネルカ シュート


やっとジェラードからアクイラーニにボールが出て、アクイラーニがシュート

「惜しい

狙ったみたいだけどあとちょっと

カルーのボールをキャラガーがインターセプト

「でも続かない・・・」


アクイラーニからアッガーへ アッガーがドリブルで上がって・・・

「ワクワク

「取られちゃった~

アクイラーニからマキシロドリゲス、そしてマスチェラーノへ・・・

「きゃあ 頼みますよ

でもマスチェラーノのクロスはあっちの方へ


ベナユンがドリブルしてもカルーがチェック

マスチェラーノがファウル

「ヤバ ランパードがフリーキックだ~

レイナがキャッチ

すぐにカイトからベナユンへ シュート


ランパードからドログバ、

そしてマルダがハイキックしてマスチェラーノが倒れる

こんどはマキシロドリゲスからアクイラーニへ・・・

アクイラーニがディフェンスラインを抜け出してイバノビッチにペナルティエリアで倒される

「ペナルティキックじゃないんだ~」

 

 

 

 

続く

 


第23話《今回の試合にはマンUの優勝が!!!》

2023年02月19日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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無事チケットに書かれているシートに着席です。

もしリヴァプールが、今日の試合の相手チェルシーに勝利すると、

「ナント

マンチェスターユナイテッドのリーグ優勝をアシストしてしまうことに

現在、

マンチェスターユナイテッドはリヴァプールの優勝回数と並んでいるんですよね。

リヴァプールの選手やサポーターの気持ちは微妙


シーズンも終わりに近づくと、

こうして色々なランキングが絡んでくる試合を観戦する可能性がありますよね。

シーズン始め、この試合を観戦するって決めた時には、前のシーズンが2位だったので、

「この試合に勝ってリーグ優勝が決まるかも」なんて夢を描いちゃったりして

「なのに・・・


「あっ 選手がピッチに出てきた



ウォーミングアップが始まりましたよ

最初にレイナが走ってゴールネットのところへ。

「わぁ レイナ~

ジェラード、カイト、マスチェラーノ、ベナユン、アクイラーニもいます。

トーレスとグレンジョンソンが怪我なのは残念


チェルシーはランパード、バラック、テリー、ドログバ、etc・・・

嬉しかったのはパウロフェレイラ 

イケ面好きな私にとってはもちろん好きな選手

チェルシーは優勝がかかっているし、メンバーが揃っていますねえ。

Aコール、マルダ、カルー 相変わらず手ごわそう


このメンバー相手に

マンチェスターユナイテッドの優勝のことなんか考えてられないよね。

「頼みますよ~

何だかまだウォーミングアップって言うのに気合いが入ってしまいます。

そして選手は一旦さがって、

いよいよバークレイズプレミアリーグ37節が始まります。

 

 

 

 

続く

 


第22話《いよいよスタジアムへ!の前に・・・》

2023年02月19日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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「さあ、待ちに待った試合」の前のパブです

「すみません

期待させてしまいました。 でも、私が行きたかったところなんですよ。

アンフィールドの周りにあるパブ

一人で訪ねて来た時には入る勇気もなかったパブ

今回は凄く楽しみにしていたことの一つです




クラブの方の後をついて中に入ると

「凄い

人がぎっしりです 歩く隙間なんてありません 

小さな私なんか周りが見えません

壁も天井もユニホームやフラッグで一杯貼られてないのは窓だけ

ユニホームを着たサポーター達が大きなジョッキでゴクゴクとビールを飲んでいます

もう楽しそうに笑顔が一杯

会話もはずんで、パブの中は大きな声が飛び交っています。

でもやっぱりみんなビールを飲んでま~す

結局私ったらカウンターまで辿り着けず・・・

でも、このパブの雰囲気を味わえたから希望は叶いました


そしてお酒も少し入ったところでスタジアムですね。

今回、

サポーターズクラブに割り当てられたチケットはKOPとメインスタンド側のサイドライン。

もちろんサポーターなら希望の席はKOP

それが当たり前なのでしょうけれど、私は試合が見やすいのと、

写真がゆっくり撮れる方が良いのでサイドラインを希望。


一人、キャンセルがあったのでサイドラインに2名分の席がありました。

何だかゆったり出来ちゃう感じで申し訳ないみたい。

クラブの方々はもちろんKOPで観戦。

ここで一時お別れして私はメインスタンドの入口の方へ向かいます。

さあ、試合の時間が迫っていますよ~

 

 

 

 

続く

 


第21話《試合前の過ごし方》

2023年02月19日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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アンフィールド観戦に慣れたサポーターさん達はどうやって過ごすのか。

とても知りたいですよね

クラブの方は、まずはスタジアムのお向かいにある狭いお家に入りました。

狭くて、グッズが並べられている。

スタジアムにオフィシャルショップもあるし

「ここって何だろう


オフィシャルショップとは違い、サポーターの運営らしいですよ

中にはヒルズボロの悲劇の被害者の方への募金箱なんかがあります。

サポーターの方々の温かさはやっぱり素晴らしいですよね。

やっぱり「世界一」って言われるリヴァプールのサポーター。

優しさに溢れています

少しですけれど、私も一サポーターとして寄付をさせて頂きました

以前よりもちょっぴりサポーターとしての自覚を感じた瞬間でした


そして皆さんとスタジアムに沿って散策。アンフィールドロードを歩きます。

バス通り程の賑わいはないけれど、屋台のようなお店が出店していたり、

アウェイチームのサポーターの入口もありましたよ

今回はチェルシー戦です。

入口には「WELCOME CHELSEA FANS」

「わあっ」 

「やっぱりリヴァプールねえアウェイサポーターにだって優しい


そしてもちろんシャンクリー門へ たくさんの方が手を合わせています。

アンフィールドを訪れたら忘れてはいけない場所ですね。

今でもこうしてたくさんの花束が供えられている。



「決して忘れてはならない

「風化させてはならない

そんな思いを改めて抱きました

人々は何かがある度にそう言って訴えます。

それでも忘れられてしまう過去の悲劇はたくさんあります。

ここはこうして今も美しい花で一杯。

リヴァプールの人々の思いを感じることが出来ます。

言葉はたとえ通じなくても伝わるはず

私もそっと手を合わせました

 

 

 

 

続く