北岳～間ノ岳テント泊 2018夏

7/31から一泊二日で北岳～間ノ岳登山へ出掛けた。
芦安駐車場に車を停めて、5：30発のバスで広河原へ向かう。
広河原からは、綺麗に北岳が見えていた。
一昨年、北岳に訪れた時は雲に隠れてた事を思い出す。
今年は天気を期待できそうだ・・。



数日前の台風の影響もあるのか、
大樺沢に勢いがあった。



登り始めて約2時間弱で二俣分岐に到着。
今回のルートは、この二俣から八本歯のコル経由にて北岳山荘で
幕営を予定しているので、
気温も高かったし、ゆっくりと休憩もしたし体力温存にここまでゆっくり歩いてきた。
ここまでは順調だった・・・。



ちょうどこの辺りから、体がバテバテになっていた頃だな。
猛暑日が予想されたので、適度に水分補給はしていたし、
いつも以上に持参していたけど、結果足りなかった。
途中の沢、ダメだと分かっていたけど、たまらずガブ飲みしてた。



散々疲れ切った体力に、ダメ押しするかのように
今度は階段が始まる。



休み休みでゆっくりと登る八本歯コルでの登山道。
振り返ると、二俣の分岐や広河原が雲で隠れそうだ。



バテバテで八本歯のコルに到着。
時刻はちょうど正午。広河原からここまで5時間半。
だいぶゆっくり歩いて、途中昼食休憩もしてるからCT通りだね。



ここからは稜線歩きだ。
雲の動きが激しくて、晴れた時の眺望に疲れが少しだけ癒される。




北岳山荘への分岐を過ぎると、
登山道には多くの花が咲いている。
今年は気温が高く、高山植物の開花が早くて、
もうこの時期、高山植物の多くが枯れているなんて言われていたけど、
この辺りは、これぞ北岳！というくらい綺麗に咲いていた。



北岳山荘への稜線下トラバースルートで自撮り。
事前の計画では、初日に余裕があれば北岳登頂も考えていたけど、
八本歯でバッサリ削られた体力に、安全を期して北岳山荘へ向かっている。
ようやく、この辺りでバテバテだった体力もだいぶ回復して余裕が出来てきたころ。



まあ、しかし気を許すと危険なトラバースルート。
ゆっくりと足元みて歩く。



北岳山荘が雲の隙間から見えてきた。




登山道の足元には依然として目を潤す花々が続く。




折角の稜線歩きも雲に覆われてきた。
間ノ岳どころか、山荘も見えなくなっちゃった。




ようやく北岳山荘に到着。
この日は平日にもかかわらず、あとからもテン泊者が多かった。
気付くと富士山が雲の隙間から見え隠れしていた。



幕営して、だいぶゆっくりした後から稜線を散歩してみる。
間ノ岳はすっかり雲に隠れちゃったかな。



こちらの雄大な北岳。



テント場に戻り、ビール片手に夕食の準備。
疲労困憊の体に、翌日の間ノ岳へのアタックもあり早々と就寝する。