
雨も上がってきて少しずつ雲の隙間から日が差し込むようになってきた。
今回は雨の中、新地平から出発した。雨のリスクを考えたら初日の移動時間を
短くして広瀬から登って下山に新地平の方がよかったのだろうが、
何よりも中央道の渋滞を避ける行程にしたことで、奥秩父らしい登山道を味わえた。

雁坂小屋への分岐。
時刻は午後3時前。予定通りのCTで小屋に到着できそうだ。

この日は新地平から雁峠までの登山道では下山する登山者に数名あったが、
雁峠から雁坂小屋までは一切誰とも合わない静かな登山道だった。

雁坂小屋に到着。
雁峠から約2時間半。出発の新地平から6時間半。
小屋のご主人が「お疲れさま」と声かけて出迎えてくれた。
雁峠で体験した雨と強風には、正直心折れそうになってたけど
ご主人の暖かい言葉にホッとする。
テントの受付をしようとすると、張ってからでイイよ!
と言ってくれたで、早速テン場へ向かう。
テン場には既に4張り、そして小屋泊まり登山者も数組いて
登山道は静かだったのに、小屋は賑わっていることにビックリ。

これが雁坂小屋噂の便所国道。
登山通路に便所が建てられている。とりあえず記念に一枚。

テント幕営料800円と缶ビール代500円を払い、
雨と汗で濡れた服を着替えて暖をとり、テント前で山並みを眺めながら
持ってきた缶詰のつまみで一杯。まさに至福の時。
陽が山に落ちていく様をのんびりとテント場から眺める。
予報通り晴れた空は、夜になって綺麗な星空になった。
あっ、流れ星。

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