さくらと狂気 2005-04-12 | 日常 東京では、ちょっと散歩するだけで、桜の樹に出会える。 桜の淡いピンク色。 優しい色だけど、どこか恐ろしい。 坂口安吾の小説「桜の森の満開の下」は、 どこか恐ろしい桜の魅力を書いたお話。 桜には艶かしい魔力が秘められている。 美しいものは時に、残酷な表情を覗かせる。 空から舞い落ちる桜の花びらを見つめながら、 「桜の森の満開の下」の桜を想像した。 « ゴッホ天才の挑戦 | トップ | 桜と樹 »