モチ
2013-05-10 | 書籍
「モチよ」
「もちろんよ」
最近、この言葉って使われているのだろうか。
もう、若者言葉として廃れたのだろうか?
でも、廃れてもおかしくない歴史的な言葉であることを知ってしまったのだ。
太宰治の『人間失格』に書かれていて驚いた。
集英社文庫の『人間失格』124ページに
処女のにおいがするヨシちゃんとの会話で
以下引用
「きっと、やめる。やめたら、ヨシちゃん、僕のお嫁になってくれるかい?」
しかし、お嫁の件は冗談でした。
「モチよ。」
モチとは、「もちろん」の略語でした。モボだの、モガだの、その頃いろんな略語がはやっていました。
↑
ここまで引用
時代は移り変わり繰り返されるのね。とこの部分を読んで、不思議な感じになりました。
『日本語俗語辞書』のもちの項にも昭和初期から使われている言葉とされています。
今度「モチ!!」と使っている人を見たら、「昭和だねぇ〜」とチャカしながら、うんちくを垂れてみるのもいいかもしれません。
きっと、嫌われることでしょう(笑)
「もちろんよ」
最近、この言葉って使われているのだろうか。
もう、若者言葉として廃れたのだろうか?
でも、廃れてもおかしくない歴史的な言葉であることを知ってしまったのだ。
太宰治の『人間失格』に書かれていて驚いた。
集英社文庫の『人間失格』124ページに
処女のにおいがするヨシちゃんとの会話で
以下引用
「きっと、やめる。やめたら、ヨシちゃん、僕のお嫁になってくれるかい?」
しかし、お嫁の件は冗談でした。
「モチよ。」
モチとは、「もちろん」の略語でした。モボだの、モガだの、その頃いろんな略語がはやっていました。
↑
ここまで引用
時代は移り変わり繰り返されるのね。とこの部分を読んで、不思議な感じになりました。
『日本語俗語辞書』のもちの項にも昭和初期から使われている言葉とされています。
今度「モチ!!」と使っている人を見たら、「昭和だねぇ〜」とチャカしながら、うんちくを垂れてみるのもいいかもしれません。
きっと、嫌われることでしょう(笑)