Whats Up Matsui?
松井秀喜 ヤンキース
のちょっとオタクな?
大リーグブログです。
★帰宅後元気次第更新★
 



  松井稼頭央のトレード発表で気になる点が一つある。それはメッツを代表してプレス発表に望んだのがGMアシスタントのJohn RiccoでGMのOmar Minayaでなかった点だ。通常トレード時には必ずOmar Minayaがプレスを相手する。オフのCarlos Delgado、Paul Lo DucaやDuaner Sanchezのトレードの時もOmar Minayaが発表した。なぜ松井稼頭央のトレードはGMアシスタントのJohn Riccoが対応したのか?

  昨今、東地区を独走するメッツに対してファンたちは応援に必死で、ブーイングする暇はあまりない。2006年シーズン序盤戦は、Victor Zambrano・Jorge Julio・松井稼頭央がブーイング御三家だった。Victor Zambranoは右肘の故障で今季絶望。Jorge JulioはOrlando Hernandezトレードで放出。ファンのブーイング対象は松井稼頭央ただ一人が残っていた。

  Omar Minayaは過大なパブリシティーを呼び起こすチャラチャラした選手が嫌いだ。今季オフ、メディア露出度が高い奥さんを持つKris Bensonを放出したのはその表れである。松井稼頭央もメッツに入団した時、市長のBloombergに迎えられ、200人のメディアを引き付けた。この記者会見を当時記者らは「野球選手じゃなくてロックスターが日本からやってきた」と皮肉った。

  Kris Bensonも松井稼頭央同様なかなか貰い手が見つからず、オリオールズとのJorge Julioトレードでは、サラリーダンピングと報道された。松井稼頭央の場合はさらにひどく、サラリーを負担してまで放出した。しかし、タダで放出するのではなく、一応トレードというかたちで決着を付けた。

  補強策が全く勝ち星に結び付かなかった前GM、Jim Duquetteは評判が悪かった。そのためOmar MinayaがGMに就任した時、Jim Duquetteが獲得した全選手を放出するのでは、という噂があった。ここ2年間で随分選手が代わった。いたずらにメディアを刺激しないOmar Minaya好みの優等生を集めた。そして松井稼頭央のトレードで前GM体制の色が濃い選手がいなくなった。ニューヨーク・メディアが前GM、Jim Duquetteをバッシングしないために配慮したプレス発表だったような感じがする。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


« 松井稼頭央の... 松井稼頭央の... »
 
コメント
 
 
 
コメント (speaker)
2006-06-19 18:41:47
そういえば、新庄も別の意味で過大なパブリシティーを呼び起こす選手だったな・・・

Minayaだったら最初から獲らなかったろうけど。
 
 
 
speakersさん (whatsupmatsui)
2006-06-21 23:01:58
コメントどうも。

そうですね。新庄の方が一軍登録されている期間は松井よりもメディアに相手にされることが多かったかもしれません。



今振り返ると、3Aと行ったり着たりでしたが、新庄の方が守備に関しては評価が高かったですね。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。