池田信夫氏がブログで携帯電話の危険性について触れていたので紹介します。
携帯電磁波の人体影響
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51727192.html
(以下、転載)
きのう孫正義氏に初めて携帯の電磁波問題について答えていただいた。自社に不利な情報についてもちゃんとコメントするのは立派だと思うが、全体像をご存じないようなので、本書を紹介しておこう。
中西準子氏も指摘するように、電磁波の健康への影響は昔から多くの研究者が報告してきたが、日本のマスコミは無視してきた。携帯電話会社は、電力会社を上回る大スポンサーだからである。しかしWHOが携帯電話を発癌物質に指定して、本書にある多くの調査結果が世界のメディアで紹介されるようになった。
○スウェーデンのカロリンスカ研究所は「10年以上の携帯電話利用者は聴神経の腫瘍を発症するリスクが3.9倍になる」と発表した。
○テルアビブ大学は、長期の携帯電話利用によって耳下腺腫瘍の発症率は1.5倍になるという調査結果を出し、米上院の公聴会でも発表した。
○2008年にはイギリス王立協会で電磁波と健康についての国際会議が開かれ、20代では神経膠腫の発症率が5倍になるという調査結果が発表された。
○オハイオ州の医療チームの調査では、携帯電話は男性の精子にも影響を及ぼし、生殖機能を低下させる。
○フランスの国立応用科学院の調査によれば、携帯電話の基地局から300m以内に住む人に頭痛や吐き気などの症状が出ている。
他にも多くの調査結果や症例があげられている。WHOの判断はこれらの調査を総合して出したものであり、携帯電話の電磁波が健康に影響を及ぼすことは、少なくとも微量放射線の影響よりは科学的に確かな事実である。したがって20mSvの放射線の影響(発癌率の有意な増加は認められない)に大騒ぎする孫氏が、脳腫瘍の発症率を有意に増やす携帯電話のリスクを否定するのは、ダブル・スタンダードである。
私は、ソフトバンクが携帯電話をやめろといっているのではない。逆である。原発から出るガンマ線も携帯から出るのも電磁波であり、リスクはゼロではない。前者だけを誇大に騒いで「人命を守るためには何兆円コストをかけてもいい」などというのは、リスクを減らす社会的コストを考えない極論である。携帯電話も原発も、リスクを管理して使うしかないのだ。
(転載終わり)
しごく真っ当な意見です。
危険性のあるものについては、リスクを告知して使用者に自己防衛して
もらうしかない。
何でもかんでも「安全です。」「国の検査通ったから安全です。」
ではない。
原発と電磁波の問題の根本は一緒です。
○企業寄りの国の姿勢
○利益を追求して不当な情報はスポンサーという立場を使って
マスメディアに流させない企業
○企業からお金をもらって研究し、企業に都合の良い結果を導き出す学者
携帯電話の電磁波の簡単な防護方法なんていくらでもある。
イヤホンマイクもかなり効果があるしね。
子供と携帯電話
http://blogs.yahoo.co.jp/ht_sue/27894643.html
私がやっているのは、次の3点だけ。
○寝る時に携帯を枕元に置かない。
○こちらから電話を掛ける際は、相手が通話口に出たのを確認してから
耳をあてる。(掛かるまでの間の電磁波が非常に強いので。)
○長時間話をしない。
完璧では無いけど、携帯は便利だから使いたいので、ずぼらな私でも
できる簡単な防護方法だけ取っている。
それにしても、原発問題が一段落したら次に攻められるのはソフトバンク
(携帯電話会社)でしょうね。
携帯電磁波の人体影響
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51727192.html
(以下、転載)
きのう孫正義氏に初めて携帯の電磁波問題について答えていただいた。自社に不利な情報についてもちゃんとコメントするのは立派だと思うが、全体像をご存じないようなので、本書を紹介しておこう。
中西準子氏も指摘するように、電磁波の健康への影響は昔から多くの研究者が報告してきたが、日本のマスコミは無視してきた。携帯電話会社は、電力会社を上回る大スポンサーだからである。しかしWHOが携帯電話を発癌物質に指定して、本書にある多くの調査結果が世界のメディアで紹介されるようになった。
○スウェーデンのカロリンスカ研究所は「10年以上の携帯電話利用者は聴神経の腫瘍を発症するリスクが3.9倍になる」と発表した。
○テルアビブ大学は、長期の携帯電話利用によって耳下腺腫瘍の発症率は1.5倍になるという調査結果を出し、米上院の公聴会でも発表した。
○2008年にはイギリス王立協会で電磁波と健康についての国際会議が開かれ、20代では神経膠腫の発症率が5倍になるという調査結果が発表された。
○オハイオ州の医療チームの調査では、携帯電話は男性の精子にも影響を及ぼし、生殖機能を低下させる。
○フランスの国立応用科学院の調査によれば、携帯電話の基地局から300m以内に住む人に頭痛や吐き気などの症状が出ている。
他にも多くの調査結果や症例があげられている。WHOの判断はこれらの調査を総合して出したものであり、携帯電話の電磁波が健康に影響を及ぼすことは、少なくとも微量放射線の影響よりは科学的に確かな事実である。したがって20mSvの放射線の影響(発癌率の有意な増加は認められない)に大騒ぎする孫氏が、脳腫瘍の発症率を有意に増やす携帯電話のリスクを否定するのは、ダブル・スタンダードである。
私は、ソフトバンクが携帯電話をやめろといっているのではない。逆である。原発から出るガンマ線も携帯から出るのも電磁波であり、リスクはゼロではない。前者だけを誇大に騒いで「人命を守るためには何兆円コストをかけてもいい」などというのは、リスクを減らす社会的コストを考えない極論である。携帯電話も原発も、リスクを管理して使うしかないのだ。
(転載終わり)
しごく真っ当な意見です。
危険性のあるものについては、リスクを告知して使用者に自己防衛して
もらうしかない。
何でもかんでも「安全です。」「国の検査通ったから安全です。」
ではない。
原発と電磁波の問題の根本は一緒です。
○企業寄りの国の姿勢
○利益を追求して不当な情報はスポンサーという立場を使って
マスメディアに流させない企業
○企業からお金をもらって研究し、企業に都合の良い結果を導き出す学者
携帯電話の電磁波の簡単な防護方法なんていくらでもある。
イヤホンマイクもかなり効果があるしね。
子供と携帯電話
http://blogs.yahoo.co.jp/ht_sue/27894643.html
私がやっているのは、次の3点だけ。
○寝る時に携帯を枕元に置かない。
○こちらから電話を掛ける際は、相手が通話口に出たのを確認してから
耳をあてる。(掛かるまでの間の電磁波が非常に強いので。)
○長時間話をしない。
完璧では無いけど、携帯は便利だから使いたいので、ずぼらな私でも
できる簡単な防護方法だけ取っている。
それにしても、原発問題が一段落したら次に攻められるのはソフトバンク
(携帯電話会社)でしょうね。