おはようございます。株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
①迷惑をかけちゃいけない・・・という想い1
病棟では例えば針が刺せなかったりしても同僚にヘルプしてすぐに対応がしてもらえますが、訪問だと誰かに足を運んでもらわないといけないわけで、うまくいかなかったときの「申し訳なさ」を強く感じやすいようです。
高齢で脱水などでなかなか針刺しが難しくても静注指定の場合があったりすると結構大変です。
先生が「皮下でも可」と指示して頂いて助かることもしばしばです。
ここは他のスタッフも経験しますのでお互い様のことなんですが、「訪問」「チームで動く」業務形態だからこそのストレスなんだと思います。
②迷惑をかけちゃいけない・・・という想い2
例えば熱発。「これは様子見で」と「これは緊急」は比較的判断つきやすいかと思いますが、その間の「すぐに受診させた方が良い」「明日受診させた方が良い」などの判断には正直迷うかと思います。
迷ったら「すぐ受診を促す」で基本良いと思っていますが、一人で行けない場合は介護タクシーなどの手配をケアマネさんに頼むことになるので意外と調整が大変だったりします。
訪問看護師としてはリスク回避で受診行動を促したいんですが、病院側から「なんで受診させたの?」感を感じることがあり、看護師に不要不急の受診のフィルターをかけて欲しいような印象を受けることがあります。
自分の判断で人に動いてもらうってことは結構ストレスの1つだったりしますね。