株式会社わざケア代表取締役 訪問看護ステーションわざケア作業療法士の渡部達也です。
先日Facebookにも書いたんですが、看護師さんの中には訪問看護に興味はあるけれど、「大変そう・・・」と、なかなか一歩が踏み出せない方が多くいるような気がします。
そんな方にぜひ一歩踏み出してもらうために、楽しいところをお伝えしようかと思ったのですが、実際本当に大変なので、どれだけ大変なのか書いていこうかと思います。
①地理と運転
今は1人1台iPhoneを渡してますのでGoogleマップを使って検索していけるんですが、やはりそれでも自分の運転で利用者さんちに行くので慣れるまで大変です。
初級 事務所⇒利用者Aさん 事務所⇒利用者Bさん 事務所起点で行ける
中級 利用者Aさん⇒利用者Bさん の最短ルートで行ける
そこだけの特殊交通ルールを覚える(狭い道の交互通行のルール等)
上級 時間帯渋滞を予測し最短時間で行ける
訪問上級になると結構スイスイ行けます。
②人
ご家族、キーパーソン、ケアマネ、主治医、他事業所などなど関わる人が多すぎて名前と人が覚えられない。
覚えた後は、それぞれの個性に合わせた対応が必要だったりします。
③空気を読みつつ、意見を通す
②の続きですが、人とのお付き合いの中でのお仕事ですから空気を読まないといけないことが多々あります。
担当者会議等ではその場の空気を大切にしつつ、伝えるべきことを伝える技術が結構大変です。
②の各個性を踏まえつつ、空気を読みつつ、意見を通す。ここが難しい・・・。
ただ、会議は大体管理者等が出ますのであまり経験しないかもしれません。
④イニシアチブ
ケアマネさんが会議では司会進行し全体的にマネジメントしてくれるんですが、時々主導権をポンって看護師に丸投げされることがあります。
また、ちょっと発言したら主導権を渡されてしまうこともあります。
看護師さんはなんでも知っている。のイメージなのかもしれませんね。
事業所の規模や方針によって大変さの理由が変わってきます。
長くなったので、また明日続きを書きます。