マンガのプロ【プロデビューまでの道のり編】

日々のマンガ制作状況や同人活動などを、その日起こった事の傍ら綴って行きたいと思います(日々の出来事がメインなのか?)。

僕のサマーウォーズ(負け戦)

2010年08月10日 13時35分54秒 | 投稿・持ち込み
おはこんばんにちは、僕です。持ち込みの日から数日経過しました。レポートが若干遅れぎみなのは、ダメージを受けていたからです、持ち込みによる、精神的な。
 まぁ、ショックは大きかったものの、言われたことは、当然の事。まず、編集さんが読み終わって、仰ったのは次の事。絵が下手。僕くらいの年齢で、このレベルは無い、と。二十歳くらいの人でも、これよりうまい人は沢山いる。ぶっちゃけ努力が足りませんよ、と。
 ストーリィに関しては、五月のコミティアで言われたことと、ほぼ同じでした。ただ、編集さんの話の比較対象に、僕の今回の作品と殆んど同じテーマで、賞をとった作品があった、ということがかなりショックでした(アイディアが被ってたとか、嫌すぎる…)。 誉められた点は、コマワリと読みやすさ、とのこと。 今回は大体、三~四十分くらいの持ち込みになりましたね。結局、原稿は賞には出さず、持ち帰って来ました。来月辺りにまた持ち込みに行くためですね(というかむしろ、出そうとしたら、編集さんに「賞には入らないよ」って言われたので、出すのを止めただけ)。
 で、最後に、次回作を作るに当たって、気になっていたことを、聞いて、持ち込み終了。

 今は、画力を上げるのが第一目標ですかね。トーンとかの使い方もうまくならないとねぇ。 そして、帰ってから、「サマーウォーズ」観た。



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コミティア、出張編集部!(本編)

2010年05月05日 13時31分58秒 | 投稿・持ち込み

 おはこんばんにちは。僕です。今回は、前回いた通り、コミティア92での、出張編集部のレポートを書きたいと思います。
 今回見ていただいた、編集部は五社。フラッパー、リュウ、電撃大王GENESIS、少年ガンガン、ウルトラジャンプ。とまぁ、必要以上に行ってきました。行ってみた感想としては、評価と良くなかった部分は、どこの編集部の同じところ指摘されましたね。つまり、今回言われたことは、ほとんど信じて良いでしょう。まぁ、直すとしたらプロットからになってしまうんですけど…。
 手元に言われたことを書いたメモがあるんですが、箇条書きが過ぎていまして、何が言いたいのか良く解りません(自分で書いておいて)。画像がそのメモ。頭の悪さが溢れ出しています。

 まず、フラッパーから。見てくれたのは男性の編集さんで、コミティアの出張編集部では、比較的じっくり見ていただいたように思います。
 読み終えて、まず言われたのは、設定は面白いが、設定を活かしきれていない。と言うこと。中盤で驚くような設定だったけど、それ以降に更に活かせるような、伏線や演出が無かったので、がっかり感がある、との事。ここは、盲点でしたね。
 次に、主人公たちの助かり方が、ご都合過ぎる。つまり、助かる理由が、終盤で出てくるので、都合が良すぎるだろう、と言うことですかね。話の前半かどこかで助かるための伏線を入れておけば、こうはならなかったのでしょうか?
 で、漫画のテーマの焦点が絞れていないために、読者の視点がふわふわと空をさ迷うことになる。ワンフレーズでその漫画の面白いところが言えるように、漫画の売りを絞れっちゅー話です。
 あと、余談ですが。背景や小物の比率を正確に描くように言われました。背景等に違和感があると読者の視点がそちらに行ってしまい、物語の邪魔になるそうです。編集さんも以前、持ち込まれた漫画で、後ろで本を読んでいるキャラクタの持つ本がバカデカイ物になっていて。
 「この本むちゃくちゃデカイけど、これでいいの?」と聞いたら。描いた本人も、言われるまで気づかなかったらしいです。
 とまぁ、フラッパーではこんな感じでした。一社で結構な文字数になっているような気がしないでもないな…。

 次、COMICリュウ。ここで見ていただいたのは、過去にもコミティアの出張編集部で、二回ほど見ていただいた編集さんでした。たまたま。覚えていないだろうから、言いませんでしたけどね。
 さて、読んでいただいた後に言われた事は以下の通り。
 構成が甘い(プロットから問題があるという…)。最初から最後まで緊迫した状況が続くので、読んでて疲れるそうで。物語のベースとなる日常生活を描いたりして、物語に緩急をつけたら良いとのこと。 
 今回、四十五頁の漫画だったのですが、それだけ頁があると読者は中々最後まで読んでくれないそうです。さらに、今書いたように、最初から最後までずっとテンションが高いままだと、読者は疲れて、更に読みづらいと言う…。頁の長さも台詞の多さが、多少なりとも起因しているようで、「キャラクタに良いことを言わせ過ぎ。十個良いことを思い付いたら、使うのは一個に絞った方が良い。その方が台詞にインパクトが出る」との事。なるほど、思わず膝を打ちたくなるほど、納得。今回、確かに僕は思い付いた台詞の、ほとんどを詰め込んでいました。やっちまった。
 主人公のモノローグも多い。少なくせい。ともいわれましたね。
 ここで、編集さんが「この名前(僕の名前です)、なんか見覚えあるんですけど、どこかで会ってます?」
 びっくりしました。まさか、覚えていようとは。そこで僕は白状して、前回見せた作品の設定を言ったところ、設定の作り方は上手い、と誉められました。そして。

 編集さん 「これはどこかに投稿するの?」

 僕 「あ、はい。一応今月末締め切りのの少年シリウスに出そうと思っています」

 編集さん 「じゃあ、もう直ぐにペン入れしないとダメだね」

 僕 「そうですね、帰ったら直ぐにでも始めないとダメですねw」

 編集さん 「うーん、余計なこと言ったかなw」

 僕 「(笑顔)?」

 どう言う意味だったのでしょうか? これは…。
 そんな感じでリュウは終了。名刺は以前に貰っていたので今回はもらいませんでした。

 次!電撃大王GENESISI。記事を書くのに疲れたな…。

 設定が面白く、中盤まで読めたけど、主人公の助かり方が期待したより大したことがなかった。フラッパーでも言われた事で、助かり方に捻りが足りないと言うことです。
 クレーン車が歩道橋に突っ込む→歩道橋崩落、これがリアリティ無いとも言われました。でも、漫画に限らず、フィクションにおけるリアリティの出し方は作品の雰囲気によるところもありますし、一概に肯定も否定も出来ない意見ですね。
 そして、「下書き状態なので、はっきりは言えませんが、仮にこれが仕上がった原稿であっても、雑誌掲載レベルではない」とも言われました。たしかそうです。実際僕自信も、一番不安な要素ですから。もっとたくさん描いて上手くなりたいです。

 こちらの編集さんは、最初に言っていたのですが、編集の立場と読者の立場の半々で読んだそうで。どうも、ハッピーエンドが好きじゃないのか、ひねくれた落ちを期待していたようです。主人公たちが助かるために、何かしらの犠牲を払っていないことに、不満があったようです。

 次です。僕のトラウマ、少年ガンガン(去年の四月の持ち込み記事参照)。その時の編集さんの顔が会ったので、リベンジで行ってきました!決して原稿用紙が貰えるからとかではありません。…えぇ、違いますとも(目がバタフライ)。

 しかし、見てもらったのは、別の若い編集さんでした。
 原稿を渡して、読んでいただく。しばらくして、編集さんの口から出たものは、僕を動揺させるには十分の物でした。

 …なんか誉められた。 異様に評価が良い。僕の悪い部分を書き留めるだけのメモとボールペンはしばらくの沈黙を余儀なくされた。思わず気味が悪くなる。何か裏があるのではないかと、不信感が募る僕。普段誉められなれてないと、批評が出ないと不安になるようです。
 良かった意見はあえて書きませんが、一応良くなかった部分も言われました。 主人公がヒロインを助け出す場面にインパクトが無い。悪役が記憶に残らず、ヒロインは印象に残りづらい。これは、リュウで言われた、初盤から最後までテンションが高いままなのでクライマックスでの印象が小さい、という所に起因した問題でしょう。
 で、ペン入れの入っていない原稿で、残念がっていました。あと、この原稿に膨大な時間がかかっていることも、マイナス評価でした。まぁ、仕方ない。半年とかあり得ないよね。
 ここで、一番誉められたのは表情でした。 僕も力を入れた部分だったので、ここは素直に嬉しかったです。 帰り際に名刺を貰って終了。しかし、実はこの編集さん、少年ガンガンの編集さんではなく、ヤングガンガンの編集さんでした。なんと言う叙述トリック。

 最後はウルトラジャンプ。

 ここでは、主人公のキャラクタが良く分からなかったと、言われました。最初はすごく暗い性格なのに、中盤でコメディ要素を入れたために、性格が分からなくなってしまったようです。キャラクタに関しては、リュウとガンガン(ヤンガン)では問題なしとの評価だったのでですが、どう言うことなのでしょう?主観の問題?
 ここでも画力不足を指摘される。


 とまあ、今回の持ち込みはこんな感じでした。後戻りできないところでミスしていたことが分かってしまいましたね。さすがにプロットから練り直す時間はありません。ネームに何ヵ月も時間をかけた、結果がこれだよ! 今回誉められたのは、キャラクタの表情と、設定と話の作り方でした。 しかし、設定が良かっただけに、その設定の捻りの甘さが目立ち、結果作品を劣化させる事になってしまったようです。 ものすごく悔しいですが、仕方ありません。次回こそ面白い漫画を描きたいです。 といっても、今回の作品は終わったわけではないので、残りの時間を目一杯使って、少しでも良い作品に仕上げることが、今回の作品対する義務であり敬意でしょう。

 では、長々書いてきましたが、今回の持ち込みレポートはここまでです。長文しつれいしました。
 


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絵ですか…いや、ネームか

2009年05月05日 23時59分20秒 | 投稿・持ち込み

 午前六時起床。本日はコミティア、出張編集部にえいかさんと(左ブックマーク参照)行ってきます。しかし、もう投稿用の漫画原稿は、一年くらい描いていないので、今回はネームしか持っていくものがありません。なんか、うしろめたい。

 午前十時半にえいかさんと合流。さっそく会場前まで移動して、カタログ購入。今回はサークル入場ではないので、しっかり開場まで待ちます(当たり前だが)。開場してすぐに出張編集部にいったのですが、すでにどこも人が並んでいました。みんな素早い。
 えいかさんがマンガタイム系列の編集部に行ったのを確認してから、僕はジャンプSQのブースに並ぶ。しばらくしてから、僕の番になり、ネームを見せる。見ていただいた編集さんは、去年の十一月の出張編集部で見てもらった編集さんと同じ人でした(当然向こうは覚えていなかったけれども)。
見てもらったのは、この前まで書いていた、シリウスに送ったやつです。注意点は以下の通り。恒例の箇条書きで。
 1、キャラクタの紹介前に話が進んでしまっている。
 2、主人公の性格が地味。
 3、必殺技に制限を設ける。
 4、意外な展開を心がける。
 5、もっと、絵を魅せるコマワリにする。

 ってな感じです。終盤に、何か画力が分かるものがないか、と言われたので、この時原稿は無かったのですが、いつも落書きしているスケッチブックを見せたのですが。パラパラっと見た後。

 「うーん、絵だなぁ…。このくらいじゃどこの雑誌に行っても通用しないと思う。もっと魅せる絵を勉強したほうが良いと思う。君の場合イラストレータくらいまで上げて、もう、原作付きでやってやる、って言うくらい絵を勉強したほうが良いよ。ネームはそんなすぐに実力が上がる訳じゃないから」

 …つまり、それって、僕のネームが絵で魅せる以外に、デビューの方法がないくらい、駄目なネームっていう事なのですか…。って聞きたかったけれど聞けませんでした。もう…。

 「え、あ、マジすか…」

 って言うのが精一杯でした。

 まぁ…、今回の持ち込みはこんな感じです(ため息)。先月の持ち込みと言い、最近どんどん自信を喪失していきます。
 帰ってからは落書き。言われたことを実践してみる。




↓魅せる絵かぁ…。
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ガンガンだけに、ガ~ン。とか言っている余裕も無いほどに

2009年04月09日 23時59分56秒 | 投稿・持ち込み

 午前七時半起床。本日はガンガン、及びヤングガンガンに原稿の持ち込みに行かせていただくのです(やけに丁寧)。起きてからは、とりあえず時間もあったので、昨日のネームの続き。

 一時過ぎに家を出て、三十分時間を持たせて出発。一応、道に迷っても問題ないように余裕を持たせているのです。とある人が、スクエニはビビるくらいでい、と聞いていたので、とりあえず講談社以上のビルを想像していたのですが、実際は想像より大きくなくて、想像が先行していたせいもあり、迷ってしまいました。と言うか、建物にスクエニのロゴがついているのかと思っていました。

 そして、三時十分前くらいに編集部に突入。ところが、僕の前に持ち込みをしていた人が、長引いていたようで、個室の隣においてある椅子で三十分ほど待機。その間、個室から漏れてきていた、声に聞き耳を立てていました(あやしい奴)。

 で、ここからが肝心な部分なんですが…今回、実はアシスタント先を紹介してもらうために、まずは持ち込みをしよう。という感じでガンガンへ行ったわけです。ですから、僕は原稿の良し悪しを最初から気にしていなかったのです。しかし、ガンガンの編集さんにそこを見抜かれ、一年も前に描いた原稿で持ち込みをした事を、やんわりと遠回しにお説教されてしまいました…。なんの実績(受賞歴や掲載歴)も無い僕が、アッチコッチ持ち込みしても意味がない、まずは、今ネームを送っているシリウスで、結果を出すべきではないのか、とか。僕が読者を意識して描いていない事や、最後まで描き詰めず、手を抜いている事なども、厳しく言われました。
 確かに、どれもこれも、まさにその通りで、もう自分が情けなくて恥ずかしい限りでした。この時、僕は軽い気持ちで、持ち込みに行った事を、激しく後悔しました。そして、肝心のアシスタントのをしたいと言う話をするのを忘れた(そんな空気じゃなかったけれど)。

 ガンガンが終わり、次はヤングガンガンです、すでに十五分ほど予定の時間をオーバしていましたが、この時点で、僕はもうヤングの持ち込みでのモチベーションは無く、もはやなんの意味無い原稿の評価を受けるのが、辛くなってきていました。そうして、ヤングガンガンで二、三十分ほど話を聞いて、半ば放心状態で帰宅しました。何故か、肩から下げたバックが異様に重かった。

 帰ってからは、過去の赤マルジャンプに掲載された読みきりを読んで、作品のストーリィ構成の研究をしてみたり、ネームの続きをやっていました。




 ↓猛省中です。
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完成、持ち込み、コスプレでツンツン

2008年11月16日 21時46分08秒 | 投稿・持ち込み
 午前四時起床。本当に睡眠時間二時間で起きちゃったよ。とりあえず、さっと起きて、コンビニに印刷に行った。いつも使っていたコピィ機が新型になっていて、簡単に両面印刷が出来るようになっていた。嬉しい誤算。今までは、一度印刷した用紙を、また、トレイに戻して印刷していたので、時間がかかっていたけど、今回は早くすんだ。
 印刷が終わってから、すぐに帰って、一時間ほどかけて製本作業。うん、なんとか形にはなりましたね。

 一方、コミティアでは何冊売れたのかと、二本指で数えられて、一本指では数えきれないくらい売れました。…なに、この悲しい報告。まぁ、それは良いとして(良いのか?)。今回も出張編集部に行ってきました。行ったのは「ジャンプSQ」と「イブニング」と「コミック リュウ」です。持って行った原稿は、投稿して落選したやつと、今回の新刊の原稿です。「SQ」と「リュウ」では名刺をもらえたりしました。特に「リュウ」の編集さんには自分の欠点をずばりと示してもらえたので、行って良かったです。「画力」「演出」「構成」「キャラ性」がダメだった見たいです。あと、「SQ」で見ていただいた、六月に描いていた、ネームを見てもらった。「話が重いのに、やっている事はありきたり」だそうです。さらに「メジャな事はしないで、マイナな物で行った方が良い」とも。絵も一番新しい原稿より、五月に描いた原稿の絵の方が味があって良いって言ってました。てっきり、キレイな線で描けば良いのかと思っていたので混乱してきました。「イブニング」は「投稿作でも、連載物の第一話のような構成で描いた方が良い」と言われました。「SQ」と「リュウ」では、話の作り方は褒めていただけました。そうそう、今回の同人誌の原稿。売れなかったわけですが。どういうわけか、編集さんからは割と褒めてもらえたりしました。

 その後、イベント終了後。えいかさんのミクシィのコミュニティのオフ会に散香させて…じゃなくて(散香は飛行機)、参加させていただきました。なんて言うか、あつまった皆さん、何らかの形で誌面に掲載された経歴の持ち主達で、大きな格差を実感しました(ほかにも約一名同じような気持ちになった人がいたはず)。
 行ったお店も、コスプレ居酒屋で、おもしろメニュがあって楽しかったです。たとえば、店員は平気でタメ口(アットホームだね)だったり。「ツンデレ酒」と言う、タバスコ入りの…と言うか、カクテル少量入りのタバスコドリンクがあったりと。とにかく、楽しかったオフ会でした。

護国寺に午後五時まで

2008年06月23日 12時51分45秒 | 投稿・持ち込み
 午前八時起床。二時間も多く寝ちゃった!テヘッ!なぁ~んて言ってるばやいではないぞぅ~(何?このノリ)。今日はシリウス編集部に持ち込みなのだが、まだネームが出来ていません(いきなり戻った…)。

 と言うわけで、急いでネームを終わらせないといけないのだが、ラスト3pが思いつかない。タイムリミットは午後一時まで、こう書くとたくさん時間がありそうだが(八時からだと五時間くらいか)、色々準備があるので、実際は四時間くらいしかない(十分だろ!)。

 結果、最後の方は、ほとんどやっつけになってしまった。しかも67p…多。もっと推敲したかったけれど、しかたない。すみません。こんな言葉を言った人がいます、「時間が無くて、急いで徹夜で仕上げました。なんて言う、装飾が通じる内は、素人」。そう、我が尊敬する森博嗣先生のお言葉です。今後気おつけます。

 とまあ、そんなこんなで、てんやわんやと、護国寺へ。今回は、ほぼ時間通りに到着したので、時間を潰す事は無く、すぐにロビィの受付へ。四階のシリウス編集部まで行く、前回は(※2008年5月30日の「護国寺に午後五時」参照)緊張していたのでじっくり見る事をしていなかったのだが、今回はちゃんと見た(見たからってどうなる事じゃないけど)。編集さんが出てきたので、前回と同じように待合室のような所で見てもらうのかと思ったら、非常会談から(たぶん非常階段)ロビィの二階のテラス(?なんと言ったら良いのか…行った事がある人なら分かるはず<投げたな!)に行って、ネームを見てもらった。さっそくネームを渡す。今回持って行ったのは、今日の昼間で描いていたアクション物(67p)と去年の12月頃に描いてセルフ没にした心霊ラブコメ、ちょっとアクション物(54p)。まず、アクション物の方から。(今の内に行って置くが、今日は長いぞ!)まず、「長い(やっぱり!)、終盤の見せ場までの下りが長いので、中盤の説明を序盤に持ってきても良かったのではないか」、「女の子が刀を武器にして戦うのはカッコ良い(主人公が刀もってる)」とか、だったと思います(印象薄くて覚えてないなぁ…)。ペン入れしたキャラクタ表も見ていただきました。ペン入れの成果は出ていたようで、良くなったと言ってもらえた、イェイ。もちろん駄目だしもされました、どこでされたかと言うと、腕の長さが、少し短い。あと、敵のキャラの髪形がお気に召さなかったみたい、僕的には好きだったけれど。次に、ラブコメのネーム。どっちかって言うと、こっちの方が、反応が良かった(意外)。ちょっとエロゲみたいな設定になってしまったので、セルフ没にしたのに(笑)。こっちに関しても、長いと言われた、40pくらいに抑えろと言われた(実際は、もっとやんわりと言われました)。あと、ヒロインについて色々言われた、もっと年齢を若くとか(そのヒロインは、27歳。主人公は17歳、確かに言われるわなぁ、)、さらに、もう少し可愛くとか。無口なクールビュウティ系のキャラだったので、そこらへんは編集さんも悩みながら言っていた。とにかく、どちらも全没。しかし、今後はラブコメの方を練り直す事に。構成から練り直します。ほかには、読んでいる漫画の事などを話した、なんと言うか…ジェネレーションギャップを感じた(笑)。売れている漫画には売れる共通点があるらしい、だから、色々見て勉強しなさいと。ほかにも色々話したような気がするが、もう、あまり覚えていない…。結局、二時間くらい話していました、ほとんど今後の作品の話題だったかな、次からはファックスで良いと言われたが、ファックスって使ったことが無いんだよなぁ。

 とまあ、そんな感じでした。帰りの電車の中では、今後の作品のアイディアを考えていました。帰ってからも、体は疲れているし、眠気も強いのだがテンションが上がってしまい、寝れませんでした。

護国寺に午後五時

2008年05月30日 11時25分02秒 | 投稿・持ち込み
 午前九時起床。緊張の為か、目の覚め方が尋常じゃないくらい良い、と言うか、眠れない。寝てたけど(二度寝出来なかったと言う事)。曇り、気温もかなり低く、少し寒い。

 今日は講談社に出かけるので、朝から準備。と言っても、昔描いた同人誌を引っ張り出しただけだけれども(←ややこしい文字の並び)。昼間で落書き。次の投稿作のキャラクタデザインをぼちぼち。

 午後一時半に家を出た。まずは、郵便局に行って切手を購入。案外簡単に買えました。その時、お釣りを受け取らずに帰ろうとしてしまった、自分が緊張している事を自覚(うい奴じゃのう…)。落ち着くように意識してみるものの、こんな緊張感は、多分きっと今だけなのだろうから、この緊張感を楽しんでみるのも良いかと思った。

 次に、コンビニで原稿をコピー。各ページを三部づつコピー。こんなにいらなかったかな、と後で思った。同人誌の印刷で鍛えた「コピー」技術をいかんなく(漢字分からず)発揮しすぐに終了。

 講談社に向かうため、電車で移動。一時間半ほどで、護国寺に到着。講談社を探そうとしたら、地下6番出口から出る前に発見。地下から講談社ロビー直通の出入り口があった。約束の時間にはまだ早かったのでそこからは入らなかったけど。地下から出ると、案の定、出口の目の前に講談社ビルがあった。五時まで、講談社の向かいにあったマックで(マックと言ってもマッキントッシュの事ではない。いい加減飽きた?)、時間潰し。本を読みながら待っていたのだが、時間が近づくにつれ、緊張感が高まり、本など読んでいられなくなるほど、落ち着かなくなってきた。

 十五分前行動を普段から心掛けている僕は(嘘)、五時十五分前に講談社ロビーへ。受付で手続きを済ませ、シリウス編集部のある、四階へ。四階へ降りて、まず思ったことは、多分、大地震でこのビルが倒壊した場合、ここのフロアの人間は生き残れないな、と言う事(嘘)。思った以上に小さな編集部で、他の雑誌の編集部と兼用していた(他の編集部がどうなのかは知らないけれど)。すぐに応接室で原稿を見てもらった(応接室と言っても、パーテションで仕切られていただけだが)。さあ、ここからが今日のハイライト、薄暗いハイライトだが…。ここからは、また例によって箇条書き。
 「ペン入れが拙い」「コマ割りが単調」「扉絵は描いた方が良い」「キャラクタが魅力的」「女の子がかわいい」とか、たしかそんな感じ。
 昔描いた、同人誌も見てもらった。「他のジャンルの漫画も描けますよ」というアピールは、成功。かな…?名刺も頂き、来月の中旬までにキャラクタ表とネームを持って来るように言われた。がんばらなあきまへん。後、キャラクタ表を描く時は、ペン入れの練習がわりに、ペン入れをした物を持って来るように言われた。がんばらなあかんよ、君ぃ。

 そんなこんなで、所要時間三十分で、初の持ち込みは終了。淡々と進み、特に何も無く、つつがなく終わった。これは僕にはまだ実力が無い証拠と見て良い結果だろう。とりあえず、次のネームを早く上げよう。ペン入れの練習も。

 帰ってから気づいたのだが、原稿のコピーを一枚忘れていた模様。ガンガンに持っていくのに一枚足りない状態。まぁ、投稿するわけでもないし、下書きは一度見せているので問題は無いと思うけれど、失敗したなぁ。

謎の着信、現実味は無し

2008年05月07日 16時21分44秒 | 投稿・持ち込み
 午前十時半起床。今日も天気良し。絶好の洗濯日和、とテレビでも言っていた。だからと言う訳ではないが、起きてから洗濯。洗濯している間に、下書きの修正や、まだ何も描いていないコマに絵を入れたりと、原稿作業。こんなに真剣に取り組むのは初めて。商業誌に投稿するからだと思う。

 ブログに使う写真を撮ろうとしたところ、電池が切れて使えなかった。前日にスーパで買っておこうかと思っていたのだが、まだ平気だろうと踏んで、買わなかった事を悔やむ。

 終盤の見せ場のページが気に入らなかったので、二枚くらい書き直した。背景もちゃんと書き込む。下書きが終わったのは夕方くらい。それから、ペン入れの前に、ちょっとペン入れの練習。2キャラのバストアップを描いた。やっぱり綺麗な線が引けない。なんかぶれていて汚い。難しいなぁ…。

 休憩時に、「MORI LOG ACADEMY 8」 森博嗣。読了。このシリーズは読むのに時間がかかるなぁ。でも、結構、創作活動のヒントになるような事が書いてあるので読んでおいて損は無いかと。

 夕方から、三回ほどの見知らぬ電話番号から着信が入った。知らない番号からの着信は出ない事にしていたのだが、もしかしたら一昨日のコミティアの出張編集部で見せた編集から電話かもしれないと思い、もらった名刺に書いてあった電話番号と照らし合わせてみたら、全然違った。三回目の着信があった後に、次は出ようと思い、アドレスに登録した。その時、ふと、マンガの書き方の専門書に乗っている、雑誌社の電話番号に、確か「少年ガンガン」の電話番号が乗っていることを思い出して調べてみた(名刺をもらったのはフラッパー)。そうしたら、謎の電話番号は案の定、「少年ガンガン」からだった。とりあえず、電話してみたら、電話をかけてきた編集さんは居らず、また後でかけ直してもらえる事になった。一時間後に、「少年ガンガン」からの着信。コミティアで見せた時の原稿は下書きの状態だったので、ペン入れが出来たら見せてもらいたい、との事だった。特に日にちなどの指定を受けなかったので、結構あっさりとした物だった。一応、見せる事にはなったものの、どうなる事やら。

 イヤフォンは壊れたままである。

ガンガンフラッパ

2008年05月05日 20時28分10秒 | 投稿・持ち込み
 
 午前七時起床。今日はコミティアなので早起き。いろいろ用意して九時頃に、ビックサイトに向けて出発。会場についたのは、午前十一時頃だった。思ったより時間がかかった。新橋からのゆりかもめでは、お台場のイベントに向かう人で満員ゆりかもめだった。

 会場についてから、まずえいかさんのスペースは行ったのだが、誰も居らず、も抜けのカラだった。おそらく出張編集部に行っていると思ったので、そちらに向かったら、すぐに見つかった。軽くあいさつ。

 僕はそのまま出張編集部に参加。特に投稿しようと思っている雑誌社は来ていなかったのだが、とりあえず、今、自分の描いているマンガの、客観的な意見が欲しかったので持ち込んでみた。まずは、「少年ガンガン」のブース。順番を待っている間、結構緊張したが、たぶん持ち込みと言う状況に条件反射でドキドキしていたものと、自己分析。順番が回ってきたので、原稿を差し出し、編集さんが読み終えるまで待機、若い編集さんだった。この時間が一番緊張する。読まれている自分の原稿が恥ずかしくて直視できないので、そっぽ向いて見ないようにした。そして批評。言われたことは以下の通り、箇条書きで表記。
 「問題はなし」 「女の子が可愛く描けている」 「ページのコントロールがところどころミスしている」 「演出の仕方についていろいろ」 「後半、ネームが多くなり、読むテンポが悪くなる」 「ペン入れをしていない原稿なので、した後どうなるか分からないので、踏み見込んだ評価は出せない」 「編集がついていても良いレヴェル」、など。お終いの時に、「何か質問はありますか?」と聞かれ、特に何も考えていなかったので、少し焦った。最後に、スクエニ特性の原稿用紙をいただいた。感謝。
 次に行った編集部は「コミックフラッパー」。知らない雑誌だったけど他の雑誌よりは、合うような気がしたので、持ち込んでみた。今度の編集さんは、ベテランな感じの四十代男性。三人いた編集さんの中では、一番怖そうな感じの人だった(見た目で感じた印象。実際とは誤差あり)。先ほどと同じ手順で原稿を手渡す。言われた事は以下の通り。
 「複線が少ないので、後半での印象が少ない」 「設定をもっと生かす。まだ、改良の余地はある」 「キャラクタの表情が中途半端」など。自分の描いたものが、こちらの意思通り伝わっていて、うれしかった。それといろいろな意見が聞けて、参考になった。一度読んだだけで、いろんなパターンのアイディアを出してきたので。驚いた。最後に名刺もいただいた。

 どちらでも言われたことは「設定が良い」 「構成が出来ている」などなど。まとめとしては(僕なりの今後に生かす為の解釈)、まずはとにかく一度ちゃんと原稿を完成させて投稿をしてみる。作画面においては、丁寧に。思っていたより良い評価ではあったが、まだまだ改良の余地はあり。精進しませう。

 コミティアの会場では、えいかさんの知り合いの漫画描きさんや絵描きさんなどがいて、創作についていろいろ話せた。楽しかった。

 帰りに、懐中時計を買ったお店で、壊れた時計を修理してもらった。無料。なんか、ねじを回す部品の規格が合っていなかったらしい。とにかく使えるようになって良かった。