タキさんの様子がおかしい。仕事でミスをしている。
やはり、葉子と久光の結婚が気になるのか。
久光のところへ行っていた球子と長子、葉子が帰ってきた。
ちょうど久光の息子が訪ねてきて、大騒ぎだったという。
久光親子の絆を見た葉子はショックを受けたようだ。
タイミングよく久光の息子が現れたことを不思議がる長子。
葉子と話をする珠子。結婚をやめるよう説得していた。
タイミングよく現れた息子たちの登場は節子のおぼしめし
だと信じる葉子は、目が覚めたという。
葉子は結婚するつもりはなくなったのだ。
久光には速達で断り状を出すという。大吉のようにちゃんと
会って話し合ったほうがいいのではないか?
自分の部屋に戻り大泣きする葉子であった。
タキさんが急に今日限りでおひまをいただくと言う。
その理由はやはり、タイミングよく久光の息子が現れたのは、
タキさんが連絡したからだったのだ。余計なことをって感じ。
葉子を不幸にしないためのことだというがが、結局は葉子は悲しんだ。
珠子や長子はタキさんのおかげで葉子は不幸にならずにすんだ
というが、そこまで恩を感じる行為ではないと思う。
息子たちとの事は時間をかけて解決すべきではなかったのか?
久光が岡倉を訪れた。タキさんはここはあんたの来るところではない
とさけぶが、誰のせいだが...さらに葉子とも会わないよう念を押す。
全部タキさんのせいなのになんだかひどい。
文子が岡倉を訪れた。式の中止を知らなかった文子はのんきに久光に
挨拶をする。そして、それを知った文子は長子のところを訪ねる。
連絡がつかない葉子を心配した文子は長子を連れて葉子を訪ねようとする。
文子と長子は葉子の家を訪れた。落ち込んだ葉子は自殺する勇気があったら
ねぇなどと口にする。なぐさめる文子と長子。やさしくされてうれし泣き
する葉子。
加津の担任の先生が幸楽を訪れた。加津は授業中居眠りをするという
その原因は夜の店を手伝っているからだと担任は決め付けている。
加津は出てきて居眠りするのは担任の授業がつまらないからだと反抗的な
態度を取る。それにまた漬け込まれて家庭の教育が悪いといわれる。
あまりにも担任に対して反抗的な加津を殴る五月。
その夜、反省会。今後、加津は店に出ないことになった。
代わりに聖子が店に出ることに。すこしでもバイト料が欲しいと言う聖子。
岡倉では長子が葉子の結婚の中止状の作業をしていた。
突然、常子が岡倉へ現れた。英作を探しに来たのだ。神林のところにも
いないし、病院へも三日前から休暇届けを出しているという。
葉子の件もあるかと思えば、今度は長子、気の休まる暇のない大吉であった。