大吉の気分が悪いというので、医者(沢村先生)が呼ばれた。
関係ないけど、大吉の部屋って2階だったんだね。
診断結果は、無理をして疲れが出たんですなとのこと。
一応、精密検査や人間ドッグを受けてはとのこと。
沢村先生は冗談交じりに「元気の出る注射」でもうちますかと言う。
「元気の出る注射」って、なんだ?
岡倉の営業は、勉ちゃんとタキさんでやるとのこと。
長子は何か気に入らないことがあってふて寝していると見抜き、
その原因を聞こうとするが、大吉は何も喋らない。
大吉は、節子の仏壇に「店をやめる」と語りかける。
いままでは、娘たちに何かあっても、店をやってれば、何かと役に
立てると思っていたが、娘たちが離れていったように感じ、70歳を過ぎて、
なんであくせくしないといけないのかと考えるようになったのだ。
良はごはんやの配達で大吉が店を休んでいることを知る。そして、弥生に
大吉が精密検査を受けるよう説得するよう命じる。まだぎっくり腰な弥生
だが、姉妹たちにも相談して、大吉のお見舞いに行こうかと考える。
五月のところへ弥生から大吉について電話が入る。
ただそれだけで、機嫌が悪くなるキミ。いつものことだ。
弥生は、文子や葉子のところにも連絡をする。が、二人とも仕事が忙しい。
五月は昼休みの間に大吉のところへ向かう。
長太が加津の顔を見に幸楽を訪れた。そして、加津の願いを聞いて携帯電話を
2台、加津に渡す。もちろん幸楽の面々には内緒。1台は加津。もう1台は加津の
友達に渡すという。その友達とは、、、、おそらく壮太だろう。
五月がバタバタと大吉のお見舞いにやってきた。どこも悪くないという大吉。
弥生も岡倉にやって来た。どこも悪くないんだったら、ふて寝しないで働け
という弥生や長子。病気じゃないから精密検査も受けないし、みんな帰れ
と布団をかぶる大吉。そこへ葉子や文子もやってくる。が、しばらくそっと
しておくことにする。
店をやめたいだなんて、ただ事ではないと騒ぎ出す五人姉妹。ひょっとして
癌ではないかという話にまでなる。とにかく精密検査を受けさせようと説得
する。癌かもしれないと言って説得する文子だが、、、なんだかんだで、
大吉が精密検査を受けるということで話がまとまる。それを聞いてひと安心
した姉妹たちは帰っていく。
加津は眞と壮太の帰り道に待ち伏せて、携帯を1台渡す。
やはり、加津は壮太に恋してるのか?(笑)。
どうやらいまのところは、自分と似た境遇の壮太が気になるし、わかりあえると思っているらしい。
幸楽へ帰ってきた五月にキミはいつもの嫌味攻撃。
大吉が起きてきて、店へ出てきた。タキさんや勉ちゃんに、娘たちに何も
してやれることがなくなって、店をやる気力がなくなってきたことを語りだす。
タキさんや勉ちゃんは、葉子や長子とのことをみていたから察してたようだ。
が、五月に言われた、大吉が店をやってることが大吉の元気の証で、それで
娘たちが安心していられるという言葉で、やる気を取り戻したようだ。
関係ないけど、勉ちゃんは京都出身で、帰れば継げる店があるんだね。
五月が大吉の精密検査に付き添うかもという話だけで、キミは機嫌が悪くなる。
そして、大吉が入院だ、何だとなっても五月を出さないよと宣言。それに対して
五月もはっきりと幸楽も追い出されても大吉を看病すると言い切る。
加津が携帯を持ってることが聖子のせいでばれた。しおらしい聖子、早くも
いなくなりました。キミは愛も眞も持ってないのに、加津が持ってるのは
許せないという。加津をかばう眞。
五月は加津が携帯を持つことは多目にみてもいいという考えだが、加津を
このまま預かり続けていることが、加津にとっていいのか悩み、落ち込む。
勇と話し、長太・邦子夫婦に預けたほうがいいとの結論に達するが、、、
幸楽へ長太と邦子を呼び出した。加津を引き取ってもらうためだ。
加津が学校から帰ってきた。引き取られることを覚悟していた。
事後報告で加津が去ったことを知った愛や眞は落ち込みながらも、
これでよかったかもしれないと諦めが良い。
誰も止める人がいないが、どんな経緯でまた幸楽へ戻ってくるのだろうか?
大吉の精密検査の日がやって来た。急に予約が取れたらしく、付き添いはいない。
姉妹たちにも内緒だ。
幸楽では五月や愛が、加津がいなくなったことを寂しがっていた。
長太・邦子の家では、加津が部屋に閉じこもり、食事もしないでいた。
生きて立って何の役にも立たない、死にたいとまで言う始末だ。
結局、5日間ほど、ものを食べなかったようだ。
壮太の携帯に加津からメールが入った。そのメールを見るととても元気には
見えない。心配して邦子のところへ連絡をする眞。それでも要領を得ない。
眞は明日、学校を休んで様子を見に行くという。
大吉の精密検査の結果がでた。悪いところはないという。よかったよかった。
大吉が健康だという知らせは幸楽にも届いた。大吉の健康を祝って集まろう
ということになった。そこへ持っていくギョーザとシュウマイは店から出す
というキミ。不気味なぐらいやさしい。同世代へのエールだというが、、、
眞が加津の様子を見に来た。邦子がいないのが幸いした。ミカ、なんかいい子だ。
加津は眞が迎えにきたことでうれし泣き。そして、なぜだかわからないが、キミ
もやさしく迎え入れる。何日もものを食べないほど、幸楽が恋しいと聞いて、
やさしくなれたのか、、、
しかし、これじゃあ、長太や邦子の立場ないよなぁ。
夜、姉妹が岡倉に集まった。大吉が健康だったお祝いの会だ。普段来れない
はずの亨や英作、勇まで集まった。常子も一緒だ。
弥生は相変わらずぎっくり腰だった。
みんなで、乾杯してお祝いをするのであった。
第5シリーズ 完