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渡る鬼

「渡る世間は鬼ばかり」のあらすじと感想を書きます。
ネタばれがありますので、ご注意を。

最終回スペシャル(第7シリーズ 第51回)

2006年03月15日 23時23分04秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

周ちゃんが小島家を訪れた。そこに久子が居て驚く周ちゃん。
早目に退院したことや店に出てることはキミの希望なのだが、それを
話しても、久子や邦子は、勇や五月を庇っている、しかも五月という
他人がいるから、そうなったと決め付けている。
そこで、久子は自分のところ、サンフランシスコに連れて行こうというのだ。
費用は、長太が出すということになっている。
が、キミはアメリカなんかに行かないと言っている。
いつまで経っても平行線の議論だ。

みんなと一緒に店の方へ行く久子。調理場で健治に声をかける久子。
光子とも話し、2人に対して嫌味を言う。
聖子にも声を掛ける。聖子は久子にキミをアメリカに連れて行ってくれと
勝手なことを言う。

加津の携帯にサワ(?)から電話が入る。若旦那とみのりが結婚するという。

亨がハワイから帰ってきた。望が一校だけだが、合格したのでお祝いを
いいに来たのだ。望に大学祝いの腕時計を渡す。
眞にも同じお祝いを買ってきたので、小島家を訪れる亨と望。

小島家を訪れた後、喫茶店に入る亨と望。小島家での五月の台詞から(?)、
望がわざと東大などを落ちたことを察した亨。そのことを望と話すが、
亨は理解のあるところをみせる。文子には内緒。

あかり、和夫、勇気の三人で、外で食事をしている。よりを戻そうと話を
するあかり。そんなあかりに、和夫はごはんやをやめる決心を話す。
あかりが勇気のために仕事を減らしたのをみて、勇気を任せても大丈夫
と思い、勇気を忘れる決心をしたと言う。
いわきの梨園に買い手がついて、その買い手からいわきに戻らないかと誘いが
あり、そうすることにしたらしい。
さらには、保育士の北川先生に惚れてしまい、けど、違う世界の人だから、
それを忘れるためにも、いわきに帰るという。
あかりは、「さよなら、お幸せに」といい残し去る。
そのあと、涙を流すあかり。

ある朝、サワが小島家を訪れる。若旦那とみのりの結婚式の挨拶状を持ってきて、
加津にも出席して欲しい旨を伝える。

邦子が小島家を訪れた。準備は出来た?と問う邦子に、キミはアメリカに行く気
はないと答える。キミと2人で話すという邦子。邦子はキミにみんなの
やっかいものになりたくないならアメリカへ行けと言う。さらに邦子はキミが
アメリカに行くことで久子たちも助かるという話をする。久子の所のコーヒー
ショップの儲けがあまり無いらしく、邦子に借金を申し込んでもいるらしい。
長太にそんなことは言えないので、キミを世話するという名目で、キミの
生活費(お金)を長太から久子へ送ることが出来るのだ。

勇気を保育園へ送るあかり。保育士の北川に和夫がもう二度と来ないことを話す。

あかりが帰ると、良が和夫がごはんやを辞めたことを話す。
あかりも親子でやり直そうとして振られたことを話す。

幸楽では、嫌味な客がキミのレジを待てないと怒鳴っていた。
待たせようとする眞と客とで喧嘩になりかける。

その日の夜食の時間、キミは久子の所へ行くことを話す。
今日の客とのやり取りや、久子を助けるためであろう。

加津が長太を呼び出す。キミが久子の所へ行く費用を出すなと話をする加津。
長太はキミのアメリカ行きに賛成だと話す。
邦子のしりに敷かれてなさけないと長太を罵る加津。
そのときの会話から、みのりが結婚することを知る長太。

加津は菊屋を訪れた。
サワとみのりにキミのアメリカ行きのことを話す加津。
サワやみのりの話を聞いて、長太を許す気になる加津。

加津が幸楽へ帰ると、久子と邦子がキミの荷造りをしてうるさいぞと眞が言う。
加津はアメリカへ行った方がキミのためにもいいと言う。
眞の台詞「誰に洗脳されたんだ?」 →サワとみのりです。(笑)

宗方が岡倉を訪れた。部屋を予約しているという。

英作からキミがアメリカへ行くことを知る大吉たち。
英作は今夜、マンションで、常子と日向子とすき焼き。
長子は締め切りが迫っているので、岡倉で仕事。

葉子が岡倉を訪れた。宗方と会う約束をしていると言う。
やはり離婚するのかと心配する大吉。
宗方と話をする葉子。
葉子はアパートを借りていて、就職はまだらしい。
宗方は、葉子とは別れないと言う。そして、会社にも戻って欲しいという。
宗方のもう一人の客は、太郎だった。
太郎は、今度、太郎夫婦と政子が同居することになったと話す。
太郎の会社の状況が悪く、政子のマンションに行くしかなかったらしい。
代わりに宗方は政子のマンションを出ていた。

話を終えた葉子たち。
葉子は一緒に住むかどうかわからないけど、離婚はしないと言う。
そんなの夫婦といえるのかと呆れ顔の大吉。

閉店後の岡倉に、若旦那とみのりが訪れた。結婚することを報告する二人。
みのりは大吉が五月の親だと知って、改めて挨拶する。

長太が小島家を訪れる。加津がみのりの結婚式に出るというので、服を
買ってやろうとする長太。

みのりの結婚式の当日。加津が着物に着替えていた。長太が買ったものだ。

加津が菊屋に行くとみのりの準備も出来ていた。サワの白無垢を着ていた。

記念写真を撮る、サワ、若旦那、みのり、加津。それをそっと見守る長太。

加津が幸楽へ帰ると、今夜はキミが店に出るという。

キミの出発の日が来た。幸楽総出で送り出す。
送り出したあと、キミの部屋に集まる小島家の面々。
がらんとした部屋をみて、みんな寂しがる。

五月からの電話で、キミがアメリカに発った事を知る大吉。

葉子が岡倉を訪れた。葉子は宗方と離婚しないという。
アパートは宗方とは別だが、会社は宗方の所に戻ったらしい。
葉子は、なぜか望が渋谷でライブをやって評判になっていることを知っていて
それを大吉に話す。
日向子と長子がそこへやって来た。ピアノを買ってと言う日向子。
甘やかさないでと長子。

大吉の心配事は、娘や孫、まだまだ尽きそうも無かった。


久子、登場(第7シリーズ 第50回)

2006年03月14日 21時13分23秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

眞が東大合格したので、大吉は上機嫌で酔っ払っていた。

岡倉には宗方が訪れていて、葉子が失踪して1週間経つことを言う。
大吉は酔っ払っているので、そんな言葉も耳に入っていない。

五月によると、なんと大吉は50万円も眞の合格祝いに包んだらしい。
返そうという勇と、このままもらおうと五月。

キミは退院してから一週間、病院のリハビリに行ってないらしい。

ある朝、キミは愛にメイクしてもらってお洒落して、朝食の場に出てきた。
みんなに励まされ、上機嫌のキミ。
店に出ることにしたキミ。レジ係だ。
店の合間(?)に、眞と散歩するキミ。
その日はどうやら無難にレジをこなせたらしい。
客もお釣りが遅くても待ってくれたらしい。

長子の携帯に葉子から電話が入る。成田空港からでヨーロッパに行ってたらしい。

マンションへ帰る葉子。宗方と政子が待ち構えていた。
わがままを謝る葉子。そして、自分は宗方と結婚する資格が無いと言い出す。
離婚届退職届を宗方に差し出す葉子。葉子の気持ちを大事にしたいと宗方。

葉子が岡倉を訪れた。離婚届を渡したことを報告する葉子。

あかりが岡倉を訪れた。販売者が増えたので、また親睦会をするということで、
弁当を10人分注文しに来たのだ。

保育園で勇気と遊ぶ和夫。そこへあかりが迎えに来る。
販売者が増え、あかりの担当地区の一部を任せるので、これからは時間通りに
勇気を迎えに来れることを宣言するあかり。そして、勇気と遊んでくれたり
面倒をみてくれた和夫に感謝の気持ちを述べる。和夫はそんなあかりをみて、
もう勇気のことは忘れる、勇気はあかりに任したと言って去る。

野田家にて、あかりは和夫とやり直してもいいかなと良と弥生に話す。

英作が岡倉へ帰ってきた。珍しく岡倉で夜食を食べるという。
英作は長子にキミがリハビリに来てなくて心配なことを話す。

幸楽ではキミがレジ係としていた。また邦子がやって来て、キミが働かされて
いて、かわいそうだとまた勇を責める。が、長太がキミをうちに引き取ろうと
いうと、「どうして私が見ないといけないの」と邦子。
自分では面倒見る気無いくせにうるさいやつだ。
かわいそうだと泣いたりしてるのに、調子のいいやつだ。

ある日、邦子と、なんと久子が小島家を訪れた。費用は全部、長太持ちで
キミをアメリカの久子の所へ行かせて療養させようという話になっている。
勇や五月は、どうしてこういう話になったのか、わからないのだった。


眞、東大合格する。(第7シリーズ 第49回)

2006年03月13日 23時40分26秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

キミが幸楽に帰ってきた。
キミは今日から店に出るやらリハビリには行かないやら、わがままを言う。
そして、自分の部屋に置かれていたポータブルトイレを嫌がる。
が、トイレに行こうとして転び、トイレに間に合わなかった。

キミは(夕方から?)店に出る。レジ担当だ。
そこへ邦子がやってくる。店に出てるキミをみて、無理やり退院させて、
働かせていると文句を言い出す。事情もわからないのにうるさいやつだ。

キミはレジをこなそうとするが、お釣りを渡すのもままならない。

それで落ち込んだのか、夜食も食べないし、店にも出ないと言うキミ。

利子が文子の家を訪れた。望がギターの練習をしてる音が聞こえる。
今日は東大の合格発表の日らしい。望は眞や友達の結果をみてくるという。

幸楽では、キミがリハビリに行きたくないと駄々をこねていた。
そして、今日のリハビリをあきらめる小島家の面々。

そこへ望が現れる。望が眞が合格していることを告げる。証拠写真つき。
喜ぶ小島家の面々。

眞は東大に合格したことをキミに報告する。キミは意外なことに、たいした
もんだと褒める。そして、幸楽に縛られることは無い、自分の好きな道を
行けばいいと言う。やはり自分が何も出来ないと人が変わるのか?
キミに祝福されて涙ぐむ眞。

壮太が幸楽を訪れる。大吉の名代で東大合格のお祝いの鯛を持ってきたのだ。
あと大吉、長子夫婦、タキさん、勉ちゃん、壮太からの各お祝いを渡す。
大吉は大吉で発表を見に行ったらしい。

小島家で語り合う眞と望。

みのりが幸楽を訪れる。五月や勇に挨拶するみのり。加津に話があると言う。
加津を連れ出すみのり。

眞のいない間にみのりが加津を連れ出したので、眞は怒っていた。

喫茶店(?)で、話をするみのりと加津。みのりの結婚の話だ。
みのりは、みのりが結婚したら加津と暮らすことが出来なくなると心配なのだ。
加津はみのりと暮らす気は無い、幸楽にいたいと話す。

加津は帰ってきて、みのりが菊屋の嫁になることをみんなに報告する。

岡倉では長子夫婦と従業員たちで、眞の合格祝をしていた。
大吉はごきげんだ。

そこへ宗方が訪れた。葉子がどこにいるか知らないかと言う。
酔っ払っている大吉はそれを無視して、祝いの酒を飲めという。
が、大吉以外の面々には、酔いもさめる葉子失踪の知らせであった。


若旦那のプロポーズ。(第7シリーズ 第48回)

2006年03月10日 16時31分51秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

眞の東大受験の日がやって来た。眞自身はプレッシャーも感じることなく
ぐっすり眠れたようだ。
朝食は縁起を担いで、ビフテキ、カツ、ウインナーだ。
おやつのキットカットも用意してある。

壮太が小島家を訪れた。大吉が作った弁当を届けるためだ。

病院で不自由な右手で食事をしようとするキミ。うまく使えないので食べたく
無いと言う。リハビリすれば使えるようになると励ます愛。
キミは眞の受験の日を覚えていて、受験が終われば退院できると思っている。

あっという間に眞の受験が終わった。
最終日、キミの病室による眞。キミのおかげで悔いのない受験が出来たと
キミにお礼を言う眞。

眞が幸楽に帰ってきた。眞は岡倉にも寄ってきたらしい。
早速、お店を手伝い、出前に向かう眞。

その日の夜食は豪華に寿司だった。みんなで乾杯する小島家の面々。
英作が小島家を訪れた。キミの事で相談したいことがあるという。
キミの退院の話だ。その場合、今後は通院しながらリハビリに通うらしい。
本当はまだ一ヶ月ぐらい入院してリハビリに専念した方がいいのだが、
あまりにもキミの要望が強く、毎日、リハビリに通うことを条件に退院
してもよいという。勇は入院させたままの方が回復には良いとの考えだが、
五月はキミの気持ちを考えて退院させようと言う。
結局、退院させるということになる。

長子が英作のマンションにいると、常子がやってきた。患者からもらった
蟹などを持ってきた。長子は泊るつもりで布団をしいていた。それをみて
お邪魔虫になったから帰ろうとする常子だが、長子の方が遠慮する。
そこへ英作が帰ってきた。キミのことが話題になる。五月が苦労すると
心配する長子。リハビリには家族の愛が必要だと常子。

長子が岡倉に帰ると、壮太とタキさんがまだ残っていた。壮太が調理師試験
を受けるというので、そのために料理の修業をしていた。調理師試験に実施
試験は無いが、料理をしながら覚えることもあるというタキさん。

サワが幸楽を訪れた。加津に話があると言う。若旦那がみのりを菊屋の嫁
に欲しいというので、加津に気持ちを聞きに来たのだ。加津はみのりが
幸せになるならとあっさり了承する。

眞が帰ってきた。キミのためのポータブルトイレを買ってきたのだ。
その他にも手すりとかキミの退院の準備をしているようだ。

みのりがお菓子を作っていると、若旦那がやってきた。サワはまだ不在。
サワが帰ってきた。そして、サワの口からみのりへ若旦那がみのりを嫁に
ほしいことを話す。みのり「冗談言わないでください。」若旦那「本気だよ」

みのりは断る。若旦那はサワに俺の気持ちを言ってくれと、サワ任せ。
自分のプロポーズなのに母親任せとは情けない。

サワは、みのりが今までどんな暮らしをしてきたか、それを承知で嫁に来て
欲しいことをみのりに話す。サワは加津にもこの話をしたことをみのりに話す。
そして、断っても、菊屋に残って欲しいことをみのりに話すサワ。

その日の幸楽の夜食、加津は様子が変だった。加津はみのりが加津のことを
考えて、再婚を断るんじゃないかと心配だったのだ。

キミの退院の日、勇と眞で迎えに来る。石川も来ていた。キミの入院中は
ちょくちょく顔を出していたらしく、助かったと愛。それを聞いて勇は機嫌が悪い。

小島家では五月と聖子がキミを迎え入れる準備をしていた。

眞の東大受験発表を二日後に控えた日、キミは退院するのだった。


キミ、脳血栓。(第7シリーズ 第47回)

2006年03月09日 21時18分01秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

帰ってきた眞はキミが倒れたことを知って、受験前だが店を手伝う。
五月と勇が病院に付き添っていて人手が足りないのだ。
店では、聖子が岡倉にお祝いしてもらったのが、たたったと勝手なことを言う。
それが原因で加津と喧嘩になる。

勇から幸楽に電話が入る。キミの命に別状は無いが、症状は検査の結果
を待つしかないらしい。

キミが運ばれたのは、英作の病院だった。
キミの病状を五月と勇に説明する英作。どうやらキミの脳に血栓があるらしい。
手術をしなくても点滴で溶かすことができるらしいが、右半身の麻痺は残る
可能性があるとのこと。
2,3週間の入院は必要とのこと。その後のリハビリ
もあるらしい。

勇と五月が病院の待合室で話している所へ邦子がやってきた。
邦子にキミの付き添いを頼む勇だが、やはり邦子はあっさり断る。

幸楽に帰ってきた五月と勇。
店を手伝っている眞をみて、勉強しろと言う五月。だが眞は聞かない。
周ちゃんが聖子をキミに付き添わせると言うが、やはり聖子は嫌がる。
普段は、キミにべったりのくせに、こんなときは逃げるんだな。聖子らしい。

勇と五月が二階に上がると、愛が客(石川)と打ち合わせをしていた。
勇は愛にキミの付き添いをするよう頼むが断られる。それでも頼む勇。
石川は勇の言うとおりだと付き添いを勧める。

石川の勧めで愛がキミの付き添いをすることになった(?)ので、五月は
石川のことを良い人ですねと勇に話しかけるが、勇は愛に近づく男は気に
いらない。

店に下りてきた勇は眞に入試の準備をしろと言うが、店がピンチのときに
手伝わないときがすまない、と店を手伝う。
いつのまに、こんな幸楽を愛する心が芽生えたんだろう?

長太が幸楽を訪れた。邦子が付き添いを断ったことを詫びる長太。長太は
費用を出すから家政婦を雇ってくれと言うが、付き添いは愛に決まったので断る。

英作が岡倉に帰ってきた。キミが倒れたことを長子に話す英作。
大吉にも報告済み。
マンションに帰ろうとする英作に、長子は常子がマンションの合鍵を作りたい
から鍵を貸せといわれて、貸したことを話す。

英作がマンションに帰ると、常子が待ち構えていた。常子は英作が追い出された
ものと勘違い(?)して、世話しに来たのだ。ほっといてくれと言う英作。
負け惜しみを言うなと常子。全く話が通じていない。常子は自分の布団まで
用意している。

翌朝、タキさんが英作のマンションへ味噌汁を持って行くと常子が出た。
泊ったらしいと察したタキさんはそのことを長子の耳に入れる。
が、長子の想定内だったらしく、動じない。

愛は付き添いの準備をしていた。愛は付き添いながら仕事をするつもりだ。
愛によると、キミは半身が不自由な自分を見られたくなくてお見舞いの人とも
会いたがらないらしい。
愛は付き添いを嫌がってたが、そんなキミをみているとやさしくしてあげたく
なると、付き添いをやれてよかったという。やっと優しい愛に戻ったな。

眞は東大入試のリハーサルで早稲田も受けていた。加津以外には内緒。
なんと加津に受験料を借りて受けたらしい。
いくら小遣いが少ないとはいえ、それはないんじゃないの?

加津の携帯に、菊屋の若旦那から夕飯の誘いの電話があった。断る加津。
加津曰く、「あの人(若旦那)、のんきでいいよね。」

若旦那が(菊屋本店に?)、サワを呼び出した。
若旦那はサワにみのりを嫁にもらいたいことを話す。
本筋とはあまり関係ないが、若旦那は前の嫁と死に別れたらしい。
話を聞き、みのりが来てくれるなら再婚しなさいとサワ。
と、ここまで話をして、サワにみのりへ言ってくれと言う若旦那。
そんなみっともないこと、ごめんだよとサワ。確かにみっともない。
サワに説得されてなんとか自分でプロポーズするという若旦那。

眞は明日、東大受験の日だった。が、店を手伝っている。
幸楽に大吉から電話が入る。明日の眞の弁当を持って来ると言うのだった。


キミの喜寿の誕生日(第7シリーズ 第46回)

2006年03月08日 22時02分45秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

キミの誕生日当日、幸楽では勇が早目に店じまいして、岡倉へ行こうと
店員たちを促していた。
だが、キミ(と聖子)は、まだ行く気にはならない。
なにやら、キミ抜きでお祝いをしてもらうような、変なことになっている。
本当にキミを残して出かける小島家の面々。聖子だけは残っている。
やはりキミは面白くなく、聖子に愚痴っている。素直になれば良いのに。

やることが無くて、キミは調理場の掃除をしている。
手伝えといわれて渋々手伝いだす聖子。
そこへ英作とタキさんで、キミを迎えに来た。医大生時代に良くして貰った
ことを語りだす英作。キミもその頃愚痴を聞いてもらったことなど話す。
だが、聖子の横槍などもあり追い返されようとする英作とタキさん。
そこへキミの友人2人が誘いにやってくる。勇が気を聞かせて招待したのだ。
それを聞いて、あっさりと行く気になるキミ。
本音では行きたかったのだろう。
立場のない聖子、いい気味だ。

岡倉では孫たちが喜寿のお祝いの飾り付けをしていた。
孫たちからと携帯電話とラジオをプレゼントするらしい。

長太、邦子、ミカたちも岡倉を訪れた。
飾り付けが終わった頃に現れて、「手伝わなくてよくて、よかった」とミカ。
性格悪いのは邦子譲りか。
どうでもいいけど、邦子、声が枯れている。風邪か?
邦子たちは長太の金で、わがもの顔でプレゼントを用意していた。
加津の分まで用意していて、それを拒否した加津と邦子で喧嘩になりかける。

キミたちが岡倉へ着いた。
みんなに拍手で迎えられ、花束とプレゼントを渡されるキミ。
挨拶する大吉。乾杯の音頭をとる勇。

五月を除く姉妹、英作からもプレゼントをもらうキミ。
そこへ聖子が現れる。従業員一同のプレゼントを渡す聖子。
聖子は、光子の役をずうずうしく奪い取ったのだ。生意気な!!。

勇気の保育園では今夜も迎えが遅かった。
和夫が迎えに来る。夕飯は先生のうちで食べさせてもらったらしい。
あかりも迎えに来る。和夫とあかりはお互いが迎えに来るのが遅いと
喧嘩になる。仲裁に入る北川先生。
嫌がる勇気を無理やり連れて帰るあかり。
遅くまで面倒をみていたことが良くなかったと反省する北川先生。
これからは規定の時間までしか面倒を見ないことにする。

家に帰ったあかりは、良相手に愚痴る。

岡倉から帰ったキミや勇はご機嫌だ。
キミは本当に感謝しているようだ。いつまで続くかわからないが。

翌朝もキミはご機嫌だった。従業員たちとも楽しくお喋りしていた。
が、そのキミが突然倒れた。倒れた後、意識も朦朧としているようだ。
不吉な予感がする五月だった。


加津の濡れ衣、晴れる。(第7シリーズ 第45回)

2006年03月07日 21時48分19秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

加津が菊屋から帰ってこないので、愛、眞は加津が二度と戻って
来ないのではないかと心配で、仕事も勉強も手に付かなかった。

菊屋では若旦那が菊屋で加津を引き取るつもりでいた。
加津は菊屋を訪れたことをみのりにあやまる。
みのりは加津にもっと強くなって欲しい旨の話をして幸楽へ帰るように言う。

次の日の朝、加津は幸楽へ帰ってきた。
キミが起きてきて、早速、よく帰ってこれたねと嫌味を言う。
加津はお金を脅し取ってないことを言い、これからも幸楽にいさせて欲しい
と言う。勇は快く了解する。

菊屋の若旦那が幸楽を訪れる。加津を泊めたことを詫びるためだ。
加津が母親に会いに来たわけではないとごまかす若旦那。
加津の悪口を言うキミに、思わずくそ意地の悪いばあさんと言ってしまう若旦那。

文子の所に大吉から電話が入る。キミの誕生祝の誘いだ。
あまり乗り気でない文子。利子に愚痴っている。

邦子が幸楽を訪れた。勇から岡倉でキミの誕生祝をすると電話をもらっていた。
邦子もキミも、幸楽でやればいいと反対している。
費用が岡倉持ちと聞いて、やってもらってもいいんじゃない?と邦子。
調子がいいなぁ。
五月に借りは作りたくないと渋るキミ。
聖子も口を挟み、キミと二人で祝おうと言う。それを聞いて、こんなゴマすり
を信用するなと邦子。で、聖子と邦子の口喧嘩。

常子が岡倉を訪れる。神林クリニックの患者のことで英作に用があるという。
タキさんからマンションの事を聞いて、驚く常子。またまた波乱の予感。

英作のマンションで話をする常子と英作。長子は逃げ出した。
常子は長子が英作を追い出したというし、英作は長子の思いやりと言う。
常子は一緒に住めないなら、さっさと別れろとまで言う。
うんざりした英作はほっといてくれと言うが、常子はほっておかない。

葉子が岡倉を訪れる。葉子をキミの誕生祝に誘う大吉。
葉子は宗方と別れるつもりで、マンションを出て、宗方の仕事をするわけ
にも行かないので事務所にも出ず、いまはビジネスホテル暮らしらしい。
英作にマンションがあって岡倉にいないことを知った葉子は岡倉に
泊めてもらうことにする。

加津が学校から帰ってきた。ごきげんだ。他にも被害者が出てきて、
加津の濡れ衣が晴れたのだ。
そのことを報告に菊屋に行く加津。菊屋に行くと若旦那も菓子作りを
手伝っていた。濡れ衣が晴れたことを報告する加津。

加津の帰りがてら、喫茶店による若旦那と加津。
若旦那はみのりをお嫁さんにしたいんだけど、いいかな?と加津に問う。
加津はあっさり「どうぞ

加津にとっては幸せな日だった。自分の濡れ衣は晴れて、みのりにも
幸せがおとずれそうだったからだ。


加津、濡れ衣を着せられる。(第7シリーズ 第44回)

2006年03月06日 21時48分37秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

勇はこっそり光子に2月18日はケータリングの注文をとらないで欲しいという。
キミの誕生日を祝うためだ。

加津が学校から帰ると足を怪我していた。加津本人は転んで怪我をした
と言うが、眞は本当はどうしたんだと疑う。

サワが幸楽を訪れた。加津を節分に誘うが、加津は断ってしまう。

夜、五月の携帯に電話が入る。大吉からだ。キミのお祝いをしたいというのだ。
五月はあきらめろというが、勇は岡倉に世話になると言う。

長太が幸楽を訪れた。加津に話があると言う。長太は学校に呼び出されたという。
その話によると加津がクラスメートを脅してお金を持ってこさせようとしたらしい。
断ったら暴力をふるって頭に怪我をさせたという。
加津はそんなことはやって無いと言う。逆に脅されてたのは加津の方らしい。
加津は無視していたが、そうなると暴力を振るわれて喧嘩になったのだ。
話を終え、店の手伝いに戻る加津。五月には嘘をついて、内緒にした。

あかりが来るまで、和夫は勇気と一緒に保育園で遊んでいた。
保育士の北川と話をする和夫。
あかりが迎えに来ることには、勇気は寝ていた。

野田家の食事時、あかりは和夫をちょっと見直したことを話す。

加津が学校から帰ってきた。先生と話をしたはずだが、加津は荒れていた。
どうやらわかってもらえなかったようだ。
加津は店を手伝いに行った。客の中に事件を起こしたクラスメートの
父親がいて、事件の件が、五月たちにもばれてしまった。
これ見よがしに嫌味を言う客。悪いのは自分の娘なのに調子に乗りやがって。
聖子も裏では何してるかわからないと嫌味を言う。
ほんと、やなヤツだな、聖子。
加津と話をする五月。五月は加津を信じるというが、店には出なくていいと言う。

加津は、菊屋に来ていた。菊屋の若旦那にみつかり、一緒に中に入る加津。
泣き出してしまう加津。
サワ、若旦那、みのり、加津で鍋を囲む。
若旦那は話を聞いて、幸楽なんか出て、ここにくればいいと言う。
幸楽のことを知らないくせに、なんだか若旦那の言葉、鼻につく。

連絡も無いまま加津が帰ってこないので、眞たちは心配していた。
キミだけは、うちの敷居をまたがせないと相変わらず、意地悪だ。
そこへ菊屋から、今夜は加津を泊らせると電話が入る。

英作が岡倉に帰ってきた。珍しく夜食を一緒に食べるという。
キミの誕生祝をするから、英作にも出て欲しいという大吉。
長子はキミの誕生祝が実現しなかったとき、大吉が落ち込むのではと
心配していた。

幸楽では、眞や五月が加津がこのまま帰らないのではと心配していた。


それぞれ、色々と、、、(第7シリーズ 第43回)

2006年03月04日 13時44分51秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

キミは眞の試験が終わったと思って、眞に店を手伝わせようとするが、
五月に終わったのはセンター試験だけで、まだ東大受験があると言われ、
まだ店を手伝わせられないと知り、機嫌が悪かった。

文子と亨が望の試験について話していた。喧嘩の様になって、亨は
俺がいたら邪魔なんだなと怒り、ハワイへ帰ってしまう。

望が眞を訪ねて、幸楽を訪れた。望は自分のセンター試験の成績が
悪かったことで、文子と亨が喧嘩したことがこたえている様だ。
なんと、望は、わざと半分しか答えを書かなかったらしい。
望はあまり勉強しなくていい、私立の大学に行って、ギターのをやりたいのだ。

英作が珍しく早く帰ってきた。岡倉では長子が勉ちゃんに鍋の用意をして
もらい、それを英作のマンションで親子三人で食べようというのだ。

葉子が岡倉を訪れた。長子がマンションを買ったことを愚痴る大吉。
葉子は突然大吉に100万円もの借金を申し込む。一人で暮らしたくて、
マンションを借りたいと言う。政子と宗方との生活に疲れたのだ。
宗方との離婚も辞さない覚悟だ。だが、大吉は父親としてそんな金は
出せないと答える。

親子三人で鍋をつつく長子達。英作のマンションはなかなか快適のようだ。

政子と宗方の待つ家に帰る葉子。遅く帰ってきたため小言を言われる葉子。
筆者は個人的にこの宗方が政子をかばい、政子が宗方をかばう、擬似家族
が大嫌いで、このような場面、見ていてイライラする。

日向子は夕べ、英作のマンションに泊ったようだ。迎えに行った長子と
途中で会う。日向子はそのお泊りが気に入ったようだ。

タキさんは亡くなった節子のメモをみて、キミが今度の2月18日が77歳の誕生日
だということに気付いた。なにかお祝いの品を用意した方が良いのでは
ないかと大吉に相談する。大吉はその誕生会を岡倉でするのはどうかと
思いつく。

ケータリングの手伝いが必要なので、愛に頼む五月だが、愛は仕事の
打ち合わせをしていたし、店とは関係ないと断る。
この所、愛はわがままばかりで嫌な感じ、愛ファンの筆者としてはちと悲しい。
そのことで聖子やキミに嫌味を言われる五月。

幸楽に大吉から電話が入る。キミの喜寿のお祝いを岡倉でやりたいとのことだ。
しかし、キミは祝ってもらってもうれしくないと断ろうとする。
その電話を途中で取り、改めて返答するという勇。

大吉は、キミに断られたと思い、落ち込んでいたのだった。


眞(と望)のセンター試験(第7シリーズ 第42回)

2006年03月02日 20時59分30秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

長子が英作のためにマンションを買ったことで、大吉は夫婦・親子が
別居するなんてとんでもない、許さないと思っていた。
朝、英作と長子が降りてきて話をする。英作は長子からのプレゼント
をありがたく思っていた。長子と日向子が岡倉にいた方が英作は
心強いのだ。そして、自分の自由になる部屋も欲しい。

勉ちゃんと壮太が河岸から帰ってきた。今夜の和菓子組合の集まりの
ためのふぐを探していて手間取ったという。
(菊屋の若旦那が幹事らしいが、その場面は現れなかった。)
そして、眞のセンター試験が明日から始まるので、その弁当用に
眞の好きなものも買ってきていた。

小島家に電話が掛かってくる。大吉からで弁当をもって行くと言うのだ。
眞は荷物になるとちょっと迷惑気味だ。

岡倉では長子が出かけようとしていた。マンションを正式に契約に行く
のと、英作のマンションにテレビや冷蔵庫、台所用品などを買いに行くと言う。

長子はセンター試験を受けるのは眞だけでなく、望もいるよと話題にする。
そういえば、そうだよね、筆者はすっかり忘れていました。
大吉は、望は亨や文子と恵まれた受験だから何もしなくても大丈夫と言う。

キミはレジにおいてあるマスコット人形と会話していた。
マスコット人形は、なかなか雄弁でかしこいようだ。
が、どこで売っているんだ?そして、誰が、何のためにおいたんだろうか?

加津が帰ると眞がシュウマイをもらってきてくれと言う。寝ていて昼飯を
食べ損ねたらしい。試験の前日なのにいい度胸だ。去年は前日までがつがつ
勉強して失敗したので、今年は前日は一日中寝てることに決めたのだ。

亨が帰ってきた。望の試験のためだ。文子は仕事をしている。プレッシャーを
与えないために、いつもと同じように過ごすというが、言い訳っぽい。
実際、仕事も休めないのだろう。
亨は試験から合格発表までいると言う。
望も心配してるが、そんなに留守にしてハワイのホテルは大丈夫なのか?
亨は望が持っていく弁当も作るという張り切りぶりだ。
ちなみに、望も東大受けるんだね。

夜食の時間、愛が手伝わないのでキミは機嫌が悪い。眞が試験試験と言ってる
のも気に食わず、落ちることを望んでいるキミだった。

大吉が眞の弁当を作るため早めに起きると、タキさんや壮太も来ていた。
大吉を手伝おうというのだ。

高橋家では、同じように亨が早起きして、望の弁当を作っていた。
それに驚く文子。メニューはサンドイッチ。ハワイで開発した究極の
サンドイッチらしい。そして、お菓子のキットカットきっと勝つの駄洒落入り)

加津が朝起きると、五月の姿が見えない。朝食の準備はしてある。
五月が帰ってきた。五月は、眞の合格を祈願して、おまいりに行っていたのだ。

大吉から電話が掛かって来た。試験会場へ弁当をもって行くと言う。
メニューがステーキとトンカツと聞いて、眞は喜んだ。
こちらは、「敵に勝つ」の縁起を担いでいる。

長子と日向子が出かけ先から帰ってきた。英作のマンションにカーテンをかけたり
準備をしてきたらしい。日向子は「パパのマンションに住みたい」と言う。

眞が帰ってきた。弁当も全部食べたと顔は明るい。勇たちは気を聞かして、
どうだったかはあまり聞かないようにしている。

望と亨が帰ってきた。こちらは二人とも暗い顔。
弱気な望と発破をかける亨。なんか嫌なムード。

英作と長子でやたら眞を気にかける大吉について話している。
五月が昔、家出したことを気にして、その償いのつもりで、やたらと眞を
きにかけているのではと、長子と英作の推理だ。

めずらしく、英作、長子、日向子の三人で外出。マンションにも寄った。
標識は、「本間英作」だ。1LDK。キッチンとリビングをあわせて14畳以上
あるらしい。思ったより広いな、始めてきたけど、自分の部屋だと思うと
落ち着くと英作はご機嫌だ。

センター試験が終わり、眞が弁当のお礼と報告に岡倉へ来た。眞は自己採点だと、
充分、東大を受験できる成績だったらしい。
望も岡倉を訪れた。望は東大、ダメだったらしい。

眞の報告を聞いたらしい五月は、涙しながら喜ぶのだった。