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渡る鬼

「渡る世間は鬼ばかり」のあらすじと感想を書きます。
ネタばれがありますので、ご注意を。

最終回スペシャル(第6シリーズ 第51回)

2005年12月25日 19時04分51秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

夜遅く帰ってきた愛は、携帯で電話して長子に玄関の鍵をあけてもらった。
たしか小島家は携帯禁止ではなかったっけ?
いつの間に携帯を持ったんだ?

大吉もまだ起きていた。こんな夜遅くまでかかるバイトをやめさせるべきでは
ないかと大吉も悩んでいたのだ。

小島家では勇が朝から迎え酒を飲んでいた。愛が出て行ってからずっとらしい。
荒れる勇をみて、例のごとく、キミは愛を説得できない五月のせいだと責める。

日向子が、お父さんとお母さんが喧嘩してると泣きながら大吉に助けを
求めに来る。
喧嘩の原因は、合格した小学校の参観日に連れて行く、連れて行かないで
意見が分かれているからだ。
日向子は合格した小学校でなくてもいいから喧嘩をやめてと泣きながら言う。
うーん、長子の勝手な都合のような気がするがなぁ。

常子と神林が岡倉を訪れる。日向子の小学校の参観日のことを心配して、
来たのだ。常子は日向子の希望通りの小学校へ通わせてやりたくて、長子に
日向子をもう一度任せてくれと頼む。
参観日には常子が連れて行ったらしく、日向子も喜んでいる。
常子に礼を言う長子。
常子は日向子の送り迎えをしてもボランティアは続けるらしい。

あかりが勇気を連れて岡倉を訪れた。
弥生の誕生祝を岡倉でやると聞いて、御礼と確認に来たのだ。

野田家ではハナが作った(?)夕食を食べていた。ハナは料理の腕をあげ、
レパートリーも増えてるらしい。体が不自由なのに偉いなぁ。
そして、良のことなど話し合う。

長子と英作は、今日のことを話し合う。日向子のこと、常子のこと、、、。
うまくいったので、仲直りも出来たようだ。

あかりがおむすび売っていると、いつのまにか勇気が外に出ていた。
子供が運転する自転車と衝突する勇気。
とっさに良が出てきて、勇気を病院へ運ぶ。
勇気は良を見つけて、走り出していたのだ。
勇気は怪我などせず、なんでもなかった。
良に仙台へ帰らず、勇気のそばにいてあげてというあかり。
あかりから連絡を受けた弥生が駆けつける。
弥生は人に頼んで仙台の会社へ電話して良の様子を聞いていたらしい。
それによると、良は仙台の会社を辞めたらしい。
去ろうとする良にどこへ行くのと問う弥生やあかり。
良は突然、明日、上海へ発つととんでもないことを言い出す。
友人がいるというのだ。
良は仙台の会社で人員整理をしようとして、失敗したらしいのだ。
涙ながらに良に帰ってくるよう言うあかり。

野田家に帰ってくる良。ハナは良をみて、この家に帰ってくる資格はない、
と杖で殴ろうとする。土下座までして殴り殺されてもいいという良。
弥生が良をかばい、ハナもなんとか良を許し、野田家に平和が戻った。

文子が岡倉を訪れる。頼んでおいた弁当を取りに来たのだ。
そして、パスポートを取りに行ったと言う。エリや望がピアノだかギターだかの
合宿があるとかで、その間、エリの母、利子と文子で香港に行こうというのだ。
文子のパスポートの期限が切れていたのであわてて取りに行ったらしい。

文子の旅行の出発日、亨が帰ってくる。それにもかまわず出発する文子たち。
ひとり亨が残ったところにエリの父親がやってくる。単身赴任先から家に帰っても
利子がいないので、文子の所に居るのではないかと訪ねてきたのだ。

亨とエリの父は、岡倉を訪れた。利子のことを語るエリの父。いままで利子は
エリの父を頼りすぎるぐらい頼ってたらしく、今回の香港旅行を聞いて、利子が
自立できたと喜ぶエリの父。そして、亨と友達になれたと喜んでいる。

良がごはんやの配達で岡倉を訪れた。ご心配をお掛けしてと大吉に頭を下げる良。

加津は愛にメールを送った。電話しても何も言わずに切られるらしい。

葉子のマンションに美智が訪れる。
葉子は、宗方からの仕事の手伝いを美智に頼もうというのだ。
が、政子が家に戻ってきたのでそれどころではないらしい。
政子自身はお互いに干渉しないようにしようと言っているらしいのだが。
葉子は美智に手伝ってもらうことをあきらめる。

幸楽に長太が訪れた。加津が小学校を卒業できますとキミや五月、勇に頭を
さげる長太。長太は加津に卒業式に着る服をプレゼントした。

葉子のマンションに、宗方と政子が訪れた。
なんやかんやで、また政子が葉子の世話をして一緒に暮らすことになる。

なんじゃ、そりゃぁぁ!!

結局もとのままかい!!

個人的に、葉子、政子、宗方の疑似家族って、大嫌いなので納得いかん。

葉子、太郎、美智が岡倉で食事をしている。
話題は、また政子が葉子と一緒に暮らすことになってひと安心という話。

加津は長太に買ってもらった服で卒業式に出ることをホームページに載せる。
そして、加津は愛の携帯にメールを送り続けている。

愛は相変わらず、バイト先の先輩にいじめられていた。
そして、ついに愛はキレて先輩にビンタを食らわしてとび出してしまう。

城代が岡倉を訪れる。城代は友人から愛がバイトをやめたことで、幸楽に
自分が返しに行くべきだと愛を迎えにきたのだ。
愛が城代に連れられて幸楽へ帰ってくる。
土下座までして、愛を幸楽に返そうとする城代。
なぜだが、光子と聖子の喧嘩の騒動が起こってうやむやになる。
その夜、勇は久々においしいお酒を飲めたようだ。

加津の城代評「あんなにヒヨヒヨしてるけど、案外大物かもね。」

そうかなぁ、ヒヨヒヨしてるだけで、大物には見えないがなぁ。

眞は、加津に卒業祝いとして、靴のブローチを送る。

加津のホームページをみのりはみていた。

城代と愛が岡倉を訪れる。
今日は弥生の誕生日でお祝いをしてやるはずが、みんな集まらないというのだ。
肝心の弥生たちも工場にでないといけないということだ。
最終回ということで、全員集合かと思ってたけど、意外でした。


これにて、第6シリーズ終了。

第7シリーズの再放送(第3と第4もだけど)は、無いのだろうか?

無いとしたら、このブログも終了ということになってしまう。

となると、来年、四月からの新シリーズを待つしかないのか、、、

というわけで、どうなるかわかりませんが、しばらくの間、さようなら。


愛の厳しいバイト生活(第6シリーズ 第50回)

2005年12月25日 15時48分07秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

愛は岡倉からテレビのプロダクションのバイトに通っていた。
大吉が心配して話を聞こうとするが、そんな時間もあまりない。
バイト先では、色々と厳しい目にあい、先輩からも罵倒されている。

小島家は愛のいない寂しさからか、暗い雰囲気になっていた。

夕べは葉子も来ていて、岡倉に泊っていた。葉子は政子と喧嘩して、政子は
山口の家に戻ることになり、葉子は解放されたと喜んでいる。
そして、いまのマンションもでないといけなくなるので、色々とお金がいる
ので、大吉に借金をしに来たのだ。

太郎が岡倉を訪れた。政子が山口の家に帰ってきたので、どういうことかと
あわてて葉子のところに事情を聞きに来たのだ。喧嘩のことを話す葉子。
太郎はそんな事情じゃ仕方が無いなと政子を引き取る覚悟をする。

葉子がマンションに帰ると政子は引越しの荷物を運び出し、掃除をしていた。
お互いに冷静になり話し合う葉子と政子。別れの握手をする。

幸楽のケータリングの客から加津の本にサインを頼まれ、加津はサインをしている。
そういう加津の本からの客も増えているようだ。

宗方が岡倉を訪れた。葉子と話をしたいのだが、会いたくないといわれ、大吉
に頼んで会わせて貰おうというのだ。
大吉は仕事の話があると言って、葉子を呼び出す。
だまされたと思って怒る葉子。
宗方は葉子に仕事を頼みたいというのだ。
葉子とのつながりを保つために仕事を頼むのかと宗方に問う葉子。
それを聞いて、私はそんな女々しい男ではないと怒る宗方。
そして、仕事の話をする。オフィスのリホームの仕事だ。
仕事を引き受ける葉子。早速契約書を作りに行く。
またややこしいことにならないかと心配する大吉。全く同感。

英作が帰ってきた。長子に常子から何か連絡がないかと問う英作。便りがない
のが元気な知らせとこたえる長子。それで長子が冷たいから常子が神林の所へ
いったんだと長子を責める英作。話は日向子の小学校へも及ぶ。送り迎え出来ない
から普通の小学校に通わせるという長子、日向子がかわいそうだという英作。

文子とエリの母が岡倉を訪れていた。望とエリの成績がよかったので、その
お祝いで、来たというのだ。
弥生の誕生日、3月27日にお祝いをしようという話になる。

あかりがおむすびを販売しているのを、そっと見守る良。
勇気は気付いたようだが、それをあかりに伝えられず、ひとりで良の所へ
行こうとして、あかりに止められる。

愛はバイトの辛さから、泣いていた。泣いてる姿を見つけられて先輩(?)に、
いつまで泣いているのよと責められる。果たして、愛は耐え抜いてテレビの
仕事に就けるのか?


愛、家を出る。(第6シリーズ 第49回)

2005年12月24日 20時41分58秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

愛のテレビ局のバイトの件で、小島家では家族会議が行われていた。
バイトの世話をした城代も加わっている。
バイトの内容は、ほとんど使いっぱしり。
いま付いているのはお笑い番組らしく、それを聞いた勇は、自分がどんなに
くだらない事をしているかわかっているのかと説教をする。
勇は説得をあきらめ、それでもやりたいなら家を出てやれと言う。
勇に反論する城代だが、それでも勇の信念は変わらない。
愛は家を出て行くことになる。
キミはまた嫌味を言い、母親の責任だと、いつも通りの結論に。

五月は大吉に電話し、愛がそっちに行ったらよろしく頼むと言う。
城代に送られて岡倉へ訪れる愛。
そのときの、愛の城代への評価、

「ただ、人が良いだけで何もわかってないの」

ものすごーく、的を得ていると思う。

幸楽では、今日からサチがコンピュータの研修旅行で休み。
代わりに光子が手伝いに来る。来るまでは高給の仕事を蹴ってまで来るはずない
と聖子が騒いでいた。
他の人間も自分と同じように金だけが大事だと思ったら、大間違いだぞと聖子に言いたい。
光子はちゃんと来て、お手当てはいらない、健治と同じ所で働けるだけで良いと優等生的なことを言う。

常子と神林が岡倉を訪れる。由紀は無事に大阪に帰ったようだ。
常子はいまのマンションを引き払い、神林の所に住むことにしたようだ。
常子はもう姑は卒業して、長子と友達になろうと珍しくフレンドリーだ。

日向子を合格した小学校へ送り迎えする人間がいないというので、長子は日向子を
普通の小学校へ行かせようとしていた。日向子は医者になりたいので、合格した
小学校へ行きたがる。ほんとに勝手な大人の都合だ。
神林は日向子をかわいそうに思ったのか、日向子を合格した小学校へ通わすよう意見する。
送り迎えする人間がいなければ、常子が送り迎えするべきだと神林は言う。

五月は加津に岡倉までお使いを頼む。多分、愛の生活費を渡すよう頼んだのかな。

岡倉では壮太が、サトイモの皮むきの練習をみんなに見守られながらやっていた。
勉ちゃん曰く、壮太は器用になんでもこなすらしい。
がんばれ、壮太!!
壮太は好青年なので、個人的に応援したくなります。

加津が五月のお使いで岡倉を訪れる。壮太に白衣姿が似合ってるという加津。
加津は壮太の元気な顔を見ただけでも来た甲斐があったという。
やはり、壮太に恋してるのかなぁ。
何か食べていかないかと壮太が誘うが、加津はみんなに内緒できたからと断る。
加津がお使いで持ってきたのは、手紙とやはり愛の生活費10万円だった。

小島家の夜食は、愛がいないことでみんな喋らず、寂しいことになっていた。
キミは愛が岡倉にいることを見抜いていて、五月に責任があるんだから、
岡倉から連れ戻せと言う。が、五月は自分はダメな母親だから出来ないと言う。
キミはそれを聞いて、もう愛が頭を下げて戻ってきてもうちに入れない、岡倉
とも縁を切ると言う。ほんと自分の思い通りにならないと勝手な子と言うなぁ。

英作が岡倉に帰ってきた。帰宅途中、常子のマンションに寄ったが、もぬけの
からだった。長子に常子は神林のところへ行ったことを聞いた英作は、機嫌が
悪くなり、長子が悪いと長子に当る。が、長子はそんな英作を軽くかわす。

葉子が岡倉を訪れる。葉子は政子と大喧嘩して政子が山口の家に帰ることに
なったと言う。葉子はやっと一人になれると大喜び。

大吉は長子の所も葉子の所も何かあったようで、また騒ぎになるんじゃないかと
心配しているのだった。


ひな祭り(第6シリーズ 第48回)

2005年12月23日 17時56分26秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

愛は今日からテレビプロダクションでバイトのようだ。
しかし、そのことは五月や加津にも内緒で、教授の手伝いということにしている。

サチは春休み、ちょっとしたコンピュータの研修みたいなことで、幸楽のバイト
を休むことになった。それで、勇は眞や愛に幸楽を手伝わせるつもりなのだが、
それが親子喧嘩の原因になるのではと心配する五月だった。

加津は中村編集長に借りていたお金を返す。みのりがいなくなったので、
渡すことが出来なくなったので、不要になったのだ。そのことを中村編集長
へ語る加津。加津はもうみのりには探してまで会う気は無いようだ。
加津はその原稿料でおひなさまを買おうとする。みのりとの良い思い出が
おひなさまに残っていたのだ。

みのりはどこか雪国の旅館(?)で働いているようだ。

加津が帰ると小島家におひなさまが飾ってあった。しんみりと喜ぶ加津。

この忙しいのにおひなさま飾るなんてと嫌味を言うキミ。

遅く帰ってきた愛に、勇は教授の手伝いなんかやめて店を手伝えと言う。
勇は城代との結婚の話まで持ち出し、愛に店を手伝わせるつもりだ。
愛は店を手伝うことも、城代との結婚も拒否する。
そして、キミが眞にも店を手伝えと言う。受験勉強をするからと断る眞。

常子と由紀が岡倉を訪れる。由紀は常子のボランティアを手伝って少し
元気が出たようだ。日向子のひな祭りに招待されて来たのだ。
伸彦からは連絡が無いようで、常子は伸彦姉弟を追い出してやると息巻いてる。
由紀は自分が頭を下げて帰ると言っているのだが、、、

光子が久しぶりに幸楽に訪れる。五目寿司を作って持ってきたのだ。
そして、春休み、幸楽を手伝うと申し出る。加奈に渡した200万円の借金も
健治と協力して返し終えたようだ。

城代が幸楽を訪れる。加津のためにケーキを買って来たのだ。
勇は城代に愛の教授の手伝い(実際はテレビ局でバイト)をやめさせるように
頼む。嘘をついているので、困った顔の城代。

愛はADとして忙しく働いていた。先輩から嫌味を言われている。
つらい仕事のようだ。

岡倉の長子達の部屋で、親子三人と常子、由紀で、なごやかにひな祭りのお祝い
をしていた。日向子は着物を着せられている。
そこへ伸彦がやってくる。由紀を迎えにきたのだ。今頃のこのこよく来れたな
と嫌味を言う常子。伸彦は育児から解放させてあげてのんびりさせようと、わざと
由紀に連絡を取らなかったのだ。そして、ベビーシッターは頼んでいたが、夜に
色々と世話をしたことで育児の大変さを知ったことを語る。由紀は涙ながらに
やっと大阪に帰れると喜ぶ。

城代は、愛がテレビ局のバイトをしていることを勇たちにばらした。
勝手に話すなんて、愛がかわいそうだと思う。
城代の変な風に正直な所、個人的に好きになれない。
勇は愛が帰ってきた途端、愛をたたこうとして、間に入ろうとした城代を
裏拳でたたいてしまう。
城代って、本当に間が悪い。
勇は愛に親に隠してまでテレビ局のバイトなんて許さん。それでもバイトをしたい
なら家を出て行けと叱るのであった。


加津の母、みのり現る。(第6シリーズ 第47回)

2005年12月20日 23時44分07秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

日曜日、城代と愛は出かけるようだ。その先は、テレビのプロダクションの
バイトを城代が愛に紹介するらしいのだ。

加津は「バラのおばさん」との待ち合わせ場所に来ていた。が、そこにいたのは
加津の母親みのりだった。本を出したお祝いにバラの花束を渡すみのり。
そして、一緒に食事をすることになった。今頃になってなぜ会う気になったのか
と疑問を持つ加津。
食事はホテルの一室(?)で、ルームサービスだった。
みのりは、まだ高村という男と一緒にインドネシアで生活しているらしい。
(が、後にうそであろうことがわかる)
みのりは加津の本を読み、加津が自分の気持ちをわかってくれていたと感動
して泣いたらしい。
みのりは加津を迎えにきたわけではなく、一目会いたかっただけだった。
加津は強がって、迎えに来てもらおうなんて思ってない、今が一番幸せと言う。
みのりが幸せと知り、加津はこれで自分も一人で生きていけると言う。
が、部屋のクローゼットには、擦り切れた服と靴があった。それをみつけて、
加津はみのりが幸せで贅沢な暮らしをしていることはうそだとわかる。

加津は中村編集長に電話して、50万円でも100万円でもお金を貸してくれと
頼む。そして、加津がホテルの部屋に戻るとみのりは消えていた。
ホテルの部屋も本名とは別の名前で借りていたようだ。

加津が幸楽へ帰ると、長太、邦子、ミカが訪れていた。
ミカのピアノの発表会のドレスをオーダーした帰りだったらしい。
ミカが長太になついているのをみて、寂しさを募らせる加津。

常子と由紀が夕食を食べに岡倉を訪れる。由紀が家を出て常子の所にいても、
伸彦から連絡は無く、それで、由紀はまいっているようだ。病院の仕事から
締め出されてもいいから、大阪に帰ると泣き出してしまう。
が、常子はここで降りたら伸彦の性根が見えないと由紀を大阪へ帰さない。

深夜、小島家の食卓で加津が一人で泣いていた。そこへ眞が現れる。
泣いてたのかと問う眞。眞は加津がバラのおばさんにあったこと、そのバラの
おばさんが加津の母親だということを見抜いていた。
結構するどいな、眞。
眞にそう言われて、また泣き出してしまう加津。やはり加津はみのりと暮らしても
いいと思っていたらしい。それでまたいなくなったみのりを思って泣いたのだ。

加津はみのりと会ったときのことを眞に語る。みのりが貧乏に暮らしていること
を知ってショックを受けたのだ。加津は中村編集長から借りたお金を渡して、
事情によっては一緒に暮らすつもりだったのだ。眞はこのまま、だまされた
ふりをして、みのりのプライドを保ったままがいいのだと慰める。
眞に話をして心が軽くなったという加津。そして、加津はこのことは他の誰にも
話さない、眞とも二度とこの話はせず、もう忘れると言う。
が、五月はこっそりその話を聞いていた。が、五月はそのことは胸の中に
しまおうと決めたのだった。


眞のやる気復活(第6シリーズ 第46回)

2005年12月20日 00時02分01秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

夜食の時間になっても眞は出てこなかった。
眞の偏差値は61で、面談で東大は無理と先生に言われて落ち込んでいるのだ。
そのことまでネタにして嫌味をいうキミや聖子。

そのことを知ったサチは眞と話をする。やはり眞は東大を、大学進学を
あきらめかけていた。サチは眞が幸楽を手伝っていたことを知っていたので、
これからはその時間も勉強に費やしてがんばれと励ます。

幸楽では加津の本を読んだミーハーな客が増えているようだ。

帰ってきた眞はサチの励ましが効いたのか、東大をめざすとキミにはっきり言う。
店も手伝わないし、塾も今よりもレベルの高いところへ行くと言う。
ほかの事は考えず、「鬼」になって受験勉強をするというのだ。

大吉は常子の所に毎日食事を届けているようだ。その食事を常子の所で食べて
帰宅する英作。英作は由紀から頼まれて、常子を大阪の本間病院へ帰るよう
説得したいらしいが、常子はボランティアという生きがいをみつけたので、
帰るつもりは無いようだ。

由紀が突然、岡倉を訪れる。紀彦は置いてきたらしい。しばらく常子の所にいる
つもりだが、常子が留守で、長子に相談もあるので岡倉に来たのだ。
由紀が岡倉に来たことを知った常子が岡倉を訪れる。
話も聞かず、すぐに大阪に帰れと由紀に言う常子。
由紀の話では、本間病院で医者としての仕事をさせてもらえず、子育てに専念
するよう言われているようだ。それを由紀は伸彦とその姉が本間病院を乗っ取ろう
としている
と言うのだ。
常子は、それは考えすぎで、伸彦たちの言うとおり子育てしろと言う。
由紀は常子に帰ってきてもらって子守をしてもらい、自分は仕事をしたいのだ。
結局、常子はしばらく由紀を自分の所に置くことにする。伸彦が子育ての大変さ
を知り、根を上げるか、由紀が心配で帰るかの根競べをさせるつもりだ。

眞が受験勉強から休憩すると加津はまだ起きていた。眞にフレンチトーストを
作ってあげる加津。加津は本を読んでくれた人からのメールを読んでいた。
その中に加津に会いたいというペンネーム「バラのおばさん」からのメッセージ
があった。加津は待ち合わせに行かないつもりだったが、どんな人が来るか
確かめるだけならいいだろうと、待ち合わせ場所に行く。
すると、そこには思いがけない人が立っていたのだった。


節分の日(第6シリーズ 第45回)

2005年12月16日 22時57分00秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

第44回は不定期な放送のため、見逃しました。


というわけで、一回飛ばして第45回。
珠子が岡倉に来ているというので、五月は岡倉に顔を出す。
が、幸楽を出るには一苦労だった。キミや聖子の嫌味攻撃だ。

再会を喜び会う、球子と五月。

料理はふぐちり。

そこには葉子も来ていて、五月は葉子が結婚すると言うので驚く。
珠子はその葉子の結婚を心配して来た様なのだが、、、、

葉子は自分のやりたいような仕事のために資金を作ってくれるほど、自分を
思っている宗方と結婚すると言う。
珠子は自分が仕事の資金を出せば、結婚をやめるのかと葉子に問うが、
葉子は、それだけで結婚するわけではないと言う。
本気で宗方と結婚する気なのか、、、以前、婚約は解消するつもりだと言ってた
だけに、個人的に、なかなか葉子を信用できない。(笑)

岡倉に泊った葉子は大吉のいびきで眠れず、夜中起き出す。
そして、仕事をしていて長子も顔を出す。
眠れないのはいびきのせいだけでなく、結婚のこともあるんじゃないの?と
長子は葉子に問いかける。さらに珠子が資金を出すと言ってるんだし、結婚
なんてやめなよと葉子に言う。長子は自分の結婚で懲りてる面もあるようだ。
それだけ言っても揺るがない葉子をみて、葉子の愛が本物だと知った長子は、
葉子の結婚を祝う気になる。

翌朝、家に帰った葉子は、突然、政子に宗方との結婚は断るつもりだと言う。
自分の好きな仕事のために結婚するのはなにか不純な気がするというのだ。

やはり結婚しないのか。

そして、以前は嫌がっていた、小さな仕事もコツコツやっていくつもりだ。
そして、自分ひとりでやっていくので政子には家に帰ってもらうよう言う。

さらに翌日(?)、葉子が岡倉を訪れると、珠子、弥生、文子、そして常子
まで、訪れていた。みんなに結婚を祝福してもらう葉子。そんな中、葉子は
結婚なんてしないと宣言する。
常子が帰った後、どういうことかと事情を話す葉子。珠子の話した資金を
出すといった話に心が動いた自分に気付いて結婚はやめることにしたのだ。
が、珠子が資金を出すと言ったのを断る。

幸楽ではみんなで節分をしていた。
鬼は外!!という豆まきとともにちょうどやって来て、豆をぶつけられる城代。
相変わらず、タイミングというか間が悪い。
成田山におまいりに行ったので、お札を持ってきたのだ。
愛にも就職祈願のお札を持ってきた。
豆まきも終わり、みんなで乾杯して食事をする。

眞の進路相談の日、終わって帰ってきた眞は無愛想に帰ってきた。
どうやら眞は東大は無理だと言われたらしくショックを受けたようなのだ。


加津、幸楽に戻る。(第6シリーズ 第43回)

2005年12月15日 21時33分40秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

長太が家に帰ると邦子は引越し準備をしていた。
そして、加津は書置きを残して、家から去っていた。

幸楽では明日、邦子たちが引越してくるのだが、キミは受け入れる気はない。

長太が幸楽を訪れた。加津を探しに来たのだ。
五月が岡倉に電話しても、愛が壮太に電話しても、加津の行方はわからない。

野田家に、弥生がハナを連れて帰ってきた。
喜び会うハナ、弥生、あかり、(一応)勇気。
勇気って台詞は全く無いし、表情も乏しいなと思う。まだ小さいから?

長太の家ではまだ加津が帰らず、沈んでいた。
意外にも邦子は自分のせいだと反省している。
長太と別れるとか家を出るとは言わない、加津と一緒に暮らすと言う。
それに対し、もう遅いと言う長太。

加津は中村編集長を訪ねていた。中村編集長に両親がいない子供が入る施設は
ないか、そこに入りたいと尋ねる。が、中村編集長は加津が不登校になったのが、
幸楽を出る理由だと知り、幸楽にいたいのなら学校に行けばいいと説得する。
とりあえず、その日は中村編集長のところに泊ることになった。

翌日、加津と中村編集長と長太で、幸楽へやって来た。
加津は学校へ行くから、幸楽へおいてくださいと言う。
勇は、加津はうちにとって大事な子だ、ずっとこのうちにいてくれと言う。
長々と加津のよさを語った勇、かっこいいぞ!!
キミも行きたくない学校へ行くからおいてくれという加津には何も言えないと
幸楽に戻ってくることを認める。よかった、これで元通りだ。

愛、眞、加津、城代が岡倉を訪れる。

そこへ葉子が現れる。加津に以前親に捨てられたかわいそうな子と言った事を、
詫び、本を読んで加津の事はわかったからもうかわいそうと思ってないと言う。

そして、葉子は、もう疲れた、結婚すると突然言い出す。
仕事が来ない、来ても予算の関係で思うような設計が出来ないかららしい。

ハワイの珠子から電話があり、2月1日に来ると言うのだ。
いつも来るときは、一月前に知らせる珠子が、今回は急に帰国を決めて
来ると言うので、大吉は不安になっていた。


加津、幸楽を出る。(第6シリーズ 第42回)

2005年12月13日 23時31分40秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

加津は学校を休み続けていた。
聖子は嫌味を言うし、キミは愚痴る。

長太が連絡を受けて幸楽へやって来た。中国からの出張帰りだ。
(ゲームを作る会社って中国に関係あるのか?)
加津と話をする長太。加津は勉強が好きらしい。加津が学校へ
行かない理由は先生が嫌いだから。あと他の生徒の嫉妬。
長太はいつの間にか帰っていった。

そして、愛が何もかも終わったと久々に笑顔を見せて帰ってきた。
愛はアナウンサーの就職試験を全部落ちたらしい。
が、就職試験に全力を尽くしたことですっぱりあきらめられたのだ。
その次は、テレビ局の一般職員でディレクターを目指すらしい。

長太は加津の小学校へ行って、卒業するまでの二ヶ月、休学できるよう
頼んできたらしい。なんとか校長の許可は出たようだ。そして、長太は
加津を引き取ると言い出す。
そして、荷造りをする加津を見て、五月やキミに食って掛かる眞。
キミは前回、加津にずっと幸楽にいていいと言っていたのになぁ。

長太から事情を聞いた邦子が、加津は引き取れないと幸楽へ怒鳴り込んでくる。
そこへ長太もやって来て、邦子に加津を引き取ると宣言する。離婚も辞さない
覚悟だ。邦子も別れて幸楽へ帰って来ると言う。

加津は愛と眞に別れの挨拶をして出て行く。

長太と加津は、家に行く前に岡倉に食事をしに寄っていた。

あかりが勇気を連れて岡倉を訪れる。うちに帰っても誰もいないので食事に
来たのだ。弥生は家出したハナを探して、大阪(?)の老人ホームで待って
いるらしい。

幸楽を出ることになった加津はやはり元気がない。

長太と加津が家に帰ると、邦子が引越しの準備をしていた。加津と一緒に
暮らす気はないというわけだ。ますます落ち込む加津。慰める長太。

幸楽では愛がアナウンサーの試験に落ちたことで、勇は上機嫌だった。

キミは邦子を幸楽へ入れるつもりは無いと言う。帰るところがなくなれば、
おとなしく長太のところへ帰るだろうとの考えだ。

長子は相変わらず、常子を拒否していた。
英作が常子のところから帰ってくる。
大吉は壮太に料理を持たせ、常子のところに届けさせていた。
そのことで常子は多少心が和んだようだ。
長子も親不孝しているのかなと若干反省しているようだ。

弥生は大阪(?)の老人ホームでハナを待ち続けていた。
そこへやっとハナがやってきた。ハナは老人ホームへ来る前に故郷である
敦賀へ行っていたようだ。
弥生は良と離婚するつもりはないことを話し、帰ってくるようハナを説得する。

邦子たちは引越しの準備をしていた。ピアノも持って行ってと邦子に頼むミカ
だが、幸楽はせまいからダメだということを知ると、残していくと加津が弾く、
そんなのは死んでも嫌だとひどいことを言う。
さらに、邦子に責められて泣き崩れる加津だった。