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渡る鬼

「渡る世間は鬼ばかり」のあらすじと感想を書きます。
ネタばれがありますので、ご注意を。

日向子が迷子。と勇が浮気旅行。(第6シリーズ 第20回)

2005年11月14日 23時12分45秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

夕べ、壮太の父親が泊り、壮太と色々語り合ったようだ。
壮太の父親は、壮太の決意を理解し、岡倉で世話になることも認めた。
壮太の父親は、これから壮太に心配掛けない生活をすると決心する。

そして、その朝、長子が目覚めると日向子がいなくなっていた。
調べると日向子が塾へ持って行く道具がなくなっていた。
どうやら日向子は一人で塾へ行ったらしい。
英作は家の周りを、長子は塾へ、日向子を探しに行った。
日向子は家の周りでも見つからなかったし、塾でも見つからなかった。
あと行くとすれば、神林のところか???

神林が岡倉を訪れた。日向子が行方不明と聞いて心配でやってきたのだ。
どうやら神林のところではなかったようだ。
英作と日向子は心当たりに電話を掛けて探すが見つからない。
神林は常子が悪いという。日向子のことを散々洗脳しといて、急に医者には
ならなくていいとは、勝手な大人の都合だ。

大阪へも日向子が行方不明の連絡は届いていた。が、常子はあまり心配してない。
常子、冷たいなぁ、神林にも未練は無いらしい。ナレーションの通り、由紀に
赤ちゃんが出来て、有頂天になっているようだ。

岡倉へ新宿駅から連絡が入る。日向子を保護しているというのだ。
あわてて新宿駅へ向かう英作と長子。
日向子が英作と長子に連れられて帰ってきた。
日向子は塾へ行こうとしていたのだが、途中で乗換えがうまく出来なかったのだ。
日向子は医者になると強く決心していて、そのために塾へ行きたかったのだ。
教育費の事もあり、塾へ行かす事は出来ないと日向子を説得する長子。
納得できない日向子は塾へ行きたいと泣き出してしまう。
神林が塾の費用を出すと言っても、常子に教育費を払わせると言っても、長子は
それを拒否する。長子は自分たちに分相応のことをしたいと言うし、常子とは
縁が切れたんだから、それを元に戻したくないというのだ。

日向子の件を聞いた由紀と伸彦は、常子に東京に帰ってもらおうと、伸彦が
常子を説得しようとするが、常子はずっと大阪にいるつもりだ。
伸彦と由紀の間では、伸彦の姉をスタッフとして迎え入れる話をしていた。
常子にはまだ内緒だ。ばれたときにはまた大騒ぎかな。

日向子の件は、英作にはショックだったようだ。
大人の都合で、日向子の医者になるという夢を潰すのはいたたまれない。
英作は、日向子のために、自分のやりたい医療ではなく、神林に紹介してもらって、
大病院へ勤めようと考える。が、長子は日向子を医者にするのは反対らしく、
塾への送り迎えもしようとしない。結構冷たいね。

が、翌日、日向子は塾へ行ける事になった。付き添いは長子がするらしい。
夕べは反対していたはずなのに、翌朝はあっさり納得している長子。
英作も就職の世話をしてもらうために、神林に相談すると言う。

長子と日向子が幸楽を訪れた。
長子がたまに外へ出たので、五月の顔を見によったらしい。
幸楽は今年はお盆休みを取るらしい。三日間。
が、出かけるのは勇(里美と一緒?)だけで、愛や眞はやることがあって家にいるらしい。
五月は長子との話で、岡倉へ姉妹が集まるらしい。

長子と日向子が岡倉へ帰ってくると、神林が訪れていた。
神林の紹介で、英作の就職が決まったのだ。
これで、日向子が医者になる体勢が整ったのだ。
「渡鬼」がずっと続いていくと、日向子と由紀の子供で本間病院の跡継ぎ争いが
起こったりするのだろうか?(笑)

お盆休みがやって来た。
勇はいつもとは一味違う格好で出掛ける。
加津と眞は決まってるというが、愛は「そんな格好でデートでもしたら恋も一気に
冷めてしまう」
とひどい評価だ。本当にデートするんですが、、、
出掛ける勇を聖子はこっそりつけていった。
そこで聖子がみたのものは、里美と待ち合わせて出掛ける勇の姿!!
浮気の決定的な現場だ!!

亨と文子、望が岡倉を訪れた。文子が南米旅行へ行くので、享が代わりに
ハワイから戻ってきたのだ。
長子が計画した姉妹5人集める計画だったが、弥生はごはんやの工場を休めず、
文子は南米旅行、葉子は仕事で、集まるわけには出来ないようだ。

幸楽ではみんなでしゃぶしゃぶをしていた。城代はレッスンの日、浩ちゃんは
店の掃除、聖子もその手伝いで一緒に食べていた。
聖子はその食事の場で、勇が浮気していると発言する。
聖子に炊きつけられて、五月は勇がいる温泉宿へ行くことを宣言する。
表面上は勇の無実を証明するためだと言いつつも、心の中に嫉妬する気持ちが
あることを感じていた。そして、五月もお盆は岡倉に行けない。

次回は、五月と勇の修羅場必至!!


日向子の将来は?(第6シリーズ 第19回)

2005年11月12日 00時30分17秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

常子が大阪に帰っているので、長子は日向子の塾を休ませようとしているのだが、
日向子は勉強が遅れるから休みたくないと駄々をこねる。が、何とか休ませた。
由紀に子供が生まれたら、日向子が本間医院の跡取りにならなくていいから、
医者にならなくていいとは、大人たちの都合で、日向子はまだ医者になる気でいる。
かわいそうな日向子。

大阪では常子が由紀の世話をしていた。日向子のために東京へ帰れという由紀に
対し、常子は長子が日向子を私立の学校に入れるつもりはないから、塾もやめ
させるだろう、由紀とお腹の子が大事と答える。かわいそうな日向子。

常子から長子へ電話で常子はずっと大阪にいることを聞いた長子、日向子に
塾をやめろとなかなか言えなくて少々沈んだ気持ちになる。

邦子、長太、ミカが幸楽を訪れた。これからヨーロッパに発つからキミに挨拶を
しに来たと言う邦子だが、キミはまだアメリカから帰ってきてない。行くのは
邦子とミカのみ。加津や隆が行かないので長太は残ると言う。が、邦子は自分たち
よりも加津が大切だから行かないんだと愚痴を言う。

そんな邦子たちを話題に幸楽では休みがないと話していると、勇が突然、今年は
うちも休むと宣言する。
休んでどうするの?と問う愛に勇はそれぞれ好きなことを
すればいいと言う。キミが二千万円を使ったんだから、自分たちもいい思いをしたい
と言う勇。勇は愛に城代と旅行でも行けとしつこいぐらいに勧めるが、愛は城代
と遊んでいる暇はないとそんな気は全く無い。愛ファンとしてはうれしいのだが、
最近、愛はとことん城代を嫌ってるな。最初とは全く逆の態度だ。
勇は一人で温泉にでも行くと言う。五月はあきるまで寝ていたい。眞は受験勉強。
が、勇はこっそり里美に電話を掛ける。一緒に温泉へ行こうというのだ。
それでいいのか、勇!?完全に浮気である。
「渡鬼」には珍しいスキャンダルだ。

岡倉では日向子が塾に行きたくて、本間のおばあちゃんに電話を掛けてと駄々をこねていた。
と、そこへ常子がやって来た。英作も病院から呼び出されていた。
常子は今後一切英作夫婦には干渉しないと言う。英作の就職も日向子の教育も
英作たちの思うようにすればいいと言うのだ。そして、日向子に塾もピアノの稽古も
しなくていいと説明する。果たして日向子は理解出来たのか、出来てないのか?

今日は岡倉の給料日。大吉の手から直接、タキさん、勉ちゃん、そして壮太にも
給料が渡される。壮太は住み込みで世話になってるし給料はいらないと遠慮する
壮太。大吉はこの三ヶ月間、壮太を見て来て、どうやら岡倉で修行する覚悟が
出来たとふんで、初めての給料を渡した。
なかなか心温まる場面である。
以前も書いたが壮太関係は良い話が多い。

突然、壮太の父親が岡倉を訪ねて来た。出てきた壮太に父親はつかみかかり、何で
こんなところにいるんだと何回も殴りつける。壮太の父親と知らず、勉ちゃん、
止めるとき、ちょっと手荒なまねをしたようだ。
落ち着いたところで、話し出す壮太の父親。壮太を福島の実家に預け、壮太の
父親は山奥のダムの管理の仕事をしていて、今まで壮太は福島にいるものだと
思っていたのだ。そして、壮太から手紙が届いて、あわてて東京まで出てきたのだ。
壮太の父親は仕送りをするからちゃんと高校に行ってくれと壮太に頼む。
が、壮太は板前になると決心している。父さんは何のために働いているんだと
問う父親に、俺のために働くのはやめて、自分のために生きてくれと言う壮太。
積もる話もあるだろうからと今日は壮太の部屋に父親も泊ることになった。

常子から解放され、長子夫婦にも平和が訪れたと思いきや、
翌朝、長子が目を覚ますと、日向子がいなくなっていたのだった。


勇、バーのママにハマる。(第6シリーズ 第18回)

2005年11月11日 00時20分41秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

勇は朝の5時半ごろ、バー「くるみ」のママ里美に連れられて、酔っ払った
まま帰ってきた。さっきまで飲んでいたという。眞にも悪い酒だねぇ
言われる始末だ。勇は家族に不満をぶつけ、里美ちゃんは愚痴を聞いてくれた、
やさしいとすっかりまいったようだ。一旦寝て起きた勇は復活し店へ出てきた。
が、夕べのことはどうやって帰ってきたか覚えていないという。

岡倉ではトイレのトラブルで北原社長と隆が来て、修理をしていた。
互いに励ましあう壮太と隆。

亨、文子、望の親子が岡倉を訪れた。文子の女社長たちの南米旅行へ付いていく
という仕事はどうするかまだ未決着。それを聞いた亨は日本へ帰ってきて、望を
その期間ハワイへ連れて行くというし、文子は仕事を中止するというし、望は
一人で平気だというし、全然話がまとまらない。

勇はこっそり里美にシュウマイを浩ちゃんに届けさせようとするが、みんなにばれた。
眞に非難され、聖子には疑われて、勇はあわてて世話になったんだから当たり前
だと開き直る。
夜食の時間、シュウマイのお礼の電話が里美から入る。仲間たちも「くるみ」に
来ていると聞いて、ウキウキしながら「くるみ」へ出かける勇。
午前2時50分ごろ帰って来る勇。里美の身の上話など聞いてきたようだ。なんだか
俺のこと頼りにしてるんだよな、さびしいさびしいと泣くんだよとすっかりその気
になっている勇。
馬鹿みたいとあきれる(嫉妬?)五月。

今日はタキさんが受けた調理師の国家試験の発表の日らしい。
発表をみてきたタキさんから合格していたと発表があった。
わざとらしく「ばんざーい」と歓声をあげる壮太。(本心から喜んでいるのだが)
岡倉の面々はみんな喜んでいる。

城代がちょっと早目にレッスンに訪れた。愛に早目にレッスンを終わらせて花火でも見に行こうと誘う城代。
店があるからダメと言う愛と平気ですという五月。
レッスンもキミがいない間は愛は断ったのだが、五月が頼んでいたのだ。
城代は途中勇が花を買っている姿を見たと言う。聖子は例のママにあげるのかと
推測する。それを聞いた愛は聖子を殴る。城代にもあなたが余計なことを言うからと責める。
愛の一方的な怒りなのだが、城代の言動を見てるとむかつくのもわかる。

その夜、岡倉ではタキさんの合格祝いが行われた。その場で、岡倉のメニューと
して「タキさんの一品」という日替わりか周替わりのものを出そうかという案が
持ち上がる。

常子が岡倉を訪れる。急に大阪に帰る用が出来たという。なぜかというと由紀の
つわりがひどいというのだ。つまり、由紀が妊娠したのだ。日向子のことは頼む
と長子達に言い残して去る。由紀が子供を産めば日向子が跡取りになる必要が
なくなるので、常子は急に日向子から興味をなくしたのか?かわいそうな日向子。

愛は城代との花火を断ったようだ。それを母親の責任だぞと責める勇に、五月は
あんたこそ百合の花を里美に送ったのか?現を抜かしている場合ではないでしょ
と反論。勇は開き直り、俺の甲斐性でやってることだ、口出すなと開き直る。
またまた波乱が起こりだ。


勇、復活し、すぐにハメ外す。(第6シリーズ 第17回)

2005年11月09日 22時59分35秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

五月が二千万円をアメリカのキミの口座に送ったことで勇はショックを受け、
店を休んでいた。
店は周ちゃんが手伝ってくれて何とかなった。

今日の夜食はうな丼。長太の差し入れだ。

店に出ない勇に対し、人に迷惑をかけるなんてとんでもないと眞は怒りを
あらわにしていた。

夜食には出てきた勇、「働かなくても腹って減るんだよね。」元気がない。
が、夜食のうな丼を食べて少々元気が出たようだ。今日仕事を休んで酒を
飲んでもしんどいだけらしく、勇は自分の居場所は幸楽の厨房しかないと
悟る。
二千万円のこともあきらめるしかしょうがないと納得したようだ。
意外に立ち直りが早かったな。

岡倉ではタキさんがまた壮太を昼休みに連れ出して食事に行くようだ。
今日はイタリア料理。

常子が岡倉を訪れた。神林のつてで英作の就職の話を持ってきた。英作は
それを受ける気はない。長子も英作のしたいようにさせるつもりだ。

葉子が岡倉を訪れた。下田のマンションの銀行の融資が決まって仕事も
順調なので機嫌がいい。葉子は相変わらず結婚する気がなく、大吉には
それが許せない。全く同感である。後々結婚するとはいえ、今のところは
結婚詐欺みたいだ。
宗方も婚約パーティをデモンストレーションに利用した
と葉子は言うが、、、やはり葉子が悪い女に見えてしまう。

ドラマ内ではそろそろ夏休み。夏休みは朝から店を手伝うという眞。

加津は自分でホームページを作って、自分で書いた小説を発表してるらしい。

文子は仕事で南米に行かねばならない。その間、また眞が家に来てくれないか
と電話をかけるが、眞は店の手伝いで行けない。望をひとりにしておけないと
仕事を断るという文子。平気だから仕事をしろと言う望。

愛は少々城代をわずらわしく思っているようだ。それを聞いた家族は逆に
城代に悪い、元々愛が好きで付き合ったのにと愛を非難する。
愛ファンとしては、愛と城代が離れるのは良いことだ。(笑)

長太が加津に頼まれて食事につれていくことになった。行先は岡倉。
加津は壮太に会いたかったのだ。やはり壮太に恋してるのだろうか?
「父さんと話をしたかったわけではない。」 
(壮太へ)「眞兄ちゃんの白衣よりずっと似合ってる」
等の台詞からうかがえる。長太や眞、ちょっとかわいそう。
壮太の調理師になりたいという決心を聞いて安心する加津。そして、加津は
壮太にTシャツをプレゼントする。汗をかくからとプレゼントしたのだが、結構、気が利くなぁ。

組合の集まりに行く準備をする勇。五月に言われて慣れない背広を着て行く。
組合の付き合いもあるだろうと店の売り上げから必要経費として勇に小遣いを
渡す五月。後々それがあだになってしまう。

帰ってきて、岡倉に行ったことを話す加津。眞や愛に壮太のことを初恋だと
からかわれ、テレながら(?)否定する加津。

組合の集まりの後、スナックで飲む勇たち。うかれた勇は店のママとデュエット
で「白いブランコ」などを歌っている。

その夜、五月は勇を待っていたが、勇は明け方になっても帰ってこなかった。


勇の苦悩(第6シリーズ 第16回)

2005年11月09日 00時05分03秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

幸楽弁当が夜中厨房を使っている時に、アメリカのキミからFAXが届いた。
口座を開いたから金を振り込めというのだ。それを破り捨てる勇
向こうではどうやらサンフランシスコ郊外に手頃な店を見つけたらしい。
が、勇は久子が幸楽に何をしてくれたと、お金を送る気はないのだ。
五月はキミと勇の間に立って悩むことになる。

今後、幸楽弁当は、男3人でやるということになった。

例の二千万円を送らないと勇が決めて、小島家は重苦しい雰囲気になっていた。
勇も送らないと決めたが、やはり心苦しいのだ。

邦子が小島家を訪れた。キミに頼まれて勇がお金を送るよう見届けに来たのだ。
が、邦子も送るのには反対。さらにお金を半分貸せと言う。ブティックをやり
たくてその資金にしたいのだ。図々しいにも程があるぞ。

常子が岡倉を訪れた。英作に話があると言う。英作の就職の話だ。神林が内科の
口をいくつか見当を付けていると言う。英作は英作で考えているからほっといて
くれと言う。英作は老人医療専門のグループを使って活動したいらしい。頭から
反対する常子。

タキさんが壮太と昼休みに少し抜け出してもいいでしょうかと大吉に話す。
壮太の勉強のため、色々な店の料理を食べさせようというのだ。和食だけで
なく色々な国の料理も視野に入れているようで、今日はフランス料理。
快く許す大吉。うーん、いい話だ。壮太を真面目に描いているだけあって、
壮太関連は良い話、好印象の話が多い。

長子は大吉に話す、英作がやりたいことをやるには、長子夫婦はいつまでも、
岡倉のお荷物になるかもしれないと。大吉はお前たちには悪いが、今の生活が
ずっと続くことを望んでいると答える。美しき親子愛である。

あかりが勇気を連れて岡倉を訪れる。おむすびの販売のほうは好調のようで、
300食も完売しているらしい。

あかりがおむすびを販売している先に和夫が現れた。野田の家に行ってハナ
から場所を聞いたらしい。あんたと会う気はないと突き放すあかり。
養育費を払うから、こんなきつい商売をやめろという和夫。あかりは自分の
仕事に誇りを持っており、和夫の世話になる気はない。母親の言いなりに
なり、タキさんへの借金も返せない和夫を勇気の父親の資格がないとも言う。

幸楽では、勇がお金を送らないことで、聖子が騒ぎ出していた。それを勇に
うるさいと言われると五月に嫌味を言ったりする。あー聖子、むかつく。
勇はこのところ、悪いお酒を飲んでいるようだ。
勇にとってはお金を送っても地獄、送らなくても地獄なのだ。
五月は酔いつぶれた勇から、金庫の鍵をそっと持ち出す。そして金庫から通帳
と印鑑を取り出し、鍵を元に戻す。勇には気付かれていない。

翌朝、五月は勇に無断でアメリカへ二千万円のお金を振り込んだ。
それを知って、勇は調理場から出て行く。そして家で酒を飲む。
果たして勇はどのようにして立ち直るのか、、、、


キミと加奈、アメリカへ旅立つ。(第6シリーズ 第15回)

2005年11月07日 23時13分50秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

キミのパスポートができた。勇はパスポートを見るのは初めてで、俺には一生
縁がないなと愚痴をこぼす。また、二千万円からのお金を久子たちにあげるの
がやはり勇は不満なのだ。そのことを勇にあやまる加奈。今までと違い、やけに
謙虚だ。また、加奈はいままで光子にしたことも悪いと思い、光子とも少しは
分かり合えたようだ。

加奈たちの出発の前日、加奈のリクエストで幸楽の料理で愛たちとささやかな
送別会。昔、加奈たちがいた頃はメニューになかった八宝菜や酢豚は健治が
ニューヨークで修行して幸楽のメニューに加わったらしい。
なにやら短期間で加津との友情も深まってる。お金を稼げる年齢になったら、
会いに行くと言う加津だが本当だろうか?後のシリーズでも加奈との交流が
続いている描写は無かったように思うが、、、(泣)
光子が加奈へ渡した200万円は、健治には秘密だったらしい。動揺する健治。
アメリカに帰ることが決まってから、やけに素直で良い子の加奈だ。
翌日、勇に送ってもらうキミと加奈。

加奈を送り出した後、眞はやっと帰った、台風が吹き荒れたみたいだと言う。
キミは自分がアメリカに行っている間のレジを聖子に任せたらしい。お金に
関しては以前、持ち出した前歴があり、なんでまた聖子を信用するかなぁ?
五月によると、勇や五月が好き勝手しないよう、五月たちを目の敵にしている
聖子にまかせたキミは頭がいいとのこと。おばあちゃんの知恵袋ですか、、、
聖子はキミにレジを任されたことを盾に早くも威張りだした。ほんとやな性格。

あかりが勇気をつれて岡倉を訪れた。おむすびを売って回る目処がついたらしい。
それで、岡倉の面々におむすびの試食を頼みに来たのだ。試食はなかなか好評だ。
インターネットで宣伝もしているらしい。

店を手伝うため、早く帰ってくる眞。自分が調理場に入るから聖子の代わりに
五月にレジに入れという眞。家族戦争(?)の勃発である。

今日は城代の英会話のレッスンで、料理のメニューは韓国風冷麺だったらしい。
確かに城代は色々な料理のレパートリーを持ってるようだ。
今後どこまで増えるのか楽しみである。

聖子がキミの代理で機嫌よく働いてるならそれでいいと言う勇に、
眞は「そういう事なかれ主義が、おばあちゃんや聖子を増長させるんだ!!」と好戦的だ。

岡倉では、壮太がタキさんに調理師試験の参考書を貰おうとしていた。
壮太、やる気があって好感が持てる。タキさんが応援したくなるのもわかる。

今日は、葉子の婚約パーティの日だった。着物の着付けをして準備をした長子
だが、大吉は「結婚する気もないのにそんなパーティに出れるか!!」
と頑なに拒否。個人的には大吉に大いに共感。現時点では葉子は結婚詐欺にしか見えない。
(後々に葉子と宗方は結婚するんだから詐欺ではないが、、、)
仕方なく、長子は英作を連れて、葉子側の家族の代表として出ることにする。
パーティの後は二人でお台場デートの予定を立てる。(日向子は常子に預けて)
英作は親と離れても常子と一緒ならご機嫌の日向子の態度に少々ショックを受けてるようだ。

どうやら、幸楽では眞の発言で、レジは五月が担当しているようだ。
光子が加奈へ渡した200万円のは光子個人のお金か?と推測されるが、
真相はまだわからない。
幸楽弁当の注文がなかなかとれないらしい。
それに付け込んで、聖子が光子へ嫌味を言う。聖子は私から外回りの仕事を
とったと言うが、どうみても外回りがいやな聖子が光子に押し付けてたぞ!!
光子はそれを受けて、注文を取れる才覚がないからやめると言い出す。
が、実際は、200万円の借金をして、それを返すために働きに出ると言う。
加奈のために自分の出来る精一杯の借金をしたのだ。
なかなかここまで出来る人はいないと思う。いい人ずぎるよ、光子。

アメリカのキミから電話が入る。口座を開いたから金を送れと言うのだ。
しかし、勇はやはり不満があるようで、金なんか送らないと宣言する。
キミがいなくて平和な日々が来るかと思いきや、キミという重石がなくなって、
それはそれで、波乱の予感がするのだった。


加奈、立ち直る。(第6シリーズ 第14回)

2005年11月04日 22時00分59秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

加奈は援助交際まがいのことをして警察に捕まったのだった。
男とホテルに行って、金だけもらって逃げるということを繰り返してたらしい。
今夜は、一緒にホテルに入った男がけちな事をいったそうで、暴れていたら、
ホテルの人が警察に連絡したらしい。加奈の国籍はアメリカになってたらしく、
身元引受人が来ないとアメリカへ送り返されるところだったとか。小島家に
とっては、それもひとつの手だったのではないだろうか(笑)

帰ってきたキミたちは加奈をどうするか話し合う。キミはキミ自身が加奈を
連れてアメリカの久子のもとへ行くという。そして、久子がアメリカで喫茶店等
の店をやれるだけのお金を私に行くと言う。久子が男に頼らず自立できれば、
久子と加奈の間もうまくいくだろうとキミは考えたのだ。キミが貯めてきた金額
は、二千万円とちょっと。それを久子のために使いたいと勇と五月にお願いする。
五月はキミのしたいようにして下さいと言うが、勇は反対のようだ。

タキさんが休みをもらったのは、息子と会う用事があったからだと言う。
が、それは嘘で、真相はタキさんは調理師の国家試験を受けていたのだった。

キミと勇で、キミが夕べ話した内容を加奈に説明し、説得する。加奈も本心では
アメリカの久子の所に帰りたかったらしく、納得し、を流す。
加津が帰ると加奈が手紙を書いていた。久子宛か?
加津と加奈で話をする。今までとは打って変って、素直な加奈であった。
加津とはいい友達になりそうだ。
しかし、その後のシリーズでも加奈は出てこないのだが、、、(泣)

葉子が岡倉を訪れた。大吉に婚約パーティに出てくれるよう念押しに来たのだ。
葉子が結婚する気がないことを知っている大吉は、出席なんか出来ないと言う。
宗方の会社の経営が危ないかもしれないことも手伝っているようだ。葉子は
だからこそ、パーティをやりたいと言い、大吉に出席を頼む。
後々に結婚はするのだが、現時点では、葉子が結婚詐欺にしか見えないなぁ。

長子と英作にも話し、大吉を説得するよう頼む葉子。今は自分のためでなく、
宗方に仕事のやる気を出させるために、婚約パーティをやるという葉子。
その話に納得した長子と英作は大吉の説得を了承する。しかし、何度も書くが、
今の時点では葉子が結婚詐欺にしか見えない大吉に同感です。

大吉の名代で餞別をキミに渡すタキさん。しらじらしいほどの笑顔だ。

そして、久子が店を出す足しにしてくれと光子がキミに200万円渡す。
果たして、光子はどんな思いで、どうやってそんなお金を作ったのだろうか?


隆の誕生日と、続々々大型爆弾、加奈。(第6シリーズ 第13回)

2005年11月02日 22時57分38秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

聖子とすれ違いの生活をする周ちゃん。朝食の良いもしない聖子に、
思わず、「俺は何であんな女と一緒にいるんだろう」と本音(?)が出る。

加奈と話をする健治。だが、加奈は健治を父親と思ってはいないと反抗的な
態度をとる。最初はパパに会えたと喜んでいたのに、やはり健治が再婚して
いたのが、原因なのか、、、加奈にビンタする健治。が、加奈は言うことを
聞かない。健治も加奈に何をしてやればいいのかと思い悩む。

邦子が幸楽を訪れた。加奈の話になる。加奈を預かってくれと頼むキミに
邦子ははっきりと断る。
で、邦子は隆の誕生日会を幸楽でやって欲しくて、頼みに来たのだ。邦子は
隆が水道屋で一年間もったことで、隆を見直して誕生会をしてやりたいのだ。

一方、岡倉では隆の社長が隆の誕生会をしてやりたいと訪ねてきていた。

神林の所にピアノが届いたらしく、日向子がピアノを気に入って、今日は
神林の所に泊るらしい。そこまで世話になっていいのかと疑問視する英作に
長子はこれでいい、たまには英作と二人の夜があってもいいんじゃないと言う。
これからは、ピアノのお稽古があるときは、日向子はお泊りになるようだ。
日向子についてはなんでも常子任せになることを心配する大吉。
これで嫁姑の仲もうまくいってるんだからいいのと長子。

葉子と政子が岡倉を訪れた。今日は婚約パーティの訪問着を見に行ってたらしい。
婚約パーティは大人数を呼ぶらしく、ホテルでやるらしい。葉子は今の所結婚する
つもりがないのに、大事になってきた。
珍しく太郎も岡倉を訪れる。そして、葉子と宗方の結婚には反対だといい、
宗方はとんでもないヤツだと言う。なにやら宗方には相当の借金(?)があるらしい。
下田のマンションの予約状況も芳しくないらしい。話を聞いた葉子は自分は
いまの下田のマンションの仕事にかけてるから、そんな状況の宗方でも仕事を
頑張る、そして、このまま宗方には知らんぷりして、婚約もこのままでいくようだ。

長太が隆のところを訪れた。幸楽での誕生会を伝えるためだ。岡倉で北原社長
がやると言っていた誕生会は、事情を話しキャンセルした。北原社長も幸楽の
誕生会へ出席するらしい。壮太も招待された。
タキさんも別件で休みを取るというが、一体何なんだろうか?

城代が英語のレッスンで小島家を訪れた。今日のメニューはハンバーグ。

幸楽で、隆の誕生会が開かれた。そして、邦子と隆は和解した。

誕生会も無事終わり、和やかな雰囲気のなか、新宿西署から電話が入る。
加奈が捕まり(?)、身元引受人に迎えにこいという。
大型爆弾の威力はまだ続いていた。


続々・大型爆弾、加奈。(第6シリーズ 第12回)

2005年11月02日 00時06分05秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

加奈が幸楽に居候していた。
店を手伝わせようとするキミに加奈は反抗する。久子が遺産相続の権利を
放棄したから、大きな顔で世話になればいいと吹き込まれたらしい。

幸楽でも小遣いをせびる加奈。交通費ぐらいしか渡さず突き放すキミ。

岡倉では壮太が勉ちゃんに仕込まれていた。壮太は岡倉で修行して板前に
なりたいと決心したようだ。素直に修行する壮太。なかなか好印象だ。

日向子は常子に連れられて塾通いを続けていた。その他にもピアノやバレエ
も習いたいと日向子は色々と積極的だ。だが、ピアノは岡倉が客商売を
しているのでダメだと長子が言うと常子とまたひと悶着。

望が岡倉を訪れた。また進路のことで文子ともめたらしい。文子に頼まれて
いるので、望をおいておくことは出来ないと言う大吉。
大吉から連絡を受けて文子が望を訪ねて岡倉へやって来た。
ギターを一生の仕事にしたいと言う望と、ギターは趣味にしておけと言う文子。
全くの平行線だ。岡倉にも置いてもらえないなら、例のギターのお兄さんの所
へ行くと言う。いざとなったら面倒みてくれると言ってるらしい。さらに高校
の授業料とかまで借りれるほど、お兄さんの家は金持ちだという。
一体、何者で何をしているんだ、お兄さん!?
と、思ったら親の仕事を継ぐために経済を勉強している大学院生らしい。
過去にやはり親に反対されて音大にいけず、だから望の夢を手助けしたいのだ。
しかし、面倒みてやると言ってる割には、社会人ではなかったのね。

話を聞いた壮太は、望を励ます。それで望はギターのお兄さんの所へ行く決心
をするのだが、それならと大吉が預かると言い出す。喧嘩になる文子と大吉。
文子と大吉の喧嘩を見た望は、その姿が嫌だと文子と帰ると言いだす。
相変わらず、心やさしい望である。
そこへ通るから電話が入る。ハワイから帰ってきたらしい。
亨にしっかり言ってもらうつもりでいた文子の期待とは裏腹に、亨は望に
ピアノを買ってやる、音大へ行く準備をしなさいと言う。亨は望から手紙を
もらい、望のギターに対する姿勢に打たれ、望の応援をする気になったのだ。

幸楽での夜食。話題は子供たちのへそくりがなくなったらしい。愛は、2万円、
眞は約3万円、加津はなんと11万円。眞たちは加奈を疑う。それを聞いて加奈を
疑うなんてとんでもないとキミは怒る。が、キミのへそくり5、6万円も無くなって
いて、やはり加奈なのかねとキミの自信も揺らぐ。
自分が被害者になったら、あっさりと加奈を疑うんですね、、、

英作が夜遅く帰ってくると、壮太が起きていて夜食の準備をするという。
一旦は遠慮する英作だが、壮太の俺も家族の一員ですからの言葉に甘える
ことにする。なかなか心温まる場面である。この所、壮太関連はいい場面が多い。

加奈が朝帰りをした。そんな加奈に説教するキミ。だが、加奈は久子の
遺産相続放棄をたてに反抗する。
加奈は久子が遺産相続を放棄したために、
お金がなく、男に頼らなければ生きていけなくなって、だから、自分たちが
男に殴られても蹴られても、男を立てねばならなかったと話す。さらに、
日本に来ても健治は加奈に小遣いもあげられないような生活をしている。
頼れるものも無く、加奈も加奈なりに心に傷を負っていた。
キミはこれから加奈に何をしてやればいいのかわからず涙する。
それを慰め、加奈を気持ち良く置いてやろうと言う五月。
が、不安はますます広がっていくのであった。


続・大型爆弾、加奈(第6シリーズ 第11回)

2005年10月31日 15時40分59秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

城代の英語レッスンの日、今日の城代の料理はブイヤベースだった。
加津の「城代さんて自分の父親と自分の犬だけが大事な男だと思ってた。」という台詞、的を得ていると思う。
それに続く愛の「本当のこと言うんじゃないの。」には笑った。
最近、城代に対して冷めた感じなのは、そういう風に思ってるからだろうか?

愛たちがなごやか(?)に食事している所へ五月が加奈を連れてきた。
眞を見ての「全然変わってない、今時そんな頭しちゃってさ」とか、愛を見ての「きれいなった。真面目って感じでさ。」はまさしくその通りだと思う。

加奈によると久子は年中男を変えてるらしい登は久子にべったりらしい。
しかし、加奈が上戸彩で、登は伊藤淳史(?)(電車男)か、
今後、「渡鬼」内で共演とかないんだろうか?
姉弟というイメージがわかないのだが、是非みてみたい。

加奈はまだ健治が再婚したことをしらない。さてどうなることやら?

調理場では加奈が来たせいなのか、健治の機嫌が悪く、浩ちゃんに
当ったりしていた。どうやら健治と光子で加奈を引き取る話になったようで、
光子は加奈の部屋を作り、迎えに来た。
加奈は健治に光子を紹介されて、ショックを受ける。やはり反発し、幸楽の
小島家で世話になるという加奈。とりあえず、キミに加奈をお願いする健治
だが、キミは私に押し付けようとしたってそうはいかないと拒否する。
ゴタゴタがあったが、加奈は健治と光子の家へ行ったようだ。

その日の夜食もやはり加奈が話題だ。加津は加奈がなんだか自分と似ていると
同情している。キミは加奈の変わりように孫とは思いたくないという。昔は、
加奈たち姉弟をあんなにかわいがっていたのにねぇ。

野田家では、あかりが良たちに内緒で、おにぎりをにぎるロボットをごはんやに
入れたので、良は怒っていた。あかりはおにぎりを車で売り歩くつもりなのだ。
話し合いの末、良も渋々納得した。
武志があかりの車を改造して持ってきた。おむすびがこけたら改造費をいつ
払えるかわからないというあかりに武志はプレゼントだと言う。
美しき兄弟愛だ。
あかりはおむすびを研究し、岡倉で試食してもらった。評判は上々だ。

そんな中、葉子が岡倉を訪れた。宗方が婚約パーティを開きたいと、以前
お願いしたように、大吉に出張の調理をやって欲しいというのだ。
いきさつを知ってるだけに、断る大吉。めげずにお願いする葉子。
葉子が段々いやな女になっていく。長子の台詞ではないがほんと詐欺。
(後々には結婚するから詐欺ではないんだが、現時点では詐欺にしか見えない)

日向子はテレビ教材で英語の勉強をしていた。長子とも簡単な会話が出来る。
しかし、日向子の発音が、城代よりも上手に聞こえるのは気のせいか(笑)。

加奈が突然、幸楽に帰ってきて、今日からここで暮らすと言う。
オロオロするキミ。健治のところでは、買い物するといっては金をもらい、
だが、買い物をせず、夜遅く帰ってくるという。健治が叱ると家をとび出した
らしい。やりたい放題である。

個人的に、上戸彩は好きな芸能人の部類に入るので、ドラマ内でわがまま
しほうだいされても、なんか、憎めない。裏表がない、ある意味素直な、
嫌味のない役だからかもしれないが。
同じわがままでも、聖子なら充分に憎めるのになぁ(笑)。