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渡る鬼

「渡る世間は鬼ばかり」のあらすじと感想を書きます。
ネタばれがありますので、ご注意を。

政子と葉子どうなる?(第6シリーズ 第31回)

2005年11月30日 00時04分15秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

壮太が岡倉の客からジャンパーをプレゼントされた。
普段の仕事ぶりが評価されたのだ。タキさんも喜んでいる。
大吉もそのお礼に料理を一品サービスする。
何度も書くが壮太関係は良い話が多い。
壮太が真面目な好青年として描かれているからだろう。

長子親子は面接の模擬試験があったらしい。英作は一番大事なものを聞かれて
「医者としての使命です。」と答えて失敗したらしい。
「子供です。」と答えるのが模範解答らしいが。

そして、長子達は常子が東京に来ることになったことを告げ、岡倉を出て行く
ことを話す。

常子と神林が岡倉を訪れる。日向子はおばあちゃまが居なくても平気だと言い、
長子はあわててその口をふさぐ。

大吉も交えて常子の東京での仕事の話をする。英作が作ろうとしている老人介護
のネットワークの在宅介護の話だ。
そんな中、常子は東京に来ても英作たちと暮らすつもりは無いと話す。
英作・長子夫婦が岡倉を出るという話は無しになりそうだ。

大吉は常子には二度と東京に出てきて欲しくない、うちにとっては疫病神
とはっきり言い切る。

常子がボランティアで訪問している先に、偶然にも浩ちゃんが幸楽の出前に
行った。それで常子のボランティアが幸楽にも知られることになる。
偶然が過ぎると思うのだが。

望とエリが幸楽を訪れた。この間の件で心配をかけたお詫びに来たのだ。
その二人をみて、いつも通りの聖子の嫌味が出る。
高校生なのにもうガールフレンドがいるのかとか、そんなのを親が認めるなんて
とか。そして、なぜだか遺言の書き直しなんて話にもなる。
ほんとなんでもかんでも五月の悪口に変えてしまうんだよなぁ。

幸楽でもビーフシチューなんてでるんだと望が珍しがっていると、それは城代が
英会話のレッスンで作っていったものらしい。
望にガールフレンドがいるなんてうらやましいという眞に、加津はガールフレンド
ぐらい作れと言う。サチコは怖いお姉さん的存在でガールフレンドではないと言う。
そんな眞を哀れんで(?)、加津が将来ガールフレンドになってあげるなど
という。それだけはごめんだと冗談ぽく言う眞。加津は妹だと言うのだ。
けど、案外、将来結婚して、二人で幸楽を継ぐなんてことになったりして。

あかりが勇気を連れて岡倉を訪れる。なんと1日で千個のおにぎりを売ったらしい。
目標の数だったらしく、あかりは喜んでいる。今日はハナへの普段の感謝の気持ち
を込めて、岡倉の料理を持って帰るらしい。

そこへ、葉子が訪れた。美智が政子に話があるということで、その場に葉子も
居て欲しいということから、その場所は岡倉になったらしい。
美智には兄が居るがインドネシアに仕事で移住してして、美智が両親の世話を
することになったらしい。そのことが政子を家から追い出したということで、
詫びる美智。政子は気にすることはないとここでは物分りのいい事を言っている。
美智は母親が死んだことで山口の家を出る機会だといい、太郎と離婚するつもり
だと言う。
それを止める葉子。それでもきかない美智。政子は無言。その無言を
了解だと受け取った美智は出て行く。出て行った後で政子は太郎が決めること
だと言う。政子は太郎と葉子の結婚を願っていたのだ。

政子、
調子が良すぎないか?

葉子は太郎と結婚する気は全く無い。太郎が離婚したら政子は家に帰って、
自分は解放されると葉子は喜んでいる。

葉子との会話で、日向子が受験に自信を持っていることがわかる。
長子は逆に自分たちが足を引っ張るのではないかと少々心配している。

常子が岡倉を訪れる。ボランティアの活動をやっていく自信が付き、一旦大阪に
帰り、再び東京で、骨をうずめる覚悟で来ると言う。
大吉は常子がずっと東京で暮らすこと、日向子の受験、葉子と政子の問題と
心配事が色々あり、なかなか寝付けないのであった。


望とエリの家出騒動。(第6シリーズ 第30回)

2005年11月28日 23時54分39秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

望が家に帰ってこないので、文子は眠れぬ夜を明かした。
エリも一緒のようで、エリの母親が文子の家にいるだろうと怒鳴り込んできた。
お互いの親がお互いの子供のせいで自分の子供が巻き込まれたと怒鳴りあう。
やがてつかみ合い、叩き合いの喧嘩になる。そしてエリの母親が怪我をしたことで、
お互い冷静になった。今度は逆に自分のほうが悪かったとお互い反省し合う。
わずかの間に全く反対の思考に達している。
そしてどちらも自分の子供がわからないと泣き出してしまう。

文子のところへ電話が入る。大吉から望とエリが警察に保護されて、大吉が
迎えに行ったとの事だ。あわてて岡倉へ向かう文子とエリの母親。
子供たちに会わせる前に、大吉が話があると言う。
望もエリも母親には会いたくないということで大吉が呼ばれたのだが、そこが
肝心なところだ。望もエリもお互いの付き合いを母親には話したが、信じて
もらえず、ストーカーだ名誉毀損だとさわぎになったのがショックだったのだ。
話を聞いた二人の母親は反省した。そして、親子たちの対面。子供たちも自分
たちのした事が心配かけたという事は自覚しているようだ。一応、一件落着。

家に帰った文子と望。そこへ亨があわてて帰ってくる。
亨の台詞「俺は一体何のために帰ってきたんだよ。」
ほんと何のために帰ってきたんだろうね。

亨が岡倉を訪れる。今回の騒ぎのお詫びをしに来たのだ。

そこへ葉子が現れる。宗方との結婚の話になるが、葉子は白紙に戻すつもりだ。
やはり、この時点では葉子が性悪女に見える。
後には結婚するから、だましたことにはならないんだけど。

関係ないけど、宗方って亨の友人だったんだ。自然食の店の共同出資者だったり、
一度別れた文子とやり直すきっかけを与えてくれたり結構重要人物だったんだ。
(その辺りは、3、4シリーズに描かれていたのだろうか? 忘れてしまった。)

葉子へ政子から電話が入る。太郎の奥さんのお母さんが亡くなったらしい。
お父さんはボケが入っているらしい。

長子夫婦は常子を東京へ呼び戻すため、説得を神林に頼んだようだ。そして、
岡倉を出ることを話し合う。長子は近くのマンションを2,3目星をつけてるようだ。

長子が下へ降りると政子が訪れていた。葉子の思惑とは違い、政子はまだ山口の
家には帰る気はないようだ。葉子が結婚する気がないのも知らず、早く宗方と
葉子が結婚して、葉子の赤ちゃんを抱くことを楽しみにしている。

大阪の常子のもとへ神林が訪れる。東京へ来るよう説得をしに来たのだ。
私のことは放っておいてくれと拒む常子。神林は英作が老人介護のグループを
作っていて、それの手助けを常子にして欲しいという事を説明する。
その話を聞いてやる気を出した常子は、神林に感謝する。

神林と常子が岡倉を訪れる。
大吉はこのごろ長子夫婦が隠していたのは常子のことだったのかと面白くなく、
また東京に来るという常子に不吉な予感を感じていたのでした。

今回は珍しく、幸楽関係の騒ぎは無かったね。出たのも五月と眞だけか。


どうなる、常子(第6シリーズ 第29回)

2005年11月26日 00時16分25秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

英作と長子夫婦は夫婦喧嘩をしていた。
英作が常子を東京に連れてくると言ったからだ。
長子は今の平和な生活を壊されるのが嫌ではっきり反対して、それで喧嘩。
日向子の受験も近いのに喧嘩していていいのか、、、

大阪では常子はやることがなくて、産科の病院に使ってくれないかと言っていた。
それが原因でみっともないことするなと由紀に注意される。由紀夫婦の世話も
しなくていいと言われ、ますます居場所が無くなる常子。

長子が日向子を連れて幸楽を訪れた。模擬試験で「どんな親戚のお兄ちゃんや
お姉ちゃんがいますか?」などという質問があり、その家をどんなものか体験
させるために長子が日向子を連れてきたのだった。
愛や眞や加津に、日向子の受験問題を話す長子。ペーパーテストは割り算の
問題まである。面接は机の上に一本鉛筆があって、その鉛筆をみて思ったこと
を話しなさいとか結構難しい。俺でも話せるかわからない。
日向子は両親が喧嘩しているから受験はダメかもしれないと少々落ち込む。

そんな中、英作が幸楽を訪れた。酔っ払っていて、勇と飲みたいというのだ。
そして、長子が常子を目の敵にしていると愚痴をこぼす。あわてて英作を止めて
連れて帰る長子。
酔いのさめた英作と長子は話し合う。長子は常子が東京に来ることに賛成する。
このままでは夫婦喧嘩が続き、日向子の受験に影響すると考えたからだ。
英作は岡倉を出て近くにマンションを借り、常子と同居することを提案する。
それを受け入れる長子。その気持ちを明日日向子を連れて大阪へ行き常子に
話すと言う。
翌日、大阪の本間病院を訪ねる長子と日向子。
本間病院での生活の愚痴をこぼす常子。
そして、長子は常子に東京に戻ってきて欲しいと言う。
が、常子はそれを拒否する。東京へ行っても何の役にも立たないというのだ。
常子の相当な落ち込みようだ。

岡倉に文子が訪れる。ちょっとした事件があって、望が来てないかと言うのだ。
どうやら、望とエリがピアノのレッスンを休んで行方知れずらしい。
エリは書置きを残して家出したらしい。それで母親が文子の所へ怒鳴り込んで
きたらしい。文子が名誉毀損で訴えたことが原因だとエリの母親。二人一緒
だと知って、今度は誘拐罪で訴えるとか、、、どんどん大げさになっていく。

長子と日向子が岡倉へ帰ってきた。どんどん常子の様子を話す日向子。その口を
塞いで大吉たちには内緒にしようとする長子。いつになく英作も早く帰ってきて、大吉は
ますます大阪で何かあったと疑う。

常子のことを話し合う英作と長子。
長子も大阪の常子の様子をみて、由紀夫婦に預けられないと感じたようだ。

文子は電話で亨にまた帰ってきて欲しいと訴えるが途中で切られる???
その夜、望は家に帰らず、文子は眠れない夜を迎えていたのだった。


キミの遺産の行方(第6シリーズ 第28回)

2005年11月25日 00時18分17秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

望は文子との喧嘩が元で岡倉に居候していた。

文子はエリの母親を訴える気でいた。
亨までハワイから呼び戻し、望を音大に行かせないよう説得を頼んだ。

亨と文子が岡倉を訪れた。望と話をするためだ。
亨は文子と望の意見の両方を取って、音大へ行く準備も普通の大学へ行く準備も
して、両方合格したときだけ、音大へ行かせることにした。
望も文子もそれでなんとか納得したようだ。そして、望は家に帰る。

幸楽では、キミがなぜか長太と共に外出していた。邦子の差し金らしい。
どうやら遺言を書きに弁護士のところへ行っているらしい。邦子の話では、
久子には遺産が行かないように、遺言を書くということだが、、、、
そして、聖子が遺産をもらえるかもしれないと言い出して、邦子と聖子で
醜い言い争いが行われる。
そして、キミが遺言を書いて帰ってくる。
が、邦子のあてとは違って、キミは邦子には遺産をやらないつもりだった。
そして、邦子は遺産放棄の書類を書けと言われて怒り出す。
久子には生前分与だかなんだかで、遺産はもう久子のもとには行かない。
邦子は、一体誰に遺産をやるんだと問い詰めるが、キミも長太も話さない。

そして、夜食の時間も遺言の話題になる。
その遺言の中身は、なんとキミの遺産は全て五月に行く事になっていた。
キミは幸吉の遺産相続のときに、嫁の五月に相続権が無いことを知って、
驚いて、自分の遺産は五月に相続させることにしたのだ。
いまは幸楽の店の権利は、半分はキミ、半分は勇が持っているので、いずれは
(キミが死んだらだが)、勇・五月夫婦のものになるのだ。
加津の台詞「おばあちゃんて、本当は言い人だったんだね。」
そのキミの計らいに涙を流す五月。
しかし、どういう風の吹き回しだろう?とキミの変わりようを疑ってしまう。
普段が普段だけに、また遺言を書き直すのではないかと、、、

五月は舞い上がって、その遺産相続の話を大吉にも電話で伝える。
大吉もその話を聞いて涙ぐむ。

英作は学会だかなんだかで、大阪へ行く。そして、大阪の実家に寄る。
伸彦の姉がスタッフとして入っていて、病院に常子の出る幕はもうなかった。
由紀は英作に常子を東京へ連れて行ってというが、常子は大阪に残ると言う。

その姿を見た英作は、長子に常子を東京に連れて来たいと言う。
またまた一騒動おこるのか?


キミ、退院する。(第6シリーズ 第27回)

2005年11月23日 15時08分41秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

勇が酔っ払っていた。(本人は酔っ払ってないと言ってるが、やはり酔ってる。)
前回を見逃したのでよくわからないが、城代父が愛を息子にもらいたいという
ような話で、勇は愛の結婚が決まったと喜んで祝杯を挙げたのかな?
勇一人だけが盛り上がってる。他の面々、特に愛は浮かない顔をしている。
愛は結婚したくないのだが、喜ぶ勇にそんなことはなかなか言えない。

キミは入院していた。今夜は光子が付き添っている。
愛の結婚話を聞いて、貯金を使い果たしたので何も用意できないと心配するキミ。
まだ、いいおばあちゃんのままだ。

城代が英会話のレッスンにやって来た。勇はもう愛は就職しなくていいんだから、
必要ないというが、、、
城代は愛のいまは結婚したくないという気持ちをわかっているから、いまは
あきらめていた。それがわかっていながら父親の夢を壊したくなくて、今は
結婚しないということは言えないでいた。
で、結局、城代が結婚の条件として、愛が大学を卒業して就職し、自立した女性
となることを勇に言うようだ。そして、時間がたてば、婚約は解消してもいいと
いうことで、婚約はこのままで、城代と愛の利害が一致した。

キミの退院の日、キミと五月はなごやかに話していた。
なんだか、よい姑と嫁の関係になっている。いつまで続くやら、、、

キミの退院に合わせて、邦子が幸楽に訪れた。多少はキミを心配したようだが、
実は、遺言のことをしっかりしろと言いにきたのだ。邦子は久子には遺産が
渡らないように、自分は幸楽の利益から毎月もらえればいいと勝手なことを
言っている。

望が岡倉に訪れた。どうやら岡倉に入りにくかったようだが、英作に連れられて
やってきた。
文子から電話が掛かってきて、望はいないと言ってくれと言う。が、大吉は
文子に望を預かっていると言う。
そこへ、エリが現れる。エリの母親が望の学校に望がストーカーをしていると
怒鳴り込んだことを謝りに来たのだ。

文子が望を訪ねて、岡倉を訪れた。望をいきなり殴る文子。
エリと付き合うなと言う文子に反抗する望。
ここでは望の言分がまっとうに思える。
エリの母親が望の学校まで行ったというのが異常だよ。
そして、文子は弁護士に頼んでエリの母親を訴えると言う。
なにやら大騒ぎの予感。


やさしいキミ。(第6シリーズ 第25回)

2005年11月21日 23時46分43秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

聖子の告げ口のせいで、幸楽にはまた波風が立っていた。
勇が女遊びをしていたことがキミにばらたのだ。
その件で、五月はキミに呼び出される。
告げ口を叱る周ちゃんと聖子でいつものように喧嘩になっていた。

五月を呼び出したキミは、五月にあやまりつもりだったし、勇の女遊びを
だまってみていた五月と同じ気持ちだと、意外にも怒っていない。
五月やキミは、ろくに遊ばずにこれまできた勇にちょっとぐらい遊ばせて
やりたかったのだ。
そのことや二千万円を使わせてくれた五月に礼を言うキミ。
なにやら二人はわかりあい、うっすらと涙も浮かべる。
大騒動にはならず、なんだか意外で物足りないような気がする。

アメリカに行ったキミは変わって、やさしくなったと言う加津に、
眞はいつまで続くかわかるもんかと油断しない。
加津もそれはわかってるようだが、それでもいいと割り切って、
敬老の日にプレゼントするという。
キミは眞にもやさしい。大学へ行くための進学塾を進めたりもしている。

キミは店に出てからも変わった。夏休みの間に手伝っていた愛や眞を褒め、
これからは自分のしたいこと、受験や就職試験に専念させてやりたいという。
このしらじらしいまでの変わりよう、、、いつまで続くやら、、、、

君の変わりようには、愛もやはり、変だよ、気味が悪いよとあやしむ。
愛、眞、加津の夕食もキミのおごりで寿司の出前をとっていた。
加津は、愛と眞に敬老の日にキミにプレゼントを贈ろうと提案する。
いまのキミなら素直に喜んで受け取るだろうというのだ。

キミの変わりようはまだ続く。お店でもお客さんにおまけしておつりを多く渡す。
聖子も、どうしたんですか?おまけするなんて初めて見ましたと驚く。

敬老の日、岡倉では、壮太が大吉に敬老の日のプレゼントを送る。足袋だ。
敬老というわけではなく、壮太は自分を拾ってくれた礼をしたかったのだ。
壮太の調理師になる決心を新たに認識し、元気が出るタキさんや大吉。
またさらに結束の固まる岡倉の面々。
うーん、いい話だ。何度も書くが、壮太関係の良い話は素直に良いなと思える。
これが、例えばキミや聖子が絡む良い話だとしらじらしく思えるのはなんでだろう?
単なるイメージだけの話だろうか???

野田家では敬老の日と言うことで、ハナのために弥生と良は休みを取った。
が、あかりは良たちの意に反して休みはとらずおむすびを売って回るようだ。
が、一応ハナへのプレゼントを渡す。
勇気の面倒を見るという弥生たちにも甘えず、勇気を連れて出るあかり。
たくましくなったもんだと、少々寂しさを覚える良。

望が岡倉を訪れた。ギターの練習に行く途中に寄ったようだ。
大吉に敬老の日のプレゼントを渡しに来たのだ。
ギターは文子に反対されているようだが、励まし会う仲間がいるらしい。
それは、どうやら女の子らしい。入れ違いに来たあかりに目撃された。

あかりも大吉に敬老の日のプレゼントを渡すために岡倉を訪れたのだ。
勇気を保育所に預けてはどうかと勧めるタキさんや大吉に、あかりは勇気は
自分の手で育てると言う。

文子の家に、金田と名乗る女が訪ねてくる。
娘のエリに望がストーカーのようなまねをしているので辞めさせて欲しいという。
望がそんなことする暇はないと言う文子に、エリの母親は息子に確かめてと言う。
確かめても、とぼけるようなら娘を連れてきて対決させると言う。
えらい剣幕だ。

加津が長太に付き添ってもらって、キミへのプレゼントを買ってきた。
レインコートだ。長太にもお金を出してもらったようだ。

隆もキミへ自分で働いたお金でプレゼントを買って持ってきた。
愛、眞、加津からもプレゼントをもらい、喜ぶキミ。

長太が隆をいい機会だから家に帰らないかと誘う。うなづく隆。
後ほど、邦子は喜んで、幸楽へ電話をかける。

いい敬老の日だったと喜んでいたキミが突然、倒れる。
あわてる幸楽の面々。一体キミに何が起きたのか?
加津の、おばあちゃん、やさしくなって死んじゃうんじゃないかな?
と言った言葉が胸をよぎる五月だった。
(まあ、死ぬことはないんだけどね。)


キミ、帰国する。(第6シリーズ 第24回)

2005年11月18日 20時23分36秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

英作は新しい就職先で充実した日々を送っているようだ。

大阪の本間病院では、伸彦の姉を迎えることについて、由紀たちが常子に
内緒で進めていたので、それが常子にばれて、常子の反対にあっていた。
由紀は常子を東京へ帰すつもりなのだが、常子は納得しない。

幸楽弁当では病院食の宅配の準備をしていた。それが動き出したら周ちゃんに
力を貸して欲しいと健治は誘うが、周ちゃんは幸楽に戻らせてもらったんだから
と、その誘いには乗らない。

アメリカのキミから電話が掛かって来た。明日、帰ってくるらしい。
勇が里美にハマったこともあって、それがキミの耳に入るとまた一騒動だろう。

キミが帰ってくる日は、城代のレッスンの日でもあった。断ろうとする愛だが、
城代は、酢飯も用意してきて、寿司を握ってみんなに食べてもらいたいと言う。
材料も河岸で買ってきたというし、どこまで、料理上手なんだか、、、、

キミが帰ってきた。どうやら元気で帰ってきたようだ。久子と加奈には、
喫茶店のような店を持たせてやったようだ。久子は夜はお酒を出したかった
らしいが、それだけはキミが反対してきたという。
勇たちには悪いことをしたのに、こんなにやさしく迎えてくれてとキミは喜ぶ。

やさしくしてもらって良いおばあちゃんになってしまったキミを眞は気味悪がる。
勇はそれを聞いて、どうせ今のうちだけだと言う。やっぱりそうだようね。
愛や加津もキミの変わりように違和感を感じていた。加津にいたっては、
人は死ぬ前にはやさしくなるっていうから、死ぬんじゃないかと冗談も言うし、
やっぱりおばあちゃんはとんがってないと張り合いがないとまで言う。

神林が岡倉を訪れた。常子とは縁が切れたが、岡倉の面々とはまだ付き合いを
続けたいとの思いがるのだ。英作や日向子を実の子や孫のように思っているのだ。

大阪の本間病院では、伸彦の姉を迎え入れる話でまだもめていた。由紀は常子の
部屋を伸彦の姉に明け渡せと言うし、常子は出て行かないと言う。結局、常子の
部屋はそのままで、伸彦の姉のためにマンションを借りるということになった。
が、本間病院の医者として必要とされていない常子はひとり涙する。

常子は(さびしさから)英作に電話をかける。が、英作たちはもう常子に心配
してもらうことは無いと話し、常子の寂しさはさらに深まるのであった。
けど、日向子をあっさり見捨てたりしたんだし、自業自得だよ!!

店が終わって勇たちが上がってきた。加津が城代の握り寿司を取っておいたと
言うのを聞いて、勇は「城代さんて、ぼーっとして何も出来ないように見えるのに、たいしたもんだ」などと言っている。
たしかにぼーっとしてるな。

キミが起きてきた。勇はキミに通帳に残っていたお金、258万3千円ぐらいを
使ってしまったと告白する。嘘をついて、馬券や仲間と飲み歩いたと。
それを聞いてもキミはおだやかに、勇たちに使ってもらおうと思っていたから
いい、けど、もう少しまともな使い方すればいいのにと言う。
なんだか、やさしいままのキミは不気味だ。
加津にまでずっとうちの子でいておくれよなどとも言う。
無事に済んでよかったという五月に、いつまで続くかと不安がる勇。

そして、翌日、聖子の告げ口でキミは勇が女にはまったことを知った。
聖子って、ほんとやな性格してるよなぁ。
キミに呼び出される五月。
そして、キミに勇が女にはまったことを知らなかったの?と問われ、
どう答えていいかわからない五月だった。


勇の恋(?)、終わる。(第6シリーズ 第23回)

2005年11月17日 22時03分53秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

勇が血まみれになって帰ってきた。救急車で運ばれる勇。

そして、手当てを受けて帰ってきた勇。たいしたことはないようだ。
勇が言うには酔っ払って車にぶつかった怪我らしい。
加津は車にぶつかってあんな怪我で済む筈は無い、嘘ついてると言う。
加津って結構するどいよね。

勇は五月に勝手をして迷惑かけたと謝る。
キミから預かっていた通帳の残りもほとんど使ってしまったらしい。約200万円。
そんなに里美に入れあげたのか、、、、
五月は、本当のところは別の真実があると察しつつも、勇の言葉で納得する。

翌日、勇は店へ出ていた。夕べのことで、聖子がまたぐだぐだと騒ぎ出した。
里美が幸楽を訪れた。里美は今まで客に惚れたと思い込ませ、深い関係になり、
それをネタに男が客をゆするということを繰り返していたと告白する。
が、勇の場合は最初はだますつもりでいたが、だませなくなったと言う。
夕べは、一緒に旅館に入った写真をネタに男にゆすられ、喧嘩になったのだ。
そして、里美は勇をかばったため、男に店を追い出されたと言う。
里美は田舎に帰って、実家の雑貨屋へ戻るらしい。
五月は里美にラーメンでも食べてもらったらと言い、餞別まで渡す。
しんみりといい話の雰囲気になるが、そこまでしてやる必要あるのかなぁ。
聖子の台詞じゃないが、人が良すぎるような気がする。
またまた騒ぎ出す聖子に、一歩も引かない五月。

さすがに店が終わっても、もう飲みに出ることはない勇だが、家でビールも
飲まないというし、夜食も食欲がないと言って食べない。
そして、愛と眞にも店を手伝ってくれてたのに、飲み歩いたりして悪かったと
謝り、今後はキミがいなくても手伝わなくていい、今までありがとうとお礼を言う。
やっぱりお父さんはおかしいと感じる愛、眞、加津。
寝室でも五月に謝る勇。が、五月は謝ることはない、本当に里美に惚れられて、
だまされてなんかいないと、逆に勇を励ます。ちなみに五月は里美に、10万円
餞別を贈っていたらしい。
通帳の残りをほとんど使ってしまい、キミが帰ってきたらまた騒動になるな
暗くなる勇。

岡倉では、長子がすっかり日向子の塾通いにハマって教育ママになった。

幸楽では、幸楽弁当の業績が悪く、やめるような話になっていた。
そして、周ちゃんが幸楽に戻るというので、愛や眞の手伝い入らない。
健治や達ちゃんまで幸楽で雇う余裕はないらしい。

光子が幸楽へやって来た。なにやら幸楽弁当でやりたいことがあって、
周ちゃんは幸楽弁当を辞めたが、相談に来たのだ。
そのやりたいこととは、病人向けの食事を宅配しようというのだ。
周ちゃんは幸楽に戻ると決めたから、手伝うつもりは無いと言う。

周ちゃんは幸楽に戻ると決めているが、聖子がまた幸楽弁当にチャレンジ
しろと発破をかける。それでも心を変えない周ちゃん。

常子が岡倉を訪れた。夕べ、神林の所にあった荷物を引き上げたという。
そして、日向子の顔を見に岡倉へ訪れたのだ。英作、長子、日向子と会えたが
そっけなく出掛ける三人に腹を立てる常子。

幸楽へアメリカのキミから電話が掛かってくる。今週土曜に帰ってくるという。
五月はそれを聞いて色々な思いが巡り、心が冷えていくのであった。


勇、毎晩飲み歩く。(第6シリーズ 第22回)

2005年11月16日 16時54分37秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

勇は夜出かけて帰りが遅かった。昨日の帰りは午前2時半。
勇が起きてきて、眞は「また二日酔いですか?」と嫌味を言うが、
勇は「時間にはちゃんと調理場に入って仕事もしてるんだ。」と声を荒げる。

高橋家では、望と享で食事の準備をしていた。文子への愚痴も出てくる。
話は望の進路にも及ぶ。享は昔ピアノを習っていたそうだ。それで、音大
に行きたかったが、年子の反対にあい断念。そういうこともあるから、望が
ギターの勉強をするために音大へ行くことに賛成したのだ。
何十年かぶりにピアノ(電子ピアノ?)を弾く享。ちゃんと弾けてる。
(ピアノを弾くのは吹き替えだと思うが)
が、高橋家にピアノなんてあったんだね。
誰が使ってたの?

野田家では、勇気が熱を出したとあかりが騒いでいた。おにぎりの配達が
あるから自分は病院へ連れて行けないし、ハナに頼んでもハナは手足が
不自由なので勇気を病院へ連れて行くことは出来ない、、、

長子は出版社からの仕事を断っていた。勉ちゃんによると長子が翻訳した
アメリカのミステリーがまたベストセラーになり、長子はひっぱりだこなのに
勿体無いとの事。
長子は日向子のお受験にすっかりハマってしまったようだ。
英作は今日から初出勤らしい。お祝いだと乾杯する大吉、英作、長子。

野田家では、あかりが工場へ出ている弥生に勇気を病院へ連れて行ってくれる
よう頼むが、断られる。

あかりは病院へ勇気を連れて行き、付いていられないから、入院させてもらえる
よう強引に頼む。あかりが子供の頃から世話になってる病院で、なんとか勇気を
迎え入れてくれた。

その後、おにぎりを売りに回るあかり。
そこへ和夫が現れる。勇気を心配する和夫。
和夫は大事な話があると語りだす。和夫も東京に出てくるつもりなのだ。
母親との仲がうまくいってないらしい。和夫は親子3人で暮らしたいという。
そして、あかりに代わっておにぎりを売るとも言い出す。
母親という障害がなくなるから一緒にやり直そうと言う和夫だが、あかりは
和夫の意気地のなさがいや
で別れたという。そして和夫に、やり直したいなら、
ちゃんと東京で自立してからこいと言う。

病院へ勇気を引き取りに行ったあかり。勇気の熱は下がったようだ。

弥生たちが帰ってきて、あかりと話をする。勇気をどこに預けたか問い詰める
弥生、どこだっていいでしょとつっぱねるあかり。
弥生や良は勇気がもう少し大きくなるまで仕事をやめろと忠告するが、あかりは
それに反発する。あかり「一生懸命働いていれば、助けてくれる人も居るの、
渡る世間に鬼はなしよ」などとタイトルと違うことなど言っている。

幸楽では勇の夜外出は続いていた。最近では何も言わず出かけるらしい。
キミがいない間、飲みに出るぐらい良いと言ってる家族だが、聖子だけは、勇が
女にハマっていると、みんなを煽ろうとする。

勇は閉店ごろまで「くるみ」で飲んでいて、里美との時間を過ごし、鼻の下を
伸ばしている。

高橋家に文子が帰ってきた。帰ってきた早々、享に望を音大じゃない普通の大学へ
進むよう説得してくれたかと問う文子。相当な教育ママだ。
それだけ言うと、享と望が用意していてた夕食も食べず、風呂にも入らず、
疲れ果てて寝てしまう。翌日、文子と入れ替わりでハワイへ戻る享。
起きた後、享が戻った事を聞き、さらには望の音大入りに賛成したことを聞いて、
当てが外れた文子は、「何のために帰ってきたのよ。」と自分のことは棚
にあげて、勝手なことを言っている。

ごはんやの配達で良が岡倉を訪れた。ごはんやは寿司飯がちょっとずつ売れている
ようで、あかりのおむすびも、500個や700個は完売しているらしい。

壮太が良に買い物を頼んでいたようだ。買い物なら自分に頼めというタキさんに、
壮太は「半襟」(?)を買ってもらったと言う。なんでそんなものをといぶかる
岡倉の面々だったが、それは壮太が初めてもらった給料で買った、タキさんへの
プレゼントだった。うーん、いい話だ。壮太って好青年だね!!

夏休みも終わろうとしているので、眞たちは学校が始まり、人手が足りないので、
キミはいつ帰ってくるのかという話になった。電話でいつ帰るか聞いてくれと
頼む眞に、五月は電話までしてキミの声を聞きたくないという。愛もそれに賛同
して、せっかくおばあちゃんの声を聞かずにさわやかに暮らしているのに、
わざわざ電話することもないと言っている。キミも相当嫌われているなぁ。そんな中、
聖子だけはキミと話したがる。

いつものように飲みに出た勇が帰ってきて玄関に倒れこんだ。酔いつぶれたのかと
思いきや、ひっくり返してみると、顔や服に血が付いてる。
さて、一体、勇に何が起こったのだろうか?


勇と五月(予定外)の温泉旅行。(第6シリーズ 第21回)

2005年11月15日 23時58分49秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

五月は勇の後を追って温泉へ行く準備をして出掛けた。
聖子は「どうなるんだろうあの夫婦?」と一人楽しんでいる。
そして、浩ちゃんにペンキをかけられる。いいぞ!浩ちゃん。

愛や眞は親たちが別れたらどうする?などと心配していた。

旅館に着いた五月は勇を訪ねる。「一人なの?」と訪ねる五月。
一人だと言う勇。組合の連中は観光やゴルフに出かけたと言う。
「お連れ様が参りました。」とすんなり案内されたことから、
誰か連れが居るんじゃないかと疑う五月。結構するどい。
旅館の人にこっそり「誰か尋ねてきたらもう帰ったと伝えてくれ。」
と言う勇。やはりやましい事があるのだ。

出発のときは、「くるみ」のママ、里美と出かけたはずだが、
一体どうしたんだろう?

五月から小島家へ電話が入る。勇一人だったと聞いて安心する眞や愛。
加津は勇がお洒落していたことから女と一緒だったと考えていたが、
じゃあふられたんだ、どう考えたっておじちゃんがもてるわけないと酷い。
それをたしなめる眞。そういう眞も顔は悪いし、腹も出てる無様な中年
などと言ってる。ちゃんと内面を褒めてるんだけどね。
愛、眞、加津はお盆なので節子のお参りをして、岡倉へ出かけることにした。

三人が出かけようとすると城代がやってくる。これから岡倉へ行くからと
断ろうとする愛。岡倉へ誘う眞は、愛にたたかれる。
どうやら愛は城代を避けようとしているようだ。
個人的に愛ファンなので、愛が城代を避けるのはいい傾向だ(笑)。

城代も加わって、四人で岡倉へ行くと、享、望、隆が来ていた。
そして、それぞれの生き方を話し合う。
若者たちはそれぞれなりたいものが違う。それぞれ夢があっていいなぁ。
俺は、もう夢をみれる年ではないのでうらやましい。

勇と五月は温泉で豪華な食事をしていた。あまりにも豪華すぎることから、
誰かのために見栄を張っているとしか思えないとなかなか鋭い。
男と女、浮気について語りだす五月。五月が子供の頃、大吉も浮気して、
節子と別れる、別れないの争いをしてたらしい。
なにやら五月は家庭を壊さない程度なら目を瞑るから好きに遊べみたいな
ことを言っている。寛大だねぇ。
五月のその語りぶりに、馬鹿にされたような気がした勇は声を荒げる。
「俺はお前に勧められなきゃ、浮気が出来ない男じゃないぞ!!」
そして、勇は五月の目の前で、里美(?)に電話をかける。
朝まで待ってると。留守電だったが、、、。
勇の話によると、温泉宿まで一緒に来たが、親戚に不幸があって帰ったそうな。
それが真相か???

岡倉では店も終わり、望のギターで歌を歌っていた。
曲目はいつかも歌っていた、ゆず(?)の「嗚呼、青春の日々」(?)。

英作は神林の紹介で、どこかの病院の内科医長(?)に就職が決まった。
日向子のためだ。塾へは長子が連れて行くし、神林のところでピアノの
レッスンも続けるようだ。
しかし、英作はこの間まで内科の分野では研修医だったんじゃないの?
そんな簡単に、医長(?)になれるもんなのだろうか?

勇と五月が幸楽へ帰ってきた。どうやら修羅場までにはならなかったようだ。

キミから幸楽へ電話がかかってきた。久子のための店は見つかったようだが、
店の内装や食器だとまだ色々と時間がかかるようだ。

幸楽弁当が不調らしく、聖子が周ちゃんを責め立てる。嫌なら出て行けと
一蹴する周ちゃん。

その夜、勇は店が終わってから出掛けた。組合の集まりだと言ってるようだが、
お盆が終わってから毎晩のように出かけているのだから、やはり怪しい。
また、浮気だとみんなを煽ろうとする聖子だが、五月は落ち着いたもんだ。

やはり、勇は「くるみ」の里美のところへ出かけていた。それも、他のホステス
が帰るような遅い時間まで、、、、
まだまだ、この話、引きずりそうです。