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渡る鬼

「渡る世間は鬼ばかり」のあらすじと感想を書きます。
ネタばれがありますので、ご注意を。

加津の本の影響(第6シリーズ 第41回)

2005年12月13日 00時03分21秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

長子と英作が大喧嘩をしていた。日向子によると殴り合い、長子は色んなものを
英作に投げていたらしい。原因は嫁姑問題。大吉が止めに入るが、長子の言葉は
止まらない。長子は常子と干渉されたり干渉したりを止めたいのだ。さらには
岡倉への出入りもして欲しくないと言う。
英作は一応言葉上では、長子の言分を聞いたのだが、、、、

あかりが勇気を連れて岡倉を訪れた。おむすびの巡回販売の販売者を増やす
計画があるらしい。その新しい仲間と野田家で会うというので、岡倉に弁当
を頼みに来たのだ。あかりの狙い通り、大吉の奢りになった。
あかりは加津の本を読んでそのたくましさに慰められたと言う。

加津の学校帰り、突然、テレビの取材が来た。先生がやって来て中止になるが、
こういう特別な子がいるとやりずらいと言う先生の態度に気まずい思いをする
加津。普通、先生が生徒の前でそういう事言うか?
また、本を出したことに嫉妬した生徒たちのいじめにも会う。
さらには幸楽の表にミーハーな客がいて、裏からこっそり帰る。

幸楽には小説に出た店と言うことで、それを目当ての客がたくさん来ていた。
ちょっと褒められた感じになったキミはご機嫌だ。
聖子はおもしろくないせいか、そんな客には無愛想だ。

帰ってきた眞は、加津の姿をみて、以前の役者になりかけたときと同じように、
嫉妬した生徒と喧嘩したことを見抜く。
加津は眞に学校にどうしてもいかないといけないのか?と問う。眞は、戦い
(?)とか一人では体験できないことを体験するために行くんだと説得する。

夜食時、キミはご機嫌だ。どうやら本の中では褒められているらしく、客に
チヤホヤされていたからだ。厳しく接したのもかわいいと思うからこそと
調子のいいことを言っている。さらには加津は幸楽の子なんだから、ずっと
いていいんだよとやさしい言葉もかける。本が出て邦子が離婚になったら
追い出すと言っていたのに、、、。

野田家では、あかりのおむすび販売者たちとミーティングが行われていた。
それぞれ子供を持ちながら働ける喜びをかみ締めていた。

弥生は一応、良の居所は知っていた。が、良の好きにさせてやりたいと放って
おいていた。ハナは自分が良を連れて帰ると弥生に良の居所を聞く。
が、弥生はハナが迎えにいったぐらいで帰ってくるようなら別れるという。
出る前に良と弥生で話し合ったことが無になるようでくやしいのだ。

朝、加津は学校へ行かないと言い出す。五月は説得しようと試みるが、加津は
聞かない。

弥生たちが帰るとハナが弥生に置手紙を残していた。それによると良は
帰るつもりはないとはっきり言ったそうだ。そして、良が帰らないとなると
ハナは自分も家にいられないと家を出たのだった。


お正月(第6シリーズ 第40回)

2005年12月11日 17時31分42秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

岡倉では、今日から2003年の店を開ける。正月の3日からだ。
勉ちゃんは正月、妹の亭主に気を使うからと京都には帰らなかった。
壮太は、父親と正月を過ごしたらしい。

眞が岡倉を訪れた。幸楽の代表としてお年賀の挨拶に来たのだ。
お年賀の品は、幸楽のシュウマイ。
クリスマスイブに五月が来たときの、大吉が倒れたという嘘がばれて、
キミはいまだに怒っているらしい。

幸楽では、嘘をついたことで、五月は聖子やキミに嫌味を言われていた。
個人的にキミはともかく、聖子がいちいち口を出すのには腹が立つ。

大吉が幸楽へ謝りに行こうとしているところに、常子が岡倉を訪れた。
パジャマでゴロゴロしている英作や日向子に説教をする常子。
年賀の挨拶に来なかったことを長子の責任として責めたりもしている。
英作が大阪へ帰れと言っても、全く意に介さない。
一応、日向子にお年玉を渡して、退場する。
そんな常子の態度に腹を立てる長子。

幸楽を訪れる大吉。年賀の品に岡倉の料理を渡す。そして、クリスマスイブの
ことを謝る。土下座までする。涙ながらにそれを止める五月。
帰ってきた眞に、なぜキミたちの仕打ちを話したのかとビンタする五月。
それに反発し、勇の事も批判する眞。
キミや聖子の嫌味は続く。例によって母親の教育が悪いという結論。
ほんと聖子、むかつくぜ!!

そんな中、城代が鍋の材料を持ってやってくる。
相変わらず、タイミングが悪いと言うか、空気が読めない城代は、
その鍋に大吉を誘ったりする。
城代、眞、加津が鍋を食べながら話をしてると、愛が乱入してくる。
うるさくて本も読めないと言う。そして加津にも本を出したからって、調子に
のるんじゃないのと責める。あぁ、愛が嫌な女になってしまった。

文子と利子が岡倉を訪れる。利子がクリスマスイブのお詫びと年賀の挨拶を
どうしてもしたいというのだ。

弥生、あかり、勇気も岡倉へ訪れる。入れ違いに帰る文子、利子。
弥生は良がいつ帰ってきてもいいように、帰ってこなくても自分たちは大丈夫と
言える様に、ごはんやをがんばると宣言する。

勇は五月に今日はこたえたと語りだす。大吉に土下座されたこともこたえたが、
眞にきついことを言われたのもこたえたのだ。
が、勇はキミと五月の喧嘩にはだんまりを通すと、それが丸く収まるコツだと
五月に話す。五月もそれは納得している。

朝、相変わらず、素っ気無い愛。そんな愛の態度に怒る勇。

許しも得ず、勝手に長子夫婦の部屋に入ってくる常子。早速、日向子が厚着過ぎる
とか、部屋の温度が高すぎるとか説教する。
その態度に、長子はキレて、部屋から出て行ってくださいと常子を追い出す。
またまた、大騒ぎの予感。


スペシャル(第6シリーズ 第39回)

2005年12月10日 19時07分54秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

英作が帰ってきたので、岡倉ではみんなで乾杯していた。
もうひとつめでたいことがある、由紀に男の子が生まれたのだ。
そんな中、常子が岡倉を訪れた。英作の留守電を聞いたのだ。
そして、英作から由紀に男の子が生まれたことを聞く。
が、常子は孫が産まれたからといって、大阪に帰るつもりはないようだ。

幸楽では年末、出前やらケータリングで忙しいようだ。
その上、キミのアイディアでおせち料理も作ろうということになった。

愛は入社試験のことでピリピリしていた。加津や五月にも冷たい。
自分でも気持ちに余裕が無くて、嫌な女になっていることは自覚していても、
どうすることも出来ないのだろう。がんばれ、愛!!

眞は加津の小説を読んだ。もう本になってるらしい。宣伝でテレビにも
出ないといけないと加津は気が重い。

英作はクリスマスに休暇をとった。が、それは大阪に由紀のお祝いに行く
事に決めたらしい。が、長子は仕事でいけないので、英作と日向子で行くという。
日向子は、 「パパがいるから、ママがいなくても平気。」と言う。
子供なのに、いや、子供だからか長子にとっては結構残酷な言葉だな。

常子と神林が岡倉を訪れた。神林は常子のボランティアを手伝っているらしい。
常子は由紀たちを恨んでいて、大阪には帰る気はないらしい。

中村編集長が幸楽を訪れた。幸楽で宣伝のテレビの撮影をしたいと言うのだ。
出版を反対していた邦子もテレビに出ると浮かれている。調子のいいやつ。
キミは加津の本と幸楽は関係ないから、撮影は困ると拒否する。
聖子も調子に乗って、PRに協力することはないと嫌味を言う。
結局、眞のアイディアで二階の小島家で撮影することになったようだ。
反対していた時とは打って変って、邦子はテレビカメラの前で、べらべらと
しゃべりまくる。普段は世話もしないくせに加津の母親面をしている。

加津は本をだしたことを若干後悔していた。こんな大事になるとは
思ってなかったのだ。

岡倉へのごはんやの配達は、このところ良ではなく、派遣された男が配達
してきている。大吉は良はどうしたのかとそのバイトに聞くがどうも要領
を得ない。

あかりが勇気を連れて岡倉を訪れた。あかりは明日のクリスマスイブを岡倉で
やりたいと予約をしに来たのだ。

新聞に加津の小説の宣伝が載った。加津の写真入。
本のタイトルは、「母恋い」

英作と日向子は大阪へ旅立つ。

葉子が岡倉を訪れる。今夜、四人の予約を取りに来たのだ。

文子の家に、金田親子がやって来た。文子、望、利子、恵理の四人で、
クリスマスイブをやろうというのだ。

英作と日向子が由紀を訪ねた。出産のお祝いと、長子からのクリスマスプレゼント
を渡す。
由紀は、孤独を感じていた。伸彦とその姉が仲が良すぎるのが気にかかる。
由紀が子育てに追われている間に、本間病院は伸彦姉弟のものになるかもと疑う。
そして、由紀は常子に帰ってきて欲しいと言う。常子を東京へやりたがってたのに、
その頃とは、打って変った態度だ。

あかりの予約で訪れたのは、あかり、勇気、弥生、武志、そして、ハナ。
良はこないと言う。なんと良は家出をしていたらしい。
弥生の話によると、良はごはんやにあきたらしい。
ごはんやの配達先の料理屋(?)の女社長の相談に乗っているうちに、良は、
自分なら何とかできると女社長と共に、仙台に行ったとのこと。
それは、果たして、ビジネスだけの関係なのか、、、?

葉子、政子、太郎、美智が岡倉を訪れた。政子はまだ美智が働くことを面白く
思っていないようだ。しまいには、葉子が太郎と美智を別れさせる為に仕事を
手伝わせているというトンデモ理論が展開される。
結局、ふてくされて一人帰る政子。

壮太の父が岡倉を訪れる。まだ修行しているのか確かめに来たのだ。
そして、また、壮太に高校へ行けと言い出した。知り合いから仕事を紹介され、
生活が安定してきたからだと言う。それに反発する壮太。タキさんや大吉、
勉ちゃんは壮太に助け舟を出す。そして、説得され壮太の父も納得する。

文子と利子が酔っ払いながら、岡倉を訪れる。
壮太と壮太の父の良いシーン、ぶち壊し。

そして、弥生、文子、葉子、長子で飲んでいる。そして、五月も呼ぼうと言う
話になり、大吉が病気になったということにして、呼び出す。
あわてて岡倉に駆けつける五月。だまされたと知って怒る五月だが、すぐに
みんなと乾杯している。
五人姉妹そろって、みんなでクリスマスを祝うのであった。
みんなそれぞれ辛いことがあって、それを酒で晴らそうということを察し、
大吉は胸が痛いのでした。


英作、岡倉に帰る。(第6シリーズ 第38回)

2005年12月08日 22時59分16秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

愛は最近、就職活動を黙々としているようだ。そのプレッシャーのせいか、
愛から笑顔が消えたらしい。心配する加津や眞。

部屋を出て行け、行かないで聖子と邦子がもめていた。
邦子には今住んでるマンションもあることから、キミは聖子の味方で
邦子を説得にかかる。
キミに見捨てられた邦子は加津に八つ当たりする。
加津を罵り、ビンタをくらわして出て行く。

大吉は岡倉の出前と称して、常子と英作のマンションに差し入れをしに行く。
喜んで食べる英作。
常子は英作に岡倉に帰れと言う。常子は英作に自分の面倒をみてもらうつもり
だったのが、当てが外れたのだ。いまさら帰れないと言う英作。

長子夫婦を心配する大吉は、長子に常子も含め四人で暮らせというが、長子は
それをもちろん拒否する。
さらに長子は、日向子が受かった小学校へやるには送り迎えが必要だが、自分
にはそれをやる情熱がないと、また勝手なことを言っている。
そして、英作がいなくてさみしい日向子に、常子と英作のマンションへ行って
みる?と聞く。もちろん長子は行かない。全く勝手な話だ。結局は、日向子が
長子が一緒じゃないといやだと言うので、それは実現しなかった。

加津は幸楽のケータリングのチラシやホームページの宣伝を作っていた。
幸楽の面々に見せて、チラシは新聞の折り込み広告に入れることにする。
加津には小説だけでなく、そんな才能もあるらしい。以前も実現はしなかったが、
役者としての才能もあるようだし、結構多才なんだね、加津。

中村編集長が幸楽を訪れた。ゲラが出来たので持ってきたのだ。しかし、加津は
全て中村編集長に任せるとゲラを見もしない。どうやらクリスマス前には本が
出るようだ。

中村編集長(伸也)と長太(獏)が岡倉で食事をしている。
またしても、兄弟(?)競演だ!!

長子は友人と会う約束をしたと嘘を付いて、常子と英作のマンションに訪れる。
そして、親子4人で暮らせるマンションに引越さないかと提案する。
さっきとは打って変った長子。その心変わりの変化の様子がいまいちわからん。
が、常子はそれを拒否する。英作も岡倉に返すつもりだったと言う。
長子は家事等、常子を当てにしてたのだが、常子は今はボランティアが大事。
一人が一番いいと言う。長子の作戦は失敗のようだ。

大吉は長子が英作の所へ行ったことを見抜いていて、帰ってきた長子にそう言う。
常子に断られたことを話す長子。英作もいずれ岡倉へ帰ってくるようだ。

小島家で小さなクリスマスツリーを組み立てた長太と加津。加津が愛が少しでも
和めばとの心遣いだが、愛は相変わらずピリピリしている。

城代が幸楽を訪れる。城代の父親の知り合いがテレビ局にいて、そのルートから
そのテレビ局の試験に愛が落ちたことを知った城代が愛を心配して訪れたのだ。
が、五月は愛が試験のことを誰にも言わないのは、落ちたことを知られたくない
からだと愛の気持ちを察し、会わずに帰ってくれと言う。勇は勇で試験なんか
落ちれば城代との結婚を考えるだろうと勝手なことを言っている。

金田エリの母親が文子の家を訪れる。クリスマスツリーとケーキなどを持って
やってくる。そして、文子はエリ母に仕事を手伝ってもらう。

英作が岡倉に帰ってくる。
帰ってきて早々、伸彦から電話が入る。由紀に男の子が生まれたようだ。
これで常子が大阪に帰れば肩の荷が下りると思う英作たちだった。


邦子夫婦の離婚騒動(第6シリーズ 第37回)

2005年12月08日 00時01分47秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

眞が帰ると加津が家を出るために荷物の整理をしていた。

邦子が帰ってくるというので、聖子も荷物の整理をしていた。
周ちゃんは、邦子のほうが間違ってるとの信念からわざと出て行かないつもりだ。
聖子は幸楽に見切りを付けるいい時期だというのも出て行く理由のひとつだ。

長太が小島家を訪れた。加津を迎えにきたのだ。加津は本当は幸楽の子でいたい
のだが、自分が悪いんだからしょうがないとあきらめているのだ。長太と暮らす
こともそんなに求めていないようだ。「本を出すのをやめてもいい、幸楽の子で
いたい。」
と眞に抱きついて泣き出す加津。
眞はそんな加津の姿を見て、キミに「俺は加津を守る。」と宣言する。

夜食の時間、長太も交えて話し合う。長太は加津の本は是が非でも出したい。
邦子は本が出れば離婚すると言って、住んでるマンションを慰謝料として
よこせと言ってるらしい。
加津の希望と眞の説得(と言っても反対してるのはキミだけだが)で、加津は
このまま残るようだ。長太はしばらくホテル暮らし。

聖子は幸楽の近くに部屋を見つけたようだ。(結局、病院食の話がなくなり、
出て行くのはやめるのだが)

光子が幸楽を訪れた。が、病院食の宅配をするのをあきらめたほうがいい
報告する。聖子はそれを聞いてもあきらめずやろうとする。が、加津の話に
よると光子に説明をうけた聖子はあきらめたらしい。
病院食をやろうとしていた面々は、今まで通り、幸楽に残ることになりそうだ。

幸楽の面々が夜食を食べているときに、英作が酔っ払ってやって来た。
またいつものごとく愚痴を言い、泣き崩れる。

朝、常子が岡倉を訪れる。英作が岡倉に帰ってると思って訪ねてきたのだ。
英作がいないことを知っても、常子の長子(本人は朝まで仕事して寝てるが)への
嫌味は続く。

英作は小島家でさわやかに朝を迎えていた。そして、例のごとく酔っ払った
時の発言は覚えていない。勇も酔っ払って英作の発言は覚えていない。
五月は英作のことがあって、昼休みに岡倉に行くことにする。
珍しく、すんなりと許すキミ。

岡倉を訪れる五月。長子に英作が幸楽へ来たことを知らせる。そして、英作が
常子に何にも世話をしていないことを説明する。それを聞いても英作が勝手に
出て行ったと突っぱねる長子。

幸楽では邦子が聖子に幸楽の部屋を出て行けとせっついていた。
追い出せるもんなら追い出してみなさいよと強気な聖子。
またまた騒ぎが起こり、うんざりしている五月だった。


加津、本の出版を決意する。(第6シリーズ 第36回)

2005年12月07日 00時08分50秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

加津は自分の小説を出版することを断ったようだ。
が、出版社の人はあきらめ切れないのか、幸楽に加津をたずねてくるという。

長太が幸楽を訪れた。長太は邦子に加津の本を出版させたら離婚だと
釘を刺されているらしい。出版させて離婚すればいいのに(笑)。
本にするしないは、幸楽の人間も巻き込んで賛成派、反対派で対立が
起こっていた。
勇はいままで自分たちのしてきたことだから何も隠すことは無いと賛成し、
キミは邦子と長太の離婚を心配し、反対している。

訪れた長太に加津は中村編集長にきちんと断ってと頼む。
外で食事をしながら話をする加津、長太()、中村編集長(伸也)。

関係ないけど、大和田獏と大和田伸也って兄弟なんだっけ?

加津の小説の内容を話し褒めあう長太と中村編集長。
いくら褒めてもらっても本は出さないと言う加津。
それでも本を出させようと説得する長太と中村編集長。

加津がいないので、二人で食事をする愛と眞。
二人の話題も加津の本が出版されるかどうか。
二人は本は出版させてやりたいが、邦子たちが離婚して、邦子が幸楽に
戻ってくることを恐れていた。また騒ぎになるのが目に見えているからだ。

長太、中村編集長、加津はフランス料理を食べた後、岡倉に来た。
加津が岡倉の茶碗蒸し等食べたいと言ったからだが、本音は壮太に
会いたかったからに違いない。
加津は理想のボーイフレンドのことも小説に
書いたらしい。それが壮太のことだろうと中村編集長に言われて否定する加津。

葉子と美智が岡倉を訪れる。挨拶された葉子は加津のことを、「幸楽の、ご両親
に捨てられた
、、、、」と言いかける。
それが加津に出版を決意させた。
本当は自分は捨てられたわけではないのに、そう誤解される。
その誤解を解きたいとの想いからだ。
このことがまた騒動を引き起こしてしまうのか?

食事を済ませた葉子と美智は、葉子の仕事場(?)に帰る。
そこには政子と太郎が待っていた。美智に向かって「あなたの帰る所はここでは
ないでしょう」と説教する政子。仕事を手伝ってもらうためとかばう葉子。
政子は太郎をほっといて仕事をする美智を許せないし、太郎の嫁と仕事をする
葉子の考えを理解できない。が、太郎はそのことを了解していたようだ。
一人孤立した政子は、怒って、下田のマンションへ帰る。

加津が帰ってきて、本を出してもらうことを宣言する。
自分は両親にすてられたわけではない、自分はかわいそうなわけではないことを
世間に知ってもらいたいのだ。
加津のことを見損なったと罵るキミ。邦子が離婚となったら幸楽から出て行って
もらうと言う。
酔っ払った勇は、本を出して離婚するならすればいいと威勢がいい。
邦子のことを兄妹だなんて思ってない、加津のほうがずっとかわいいと言う。
本を出して、離婚させて、加津に父親を返してあげたいと言う勇。

常子と英作の同居はあまりうまくいってないようだ。食事の準備をお互いに
押し付けあっている。

岡倉では、英作が出て行ったことで長子は好き勝手な生活を送っていた。
好きなときに、寝て、起きて、食事して、仕事をしている。英作の好きなアマダイ
の味噌漬けを届けてやったらどうだと言う大吉に、長子は断固断る。

邦子が泣きながら幸楽を訪れた。加津の本を出すと言う長太に裏切られたと
言うのだ。長太と別れて幸楽に帰ってくると言う。
またまたひと騒動起こります。


幸吉の13回忌(第6シリーズ 第35回)

2005年12月05日 23時01分46秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

英作は常子と語り合い、常子のマンションに無断外泊した。
岡倉を出て、常子のマンションに来いと言う常子。

長子は仕事を再開したようだ。
受験は合格したからもう塾へは行かなくていいと言う長子。
が、日向子は塾に行きたいようだ。以前に合格しても学校の
勉強についていけるように塾へ行かないといけないと言われた
ことを覚えていたのだ。今になって塾へ行かなくていいと
言われても納得できないのだ。またしても大人の勝手な都合だ。

その朝、常子が岡倉を訪れる。英作と話した岡倉を出る話をしに来たのだ。
とりあえず、英作だけが岡倉を出るという話だ。いろいろ言いたい大吉
だったが、長子はそれでいいと割り切っているようだ。

幸楽では、幸吉の13回忌の話をしていた。身内だけでささやかにするようだ。

岡倉に北原社長と隆が食事に来ていた。隆は昔、ラーメンを作っている幸吉
にあこがれてたと話をする。幸吉の13回忌にも出るようだ。
その話が出たので、大吉たちにも幸吉の13回忌があることが知れる。

その夜、長子は英作のとりあえずの荷物を常子のマンションに届けようとする。
そこへ英作が帰ってくる。荷物を届けるってどういうことかと英作が聞く。
英作にはその話は通じてなくて、常子と暮らすつもりは無いと言う。
が、長子は英作に常子と同居することを、自分たちのためでもあると勧める。
結局、荷物を持って常子のマンションへ行く英作。弱い男だなぁ。
が、食事の世話等、常子は当てには出来ないようだ。
英作の食事は、結局、コンビニでカップ麺。

幸楽では、夜、幸吉を偲ぶ会が行われた。

加津がホームページで発表していた小説が出版されて本になるらしい。
加津の今までの生活、父親や母親のことを書いたと言う。
それを聞いた邦子は、長太が再婚したことが小説になったら、ミカの受験に
さしさわりがある、絶対に本にさせないと意地悪なことを言う。
そして、また喧嘩になって、幸吉の13回忌なのに嫌なムードが漂う。

加津は本を出さないと長太に言うが、長太は出させてやりたい。

翌日、ご仏前の頂き物(?)のお礼として、五月が岡倉を訪れる。
珍しくキミのほうからお礼に行ってこいと言われたようだ。

葉子が美智を伴って、岡倉を訪れる。食事をしに来たのだ。
美智は葉子の内装、家具の手伝いをしているようだ。
政子はそのことをやはり快く思っていないようだ。


日向子、合格(第6シリーズ 第33回)

2005年12月02日 00時52分56秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

長子は日向子が受験のゲームの途中、トイレに行きたいと先生に訴えたことや、
別の学校の受験では喧嘩をしている両親が嫌いですと答えたことで、受験に
失敗したと思い、眠れないでいた。英作も寝そびれて、二人で受験のことを
話していた。
翌日もテストだった。昨日の失敗をしないように日向子に注意する長子だが、
日向子は昨日のことは失敗だとは思っていない。英作も正直な日向子のままで
いいと言う。二日目、三日目の受験は無我夢中のまま終わり、四日目は、初日の
受験の発表日にもかかわらず、長子は起きれないほど疲れていた。

起きて来ない長子を心配して様子を見に行く大吉だが、長子は起き上がらない。
初日の受験の発表も落ちていると思い込んでいる長子は見に行こうともしない。

岡倉の客の中にも小学校の受験をした人がいた。その子供は合格したようで、
浮かれて自慢していて、それを聞いた長子は腹が立つ。

大吉は日向子の合格発表を見に行って戻ってきた。
初日に受けた二校はどちらも受かっていた。
長子はそれを疑って、あわてて自分の目で見に行く。

長子が日向子を連れて幸楽を訪れた。五月に合格の報告をする。
日向子が合格祝いに幸楽の特別メニューかにシューマイを食べたいと
言ったので着たのだ。
そして、いつも通り、聖子やキミが嫌味を言う。ほんと嫌なやつら。
その日は、城代の英会話のレッスンの日でもあった。
みんなで城代の料理を食べる。(クレープ?)

日向子が合格したことを聞いて、常子はあまり面白くないようだ。
日向子が医者になると本間病院の跡継ぎ争いが起こると心配しているのだ。
日向子を医者にすると言い出したのは常子なのに、なんて身勝手な!!
英作の月給で日向子を医者に出来るわけが無いとまで言っている。

塾の先生によると、日向子が途中でトイレに言ったのは自己主張が出来る
というプラス評価で、夫婦喧嘩も夫婦のコミュニケーションが取れている
という評価らしい。

文子が岡倉を訪れた。日向子の合格祝いを持ってきたのだ。
話では、もう望については卒業した。音大でもどこでも行けばいいと物分り
のよいことを言っている。

葉子も岡倉を訪れた。やはり日向子のお祝いを持ってきたのだ。
お祝いを置いて、さっさと出て行く。
美智と待ち合わせをしていたのだ。美智は働きたいと言うのだ。
お嬢様育ちのせいか、美智は今まで働いたことが無いという。
女子大を卒業した後は、花嫁修行のお稽古事をしていたらしい。
そんな美智に葉子は、今日一日一緒に行動しようと言う。
葉子が任されている下田のマンションの家具のコーディネイトのため、
家具を置いている店に二人でやってくる。そのコーディネイトを美智に
やらせようとの目論見のようだ。

店をみて回った後、岡倉に訪れる葉子と美智。そこで葉子は美智に
自分の仕事の手伝いをしてくれないかと言う。了承する美智。
が、美智は政子がなんというか心配していた。

常子が岡倉を訪れる。東京に引越してきたので挨拶に来たのだ。
岡倉の近くに越してきた常子とのこれからの付き合いを考えると、大吉も
長子もうんざりしていた。
そして、何の因果か葉子と美智の付き合いを思うと不吉な予感がする
大吉であった。


日向子のお受験(第6シリーズ 第32回)

2005年12月01日 00時57分07秒 | 「渡鬼」第6シリーズ

長子は受験のための服を親子三人おそろいで作った。受験に縁起がいいと
言われている服屋で作ったらしい。
日向子は5校(?)もの小学校を受けるらしい。

壮太も幼稚園の頃は名門小学校に入るために勉強していたことが発覚。
だが壮太はそういう幼稚園に行くのが嫌で駄々をこねていたらしい。

英作は、受験用の親子三人おそろいの服なんて悪趣味じゃないのかと
あまり乗り気ではない。そんな英作に長子は面接の問題集を渡す。
自分は茶髪だから黒く染めないといけないと言ったり、受験にかなり
のめり込んでいる。
英作は、常子の東京でのマンションも探せないと愚痴をこぼす。

常子は大阪で引越しの準備をしていた。
常子は本間病院の後継者争いが起きるかもしれないから、日向子は落ちたほうが
良い、それに簡単に合格するものではない
と勝手なことを言っている。
常子は自分の部屋を空けて伸彦の姉を入れるのだから、今の伸彦の姉のマンション
代が浮く分、お金をもらうとがめついことまで言っている。

長子が日向子を連れて幸楽を訪れた。近くに受験する学校があるので見に行き、
そうしたら、日向子が幸楽のギョーザを食べたいと言い出したらしい。
長子は髪の毛を黒く染めていた。
常子の愚痴をこぼす長子に、キミが一言物申す。そして、例のごとく、
聖子が調子に乗って嫌味を言い、いつも通り五月の悪口になる。
ほんとやなヤツ。そして、遺言の書き換えを勧めることも忘れない。

長子と日向子が岡倉に帰ってくると常子が訪れていた。
常子はもう自分で自分の住むマンションを探してきたと言う。
そして、長子に誠意がないと、自分勝手な言分を展開する。
常子の住むマンションは岡倉から10分ぐらいの所にあるらしい。
そして、日向子にも医者になってどうするみたいなことを言って去る。
散々日向子に医者になれと言っておいて、ほんとに自分勝手だな。

葉子が岡倉を訪れた。日向子には大好きなチョコレートケーキのお土産。
四人分の料理と部屋を予約していたらしい。政子と太郎と美智と葉子。

常子が近くに越してくるということで、長子と英作が夫婦喧嘩になる。
長子は常子と会わないように英作が防波堤になれと言うし、英作は
長子がそんなに冷たい女だったんだなと言う。

葉子、政子、太郎、美智の四人の会食が始まった。
美智が太郎に離婚の話をしたのだが、太郎は離婚する気は無いと答えた。
どうやら、それのお祝い(?)らしい。太郎は美智の両親と同居したとき、
最初は面白くなかったが、美智が献身的に両親を看護してる姿をみて、
惚れ直したらしい。
太郎たちは政子に家に帰ってきてもらうつもりだったが、政子は帰る気はない。
政子は葉子のそばにいてあげないとと使命感を感じているのだ。
葉子も葉子で、政子がいると迷惑だとは言えず、結局今までどおりか。
解放されるという葉子のあては外れた。
政子は政子で太郎は別れるもんだと思っていたのにあてが外れた。

宗方が、政子と葉子を迎えに訪れた。
三人でいると本当の家族に思えると政子。
個人的に政子が強調するこの三人の擬似家族、だいっ嫌いです。

日向子の受験の日になった。節子にお祈りする親子三人。
大吉は、お弁当と一族みんなが合格したというお守りを渡す。

大阪では、すぐに出たい常子と日向子の受験が済むまでは邪魔になるから
出させないと言う由紀とで言い争っていた。

長子達親子が帰ってきた。長子はダメだったと落ち込んでいた。日向子は
集団で遊ぶテスト(?)で途中でトイレに行きたいと言ったそうだ。
さらに、もう一校では、面接で日向子は両親のことを日向子にやさしいから
好きだが、夫婦喧嘩をするところが嫌いですと答えたと言う。
今日受けたところが第一志望だけに長子はえらく落ち込んでいた。
が、まだ受験は続くのでなんとか気を取り直そうとしていた。