長子と英作が大喧嘩をしていた。日向子によると殴り合い、長子は色んなものを
英作に投げていたらしい。原因は嫁姑問題。大吉が止めに入るが、長子の言葉は
止まらない。長子は常子と干渉されたり干渉したりを止めたいのだ。さらには
岡倉への出入りもして欲しくないと言う。
英作は一応言葉上では、長子の言分を聞いたのだが、、、、
あかりが勇気を連れて岡倉を訪れた。おむすびの巡回販売の販売者を増やす
計画があるらしい。その新しい仲間と野田家で会うというので、岡倉に弁当
を頼みに来たのだ。あかりの狙い通り、大吉の奢りになった。
あかりは加津の本を読んでそのたくましさに慰められたと言う。
加津の学校帰り、突然、テレビの取材が来た。先生がやって来て中止になるが、
こういう特別な子がいるとやりずらいと言う先生の態度に気まずい思いをする
加津。普通、先生が生徒の前でそういう事言うか?
また、本を出したことに嫉妬した生徒たちのいじめにも会う。
さらには幸楽の表にミーハーな客がいて、裏からこっそり帰る。
幸楽には小説に出た店と言うことで、それを目当ての客がたくさん来ていた。
ちょっと褒められた感じになったキミはご機嫌だ。
聖子はおもしろくないせいか、そんな客には無愛想だ。
帰ってきた眞は、加津の姿をみて、以前の役者になりかけたときと同じように、
嫉妬した生徒と喧嘩したことを見抜く。
加津は眞に学校にどうしてもいかないといけないのか?と問う。眞は、戦い
(?)とか一人では体験できないことを体験するために行くんだと説得する。
夜食時、キミはご機嫌だ。どうやら本の中では褒められているらしく、客に
チヤホヤされていたからだ。厳しく接したのもかわいいと思うからこそと
調子のいいことを言っている。さらには加津は幸楽の子なんだから、ずっと
いていいんだよとやさしい言葉もかける。本が出て邦子が離婚になったら
追い出すと言っていたのに、、、。
野田家では、あかりのおむすび販売者たちとミーティングが行われていた。
それぞれ子供を持ちながら働ける喜びをかみ締めていた。
弥生は一応、良の居所は知っていた。が、良の好きにさせてやりたいと放って
おいていた。ハナは自分が良を連れて帰ると弥生に良の居所を聞く。
が、弥生はハナが迎えにいったぐらいで帰ってくるようなら別れるという。
出る前に良と弥生で話し合ったことが無になるようでくやしいのだ。
朝、加津は学校へ行かないと言い出す。五月は説得しようと試みるが、加津は
聞かない。
弥生たちが帰るとハナが弥生に置手紙を残していた。それによると良は
帰るつもりはないとはっきり言ったそうだ。そして、良が帰らないとなると
ハナは自分も家にいられないと家を出たのだった。