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渡る鬼

「渡る世間は鬼ばかり」のあらすじと感想を書きます。
ネタばれがありますので、ご注意を。

和夫、自殺未遂。(第7シリーズ 第14回)

2006年01月25日 18時49分19秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

英作が岡倉へ帰ると、常子と神林が居て、みんなで浮かれて
歌を歌っていた。そんな場合かと問い詰める英作。
常子は一旦、由紀夫婦に渡したが、また自分が本間病院を見ると言っている。
日向子の世話は長子に任して、常子は紀彦の面倒を見るとも言う。

大吉は常子が大阪に帰るのがよほどうれしかったのか、飲みすぎて、
自分の足で部屋に帰ることも出来なかった。英作の前だと言うのに、
あのうるさいババァから解放されると喜んでいる。

長子は日向子にいまの学校を転校して、近くの小学校へ行けと話す。
それを嫌がる日向子。常子がいなくなることで、送り迎えや学費の
問題があがってきたのだ。しかし、どう理由をつけても、日向子が
かわいそうに見える。勝手な大人の都合でふりまわされている
日向子、ぐれなければいいが、、、

あかりがおむすびを売っている所をじっと見ている和夫。ストーカーみたい。
そんな和夫を見つけて、駆け寄る勇気。
勇気に店番をまかせて(?)、和夫と話をするあかり。
あかりは、自分たちの目の前をウロウロして欲しくないと言う。
仕事を決めて、いつか迎えに来る、それまでは時々勇気に会わして欲しいと和夫。
それすら拒否し、和夫とやり直す気は無いとはっきり言うあかり。

野田家に帰り、和夫が来たことを話すあかり。和夫をストーカー扱いだ。
あまり刺激するなと忠告する良と弥生。が、あかりは和夫がわかるまで、
何度でもはっきり言うと和夫を怖がってはいない。

長子は日向子の担任の先生と話して、転校させるよう決めたようだ。
大吉は大人の都合で日向子を悲しませるようなことをと日向子を心配している。

夜、日向子の転校の話でもめる長子夫婦。英作は転校させたくないのだ。

愛からメールの返信が無いので、五月は心配していた。

飲んだ帰り、上司(?)に迫られて思わずビンタする愛。上司を怒らせてしまう。
泣き崩れる愛。

翌日(?)、愛が幸楽を訪れる。何事もなかったように振舞う愛。
加津や眞に愚痴をこぼす愛。仕事がつまらないのだ。
何を贅沢言ってるんだと言う眞。何かあったんだと察する加津。
愛は課長に嫌われて、窓口業務から備品管理に回されたようだ。
愛は何かやりたいことを見つけて、いまの仕事を辞めるつもりなのだ。

あかりがおむすびを売っていると、また和夫が現れた。和夫に駆け寄る勇気。
ストーカーみたいなまねをしないでときついことを言うあかり。
今回は、前回と違い、もう勇気にはあわないと言って去る和夫。

野田家の夕食で、和夫のことを愚痴るあかり。
そんな中、新宿西署から電話が入る。
和夫が自殺未遂をしてこん睡状態だというのだ。
迎えに行こうとする良。あかりはますますあきれて係わりたく無いと言う。

五月は光子から愛が窓口業務から外されたことを聞いて心配していた。
メールで何があったのか聞こうとしていた。

弥生の所も五月の所も心配の種はつきないのだった。


本間病院の乱(第7シリーズ 第13回)

2006年01月24日 17時31分34秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

常子が大阪に行くことになり、長子が日向子の学校への送り迎えを
することになった。自分の子供のことなのに長子は不満たらたらだ。
送り迎えが嫌で近所の小学校へ転校させるとまで長子は言う。
この場面を見ると、長子は日向子がかわいくないのかと思う。
喜んで通ってる小学校を勝手な都合で転校させようとするなんて。

日向子のことは常子にまかせっきりだった為、日向子の担任の名前すら
知らない長子。

日向子は迎えを待ちきれず、一人で帰ってきた。一人で学校から帰って
来れるということを証明したかったのだ。
それにしても、電車賃とか持っていたのだろうか?

帰ってきた長子は、日向子を叱る。間に入る大吉。

大阪で、常子は由紀の話を聞く。由紀は困るとわかってて辞めていった静子が
許せないのだ。さらに経理の人を連れて辞めたことから、静子が本間病院の
お金を持ち出して、開業するんだと疑っているのだ。由紀は裁判も辞さない
覚悟だ。伸彦も来て、三人で話すが、由紀は静子への疑いを話し、それに
怒った伸彦は、いま受け持ってる患者が決着ついたら出て行くと言い出す。

英作から本間病院の様子を聞いた長子は、どんなとばっちりが自分たちに
降りかかるか不安に思っていた。

長子は日向子の送り迎えにうんざりしていて、転校させると愚痴っていた。
なんやかんやで、本間病院の行く末がはっきりするまで転校はよせとの
大吉の意見を採用(?)することになり、なぜか、壮太が送り迎えを
することになった。

長太が幸楽を訪れた。出張で東南アジアに行っていたらしい。
テレビゲームの関係で東南アジアへ出張なんてあるんだろうか?
長太は加津のことで気になることがあって幸楽を訪れたのだ。
長太が小島家に上がっても、加津はまだ帰ってきていなかった。
眞に加津が帰ったら長太の携帯に電話するよう伝言を頼んで帰る。

加津は司と会っていた。司は加津に認めて貰いたくて、受験勉強をしていた。
その様子を長太が見ていて、戸惑いの表情を見せる。

加津が帰ってきたところに、長太も再び姿を見せて、いま会っていた男の子
はなんなんだと訪ねる。ボーイフレンドがいるなんて早すぎるという長太に
男の子の友達がいて何が悪いの?と逆に問う。司とは受験勉強をお互いに
励まし会う仲だと説明する加津。

長太は帰り際、加津にボーイフレンドがいるので注意してやって欲しいと勇に
頼んだようだ。気にすること無いのになと五月に話す勇だが、五月に、他人の
子供だからそんなこといえるんだと言われてしまう。正しくそうで、愛に
ボーイフレンドがいるとわかったときの勇の態度とは全然違う。

常子が岡倉を訪れる。常子は伸彦が出て行く事になったことを報告する。
そして、由紀が本間病院を仕切ることになったら、紀彦を常子が面倒を
みないといけないという常子。東京のことはすっかり忘れて、紀彦の
面倒をみると宣言する。日向子のことは長子に任せるという。
ここにも勝手な大人がいます。日向子、かわいそう。

長子はそれを聞いて、日向子を転校させるつもりになり、日向子の気持ちを
思うと暗くなっていた。


和夫、ストーカー予備軍?(第7シリーズ 第12回)

2006年01月23日 18時45分48秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

良と弥生が工場へ出かけようとすると、和夫が待ち伏せしていた。
夕べ、家に入れてもらえなくて、それからずっと待っていたのだ。
あかりと会えるよう協力を頼む和夫だが、良と弥生でもなんとも
出来ないと言う。が、それでも食い下がる和夫に、今夜、岡倉で
あかりも加えて、待ち合わせをしようと言う良。

本筋とは関係ないが、日向子のランドセルって黒色なんだね。
俺が小学生の頃は、男の子は黒女の子は赤と決まっていたんだが、、、

ごはんやの配達で岡倉を訪れ、岡倉の座敷の予約を取る良。
和夫が来ることは、あかりには内緒だ。

夜になって、勇気を連れて岡倉を訪れるあかり。

和夫が訪れているのを見て、帰ろうとするあかりだが、大吉に止められる。
母親が亡くなって、状況が変わったから、やり直そうという和夫。
あかりは和夫の母親や農作業が原因で別れたわけではない、和夫が水耕栽培を
やるときに、足を引っ張った和夫の母親に絶望し、簡単に水耕栽培をあきらめた
和夫に愛想をつかしたのだと説明する。
それでも懲りない和夫は、ちゃんと仕事を見つけて迎えに来ると言う。

和夫のことを長子に愚痴るあかり。

大吉も良や弥生に、和夫のことは気をつけた方がいいと言う。和夫は何も
わかっちゃいない、付きまとうかもしれないよと、ストーカー予備軍扱い。

夜、常子が岡倉を訪れる。英作に用があるらしいのだが、帰ってないと知ると、
帰ったら、常子の家に来るようにと伝言を頼んで帰る常子。
またまた騒動の予感。

英作が帰ってきた。酒を飲んで帰ってきたらしい。長子から常子の伝言を
聞くが、酔っ払った英作は聞く耳を持たない。そのまま寝てしまう。

翌朝早く、常子が英作を訪ねて岡倉を訪れる。イライラした様子だ。
朝一番の新幹線で大阪に向かえと言う。どうやら由紀が常子を呼んだらしいのだが、
常子は日向子の送り迎えがあるから代わりに英作に行けと言う。
由紀が泣きながら電話をしてきたそうだ。伸彦の姉、静子が本間病院を辞めて、
独立すると言うのだ。
結局、英作が大阪へ行く事になった。

司が、客として幸楽を訪れる。「野々下君、店へ出てないんですか?」と
眞に聞くものの、「野々下君?」と聞き返されると、「なんでもありません。」
と引っ込む、意気地の無さだ。

眞は司が来たことを加津に伝える。司のことを話す加津。

加津に「ガールフレンドいるの?」と聞かれて、「いるさ、俺を見くびるな。」
見栄を張る眞。本当はいないと思われる。(笑)
そういえば、サチとはどうなったんだ?
大体、サチ自体、幸楽にまだいるのか?

加津のホームページに、バラの小母さんからのメッセージが入っていた。
小説を楽しみにしていること、小説が休みで残念なこと、小説のおかげで
新しい生き方をしようと決意したことが書かれていた。

みのりは旅館での仲居を辞めることにしていた。が、旅館での評判は良い様で、
旅館の人に引き止められていた。

岡倉では、英作が帰ってこないので心配していた。そんな話をしているときに
英作が帰ってきた。三日ぶりらしい。結局、英作には手に負えず、明日から、
常子が大阪に帰るようだ。由紀は本間病院の金を利用して静子が独立しよう
としていると考えており、姉を疑う由紀と伸彦の仲も悪くなってるらしい。

また騒動に巻き込まれるのかと長子は不安になっていた。


望の歌。(第7シリーズ 第11回)

2006年01月20日 17時29分59秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

壮太と壮太父の話し合いは決裂したようだ。
壮太父は興奮冷めやらず、大吉にも壮太を安い給料でこき使おう
たってそうはいかない、あなたの思い通りにはさせないと
怒鳴りながら帰っていった。壮太父はまだあきらめない様子だ。
そんな父親の態度をみて、岡倉に迷惑がかかるからやはり辞める
という壮太。が、大吉は壮太は自分の意見をしっかり言って立派
だったと褒め、壮太を引き止める。

五月には悪いことをしたという大吉たち。壮太も気まずそうだ。

大吉は今日は壮太の本当の気持ちがわかってよかったと喜び、みんなで乾杯する。

翌日、幸楽では五月は昨日、幸せな一日を過ごしたことになっていた。

朝、早く愛と城代が小島家に訪れた。今日は二人でドライブらしい。
愛は昨日の五月への仕打ちをあやまり、城代は五月に誕生日プレゼントを渡す。
ここで、五月が愛の所へ行ったことがばれる。

文子から小島家に電話が入る。昨日の謝りの電話だ。
これで、文子の所へ行ったことがばれる。

タキさんが小島家を訪れる。昨日のことを謝りに来たのだ。
これで岡倉へ行ったこと、店を手伝って食事も出来なかったことがばれる。

幸せな誕生日を過ごしたといった嘘がばれて、少々気まずい五月。
眞には悲惨な誕生日だったんだと言われる。
昨日の誕生日の一日を正直に話す五月。
あんなに楽しみにしてたのにかわいそうにと、
キミにまで同情される始末だ。

キミから話を聞いた聖子は嫌味たらしく五月に同情した風な口を聞く。
ほんとに嫌なやつだな、聖子って。

眞が文子の家を訪れる。望を訪ねたのだ。亨が帰ってきて、大事な話があるので、
眞を返そうとする文子だが、望が眞を家に上げる。
望の路上ライブの件で、またもめているのだ。
文子は路上ライブをみっともないと思っている。
亨が帰ってきた。亨は望がやりたいことを思いっきりやればいいと言う。
約束が違うとあわてる文子。いつも通りのパターンです。
亨は望の歌を聞かせてくれといい、望は自分の歌をギターを弾きながら歌い出す。

その後、眞は岡倉に行き、望のことを話す。眞は望の情熱は評価しているが、
ギターと歌は、あの程度ならいくらでも居る、生き残る
のは難しいんじゃないかなと辛口だ。

壮太が魚をさばいているのをみて、魚をさばけるようになったのかと驚く眞。
俺なんか林檎もむけないという眞。
幸楽では調理場の手伝いをしていたんじゃないのか?
以前、望、隆、眞の三人だけで望の家に泊ってたとき、料理を手際よく
作ってたんじゃないのか?

あかりが勇気を連れて岡倉を訪れる。おむすびの巡回販売車は7台にもなっており、
その仲間と反省会をするので弁当を頼みに来たのだ。

眞が帰ると加津が勉強していた。ホームページの小説はお休み中。
加津は高校に行くことを決め、この頃勉強をしているのだ。
が、高校は人生の滑り止めらしい。

加津の学校帰り、司が待ち伏せしていた。司は加津に言われたことがこたえて、
受験勉強をすることにしたようだ。そして、司は加津に友達になって欲しいと
言う。時々会えて、お互い、受験勉強をやっているという励ましあえる友達
になって欲しいのだ。そういう友達にならなってもいいと加津。

みのりは働き先で、加津の小説を気にしていた。同僚に加津のホームページを
みている人がいて、その人に様子を聞くと、加津の小説は休止中だという。
ホームページには加津は高校に行く受験勉強で小説は休むということが書いてあり、
それを同僚から聞いたみのりは喜ぶ。

野田家では、ハナが大阪の老人ホームに帰ったので少々寂しくなっていた。

野田家に和夫が訪ねてきた。和夫はいわきから東京へ出てきた、状況が変わった
から話し合いたいという。が、あかりは全く取り合わず、玄関の扉もあけない。


五月の休日(第7シリーズ 第10回)

2006年01月19日 17時09分42秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

幸楽では五月の誕生日を明日に控え、五月は休みをもらうことに
なっていた。それに対し、相変わらず、聖子やキミは嫌味を言う。
それでも五月は休んで、どこかへ出かけるようだ。

眞はどこかへ出かけるという五月を心配していた。
電車の切符が買えるかどうかまで心配している。

翌日、五月は早起きして、愛のアパートを訪ねる。
五月が愛の部屋に入ると、あまりの汚さにあきれる。
愛は仕事が忙しくて部屋の掃除をする暇もないのだ。
土日が休みだという事を知って驚く五月。いまどき常識ではないのか?
色々と世話を焼きたがる五月だが、愛はうっとおしがる。
料理をして冷凍庫に保存しようとする五月だが、愛はアイスクリームが
あるので、そんなスペースは無いと断る愛。
愛は異常なまでにアイスクリームが好きなことを主張している。
夕食も愛は課長の家にお呼ばれしているので一緒には食べられない。
また、今日は一日中寝ていたいと愛が言うので何の世話も出来ない。

五月は次に文子のマンションを訪れた。
そこにはエリとエリの母親がいた。エリは音大に無事合格したようだ。
エリが大学に通うようになってからは、望とピアノのレッスンも別になり、
望とエリは疎遠になっていたようだ。今日も望はピアノのレッスンに行く
と家を出たが、レッスンには行かなかったようだ。エリの話では、望は
高3になってからピアノのレッスンには行かず、原宿辺りのストリートで
ライブをやっているようだ。自分で作詞作曲をした曲を演奏しているらしい。
文子たちはその現場へ向かうことになり、五月は追い出される。

居場所のなくなった五月は、街をぶらつく。
が、映画も買い物も食事も思ったようなことは無く、寂しい思いをしてしまう。

そして、五月は岡倉を訪れる。暖かく迎えられる五月。
大吉と五月と長子でみずいらずの食事をしようという事になる。
が、そこに壮太の父親と再婚相手が岡倉を訪ねる。
大吉たちは、壮太が戻ったことを父親に知らせてなかったのか、、、
偶然、壮太に会えた事を驚く壮太の父親。
そして、壮太を連れて帰れると大吉に挨拶する壮太の父親。
が、壮太は板前の修行をすることを宣言し、父親と話すことは無いと言う。
それを聞いた壮太の父親は逆上し、壮太にビンタする。
そこで、大吉が壮太の父親と壮太を同席させ、話をすることになる。
大吉と五月と長子、みずいらずでの食事どころではなくなってしまう。

話し合いの席で壮太は、父親の元へ変えるつもりは無いこと、再婚相手を
母親とは認めないことを宣言する。

店が忙しくなっても、大吉と壮太は話し合いを続けていた。
見かねた五月は店を手伝う。

疲れ果てて帰ってくる五月。せっかくの休みだったが、五月には最低の一日
だった。そして、普段の幸楽での生活がありがたいものだったと知るのだった。


壮太、岡倉に戻る。(第7シリーズ 第9回)

2006年01月18日 17時56分35秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

五月は夜、寝室で携帯のメールをしていた。
勇はそのせいで眠れないのでぼやいていた。
五月は愛だけでなく、長子ともメールをしているようだ。

岡倉では壮太はまだ見つかっていなかった。
居場所がわかると父親がうるさいので、大吉は壮太は見つからない
方がいいと考えている。

勉ちゃんが河岸で仕入れをしていると知り合いの勝田(?)に会う。
その勝田が壮太を見たという。新宿の天菊という天ぷら屋で、壮太
らしい若者を見たというのだ。
それを大吉に報告する勉ちゃん。確かめに行くと言うタキさんを止める大吉。

壮太の居所を長子、五月の携帯メールで眞に知らせる大吉。
そのメールには眞にも壮太のことはそっとしといてやれと書いてあった。

幸楽でケータリングに聖子をとられるので、眞が手伝わないといけない
のだが、その日、眞はバイトを休んで壮太を訪ねていった。
板前の修行をするなら岡倉にもどれと言う眞。壮太は眞に言われることは
何も無いと突っぱねる。それでも説得する眞。そこへ加津も現れる。
果たして、二人の説得は壮太に届いたのか?

幸楽へ帰り、キミに頭を下げてバイトする眞。もちろん今日のバイト代はなし。

五月は、今日、眞は壮太に会いに行ったということを見抜いていた。

五月の誕生日は5月29日。
勇の誕生日は、本当は12月27日だが、めでたいので1月1日にして届けたという。

愛は、風呂上り、バスタオル一枚でフラフラしていた。
そんなちょっとしたことでも一人暮らしだということがうれしいようだ。

朝早く、愛から勇へ電話が掛かってくる。喜んで出る勇。愛からなにやら五月
に関して頼みごとがあるようだ。

勇がキミに、5月29日、五月を休ませると宣言する。
それは勇から五月への誕生日プレゼントなのだ。
キミにも誕生日には休めという。
どうせ、五月にねだられたんだろうと疑うキミ。
キミにかかると、何でも五月が悪者になってしまう。
それは、五月が愛に送ったメールに書いてあったことを愛から聞いた勇が
五月に休みを取らせるよう宣言したのだ。
これからは、幸楽の従業員は自分の誕生日に休むということになるらしい。

五月から長子へのメールで、眞が壮太に会いに行ったことを知る大吉。
報告では、壮太は天ぷら屋で修行するから岡倉に帰る気はないとのこと。
その報告を聞いて少々落ち込むタキさん。壮太には父親と対決してまで
岡倉にいる根性はないんだと残念がっているのだ。

そんな話をしている所へ、壮太が現れる。
壮太は、やはり板前の修行をするなら岡倉でと覚悟を決めて、戻れるよう
頼みに来たのだ。それを聞いた大吉は、壮太が戻ってくるのを許す。

長子から五月へのメールで、壮太が岡倉に帰ってきたことが幸楽にも知れる。

五月は誕生日の休みに何をするか、胸を膨らませていた。が、ナレーションに
よると、その日は五月が思い描いていたものとは全く違うものになるらしい。

そして、岡倉では壮太が戻って生き生きと働いていたが、いつ父親が迎えに
くるか、そして、壮太と父親との対決を思うと不安になる大吉だった。


壮太、家出する。(第7シリーズ 第8回)

2006年01月17日 17時04分35秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

岡倉では、壮太が父親に引き取られるということで、お祝いを
しようということになっていた。
が、壮太は父親の所へ行くつもりは無く、お祝いされる理由が
ないから止めて下さいと訴えていた。
それでも大吉は、父親の再婚相手も立派な方だしと、壮太を
説得しようとする。
大吉も壮太の気持ちなんかわかっていないんだなぁ。

翌朝、壮太が消えていた。大吉宛に書置きを残しており、
壮太は父親の所に帰りたくなくて、岡倉に残っていると父親がうるさく
言ってきて迷惑だからと家を出たのだ。
もしかして、眞を頼っていったのではと考え、眞に電話する大吉。
幸楽へはまだ壮太は姿を現していなかった。

眞の予備校(?)に壮太が現れた。が、壮太は板前になる夢は捨てない、もう
どこでだって生きていけると眞に言い残し、去ってしまう。

その様子を大吉たちに報告する眞。

幸楽では、愛から何か連絡無いのかと勇が心配していた。
が、それを聞いて、ほっとけばいいとキミ。

勇はこっそり浩ちゃんに出前のついでに愛に届けて欲しいと料理(?)を頼む。
そして、五月も同じようにこっそり愛への届けものを頼む。

勇と五月、それぞれの贈り物に感謝する愛。

寝室で浩ちゃんに愛の様子を見に行ってもらったことを勇に告げる五月。
それを聞いた勇は自分も届けものをしてもらったことを五月に告げる。
お互いに親ばかだと笑い合う勇と五月。

五月は愛とメールするために携帯を買おうとしていることを加津に相談する。
携帯を買った五月は、加津にメールの打ち方を習う。
そして、電話もかけられると聞き、「へぇ、これ電話なんだ。」と軽くボケる五月。
試しに岡倉へ電話して、便利だねぇと感心する五月。

壮太の父親とその再婚相手が、壮太を迎えに岡倉を訪れた。
壮太の父親から壮太の養育費を差し出されて、それを付き返す大吉。
壮太が行方不明だということを聞き、そんな無責任なと言う壮太の父親。

壮太の気持ちを思うと、壮太の行方がわかったほうがいいのか、わからないまま
のほうがいいのか、わからない大吉であった。


愛、引越す。(第7シリーズ 第7回)

2006年01月16日 16時56分13秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

加津は幸楽の食中毒の疑いが晴れたというチラシを配っていた。
勇のイラスト入り。それをみて勇は「俺はこんなにはげているか?」
周ちゃん「そっくりですよ。」
キミや聖子はチラシ配りなんてみっともないと否定的だ。

加津は、男の子と一緒にチラシを配っていた。その男の子は加津と一緒の
中学の、加津より一学年上の三年生。加津は知らないが、男の子のほうは
加津が目立っているので、加津を知ってたらしい。

加津が帰るとチラシの事がばれていて、キミに問い詰められる。

チラシをみて疑いが晴れたことを知った客が来た。効果があったのだ。

チラシ配りを手伝ってくれた男の子の母親が幸楽にやって来た。
男の子の名前は司。司の母親は受験を控えた息子に塾を休ませてまで、
チラシ配りをさせたと文句を言いにきたのだ。
それに対し、いつもの調子で反発する加津。

幸楽の夜食の時間も、その司親子の話題から教育問題にまで話は及ぶ。

学校帰りの加津を待ち伏せ、友達になりたいという司。無視する加津。
司は幸楽まで付いてくる。あきらめて公園で話をする加津と司。
加津は母親が怒鳴り込んできたことを言い、もうかまわないでと言う。
司は母親の教育ママぶりにうんざりし、受験勉強なんて止めると言う。
加津はそんな司にやりたいことも無いのに受験勉強をやめるなんてわがまま
だと説教する。てな感じでいい友達になれると良いねと握手する。

加津が帰ると、五月が愛の引越しの準備をしていた。

良経由で愛が家を出ることを知った大吉たち。
自分に相談なしにそんなことを決めるなんてと、少々怒り気味の大吉。

愛の引越しの日がやってきた。
キミに挨拶する愛だが、キミは反対なので機嫌が悪い。縁を切るとまで言う。

幸楽を訪れる大吉。
愛も独り立ちできるようになったので喜んでくださいと、大吉に言う五月。
それを聞いた大吉は、何を思ったかいきなり、五月にビンタする。
愛の一人暮らしに反対な大吉は一人怒りまくる。
勇を馬鹿呼ばわりし、五月のことはなでてやったと言い、キミを大馬鹿呼ばわり。
やりたい放題である。
そんな大吉に対抗心を燃やしたキミは、急に賛成派に回る。
逆に大吉を馬鹿呼ばわりし、さっさとお引取りくださいと大吉を追い払う。

愛のアパートに手伝いに行く五月、眞、加津。
アパートに着くと城代がすでに来ていて掃除をしていたらしい。

大吉は落ち込んで岡倉に帰ってきた。
長子が心配して様子を見に来るが、大吉はわけを言わない。
孫なんて思い通りにならないと愚痴る大吉。

壮太の父親が女性を連れて岡倉を訪れる。再婚相手を連れてきたのだ。
そして、これを機会に壮太を引き取りたいと壮太の父親は言う。
例のごとく、ちゃんとした教育を受けさせてやれるという父親。
再婚相手の女性も再婚で、亡くなった旦那の会社を継いでいるという。
壮太をその後継者にとも考えているらしい。
壮太の父、壮太の気持ちを全然わかってないなぁ。
何回、こんな話を繰り返せばよいのやら、、、

大吉にとっては、愛の話と、さらに壮太との別れの話で落ち込むのだった。


幸楽の疑い晴れる。(第7シリーズ 第6回)

2006年01月13日 14時10分29秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

愛と勇で親子喧嘩が始まった。夜食に呼ばれないと出てこない愛を
注意したことが発端だが、段々大げさになっていく。
そして、勇は愛に出て行けと言う。
家を出たい愛の作戦か、わざと勇に反抗していたようにみえる。
加津も言っていたが、知能犯だね。

寝る前、五月と勇は愛が家を出ることについて話し合う。五月は勇に、縁を
切るような出し方をするよりは、見守れる出し方をしようと提案する。

城代が幸楽を訪れた。愛が就職して一ヶ月と言うことで様子を見に来たのだ。

勇は、愛が一人暮らしすることを認める。愛にそれを告げ仲直りできた。

野田家では、ハナが大阪に帰る日になっていた。

あかりが家に帰ると、すでにハナは家を出ていた。自分のせいでハナが
家を出たと涙するあかり。

幸楽では、食中毒事件の影響で、相変わらず客は少なかった。

長太が幸楽を訪れた。愛がうちを出るということで、それが、加津と同じ部屋
にいたからだと心配しているのだ。加津がそう長太に話したらしい。
加津は愛に変な男と変なことにならないでよと注意する。

聖子は別のラーメン屋に移る話をどこからか持ってきて、周ちゃんとオーナーに
会いに行こうとするが、周ちゃんは移る気はない。

幸楽に保健所の人が来た。
食中毒の原因は、幸楽ではなかった。
それだけ聞いて、疑いをかけられた保障はどうしてくれると怒るキミ。

幸楽では、食中毒の疑いが晴れたので、みんなで宴会をしている。
勇はこれでケータリングも独立できるなと言うが、健治はもう独立は
あきらめたと言う。これで、みんな元通り。

加津はパソコンで、幸楽を宣伝するビラを作って、配っていた。
が、同級生に邪魔された。
が、それを手伝ってくれる同級生(?)が一人居た。


続・幸楽大ピンチ(第7シリーズ 第5回)

2006年01月12日 14時09分18秒 | 「渡鬼」第7シリーズ

ケータリングのパーティの客から食中毒が出た。
ほかに日本料理や、寿司、フランス料理の店も出ていたので、
原因が幸楽かどうかはわからない。
が、保健所の検査やらで原因がはっきるするまで店は開けられない。

幸楽では検査があるということで、朝から調理場の掃除をしていた。

食中毒の事件はラジオのニュースにもなって、大吉たちも知ることになった。
大吉が幸楽を訪れた。食中毒事件の陣中見舞いのつもりで、料理を作って
届けにきたのだ。

保健所からははっきりするまで、営業は自粛しろと言われたらしいのだが、
営業停止とは言われてないので、幸楽は夜から店を開けるらしい。

大吉が帰ると良が配達で岡倉を訪れていた。
勇気はまだ野田家に帰ってきていないらしい。

イライラしているあかりは、ハナに八つ当たりをしている。
ハナが勇気の面倒を見れれば、勇気が誘拐(?)されることもなかったと
強引な論理でハナを責めるあかり。

幸楽は、夜、店を開けたのだが、客が来ていないらしい。出前の注文もない。

あかりに言われたことがショックだったのか、ハナは大阪に帰りたいと言う。
それで察したのか、弥生はあかりに説教する。

客が来ないことにやけになったのか、勇は酒に酔っていた。
そして、遅く帰ってきた愛がおもしろくないのか、説教をする。
愛は愛で、そんな勇に反発する。

あかりが家に帰ると勇気が帰ってきた。和夫も家に残っていた。
和夫が話があるというのだ。やりなおしたいというのだ。
和夫は母親がいなくなって障害はなくなったと思っているが、あかりは
ハウス栽培をあっさりとあきらめた根性の無さに愛想を尽かしたのだ。
和夫は遺産相続の件で梨畑を処分することになったから、東京にも出てこれる
とあかりを説得しようとするが、あかりは納得しない。

勇気が帰ってきて、落ち着いたのをみて、ハナは大阪へ帰ると言い出す。

加津と眞が幸楽の食中毒が原因で眞が大学にいけなくなるかもと話をしている。
しかし、加津は、大学を出ても愛姉ちゃんみたいに人の金を勘定するだけなんて
情けないと結構ひどいことを言っている。
眞いわく、愛はエリートなんだけどなぁ。

愛に初めての給料がでたらしい。が、勇や五月に感謝のプレゼントをするわけ
でもなく、節約して、部屋を借りて独立するつもりなのだ。
勇の反対にあうだろうし、またまた波乱の予感。