勇気が和夫に連れ去られて、あかりはあせっていた。
何回も電話しても和夫が出ないので様子もわからない。
どうやら弥生がいわきへ行く事になりそうだ。
岡倉では良の話でその事情を知った。
幸楽の出前は繁盛していた。聖子はそれに胡坐をかいて一人前や二人前程度は
断るようにすればいいと言う。また、浩ちゃんがお年より夫婦のちょっとした
用をすることに対してもサービスの過剰だと文句をつける。
自分は出前にかかわってないくせに、生意気だなぁ。いつもだけど。
幸楽では、ケータリングの大きな仕事を受けることで転機を迎えていた。
勇はこの仕事が成功したら健治たちを独立させようと考えていた。
やる気になる健治や聖子。キミは独立されたら幸楽はどうなるのかと
心配していた。
幸楽の夜食に愛は出なかった。仕事のせいか、疲れているというのだ。
ストレスで胃を壊し、胃薬を飲んでいる。
勇はそれがおもしろくなく、仕事を辞めて早く城代の嫁に行けと言う。
いわきに行った弥生が野田家に帰ってきた。勇気はいわきにおいてきたらしい。
和夫の母親は今朝亡くなったらしい。
和夫は初七日が終わるまで勇気を母親のそばにいさせてやりたいと言ったらしく、
弥生はそれで納得して帰ってきた。
勇気を連れて戻らなかった弥生を責めるあかり。
が、弥生に説得されて渋々納得したようだ。
加津はみのりがどうして今頃自分に会いに来たのかと疑問に感じていた。
貧乏していてさらに行方不明になったので心配しているのだ。
小説の続編でもどうやって母親を立ち直らせるか悩んでいた。
みのりも職場の旅館(?)で、小説の続きを気にしていた。
幸楽ではケータリングの大きな仕事をする日を明日に控えていた。
器を新たに買ってそろえたり、バタバタと準備をしている。
そして翌日、どうやらケータリングの料理をそろえることが出来たようだ。
成功を祈って、みんなで乾杯。
達ちゃんは車の運転をするらしいのだが、
ビールを飲んでよかったのだろうか?
一杯ぐらい大丈夫なのかな?
夜、ケータリングが成功したようで眞の話ではみんなうかれてたらしい。
ケータリング部門は一ヶ月後には独立するらしい。
が、周ちゃんは幸楽に残るらしい。それでケータリングに行く聖子と別れる
なんて話にまでなる。別れたほうがいいよね。(笑)
夜、小島家に電話が入る。今日のケータリングの客に食中毒が出たらしい。
幸楽以外のお店も料理を出していたので、幸楽が原因かはわからない。
野田家では和夫が一週間経っても勇気を返してこないので、あかりがノイローゼ気味
になっていた。
そして、幸楽の運命やいかに?