常子が大阪に行くことになり、長子が日向子の学校への送り迎えを
することになった。自分の子供のことなのに長子は不満たらたらだ。
送り迎えが嫌で近所の小学校へ転校させるとまで長子は言う。
この場面を見ると、長子は日向子がかわいくないのかと思う。
喜んで通ってる小学校を勝手な都合で転校させようとするなんて。
日向子のことは常子にまかせっきりだった為、日向子の担任の名前すら
知らない長子。
日向子は迎えを待ちきれず、一人で帰ってきた。一人で学校から帰って
来れるということを証明したかったのだ。
それにしても、電車賃とか持っていたのだろうか?
帰ってきた長子は、日向子を叱る。間に入る大吉。
大阪で、常子は由紀の話を聞く。由紀は困るとわかってて辞めていった静子が
許せないのだ。さらに経理の人を連れて辞めたことから、静子が本間病院の
お金を持ち出して、開業するんだと疑っているのだ。由紀は裁判も辞さない
覚悟だ。伸彦も来て、三人で話すが、由紀は静子への疑いを話し、それに
怒った伸彦は、いま受け持ってる患者が決着ついたら出て行くと言い出す。
英作から本間病院の様子を聞いた長子は、どんなとばっちりが自分たちに
降りかかるか不安に思っていた。
長子は日向子の送り迎えにうんざりしていて、転校させると愚痴っていた。
なんやかんやで、本間病院の行く末がはっきりするまで転校はよせとの
大吉の意見を採用(?)することになり、なぜか、壮太が送り迎えを
することになった。
長太が幸楽を訪れた。出張で東南アジアに行っていたらしい。
テレビゲームの関係で東南アジアへ出張なんてあるんだろうか?
長太は加津のことで気になることがあって幸楽を訪れたのだ。
長太が小島家に上がっても、加津はまだ帰ってきていなかった。
眞に加津が帰ったら長太の携帯に電話するよう伝言を頼んで帰る。
加津は司と会っていた。司は加津に認めて貰いたくて、受験勉強をしていた。
その様子を長太が見ていて、戸惑いの表情を見せる。
加津が帰ってきたところに、長太も再び姿を見せて、いま会っていた男の子
はなんなんだと訪ねる。ボーイフレンドがいるなんて早すぎるという長太に
男の子の友達がいて何が悪いの?と逆に問う。司とは受験勉強をお互いに
励まし会う仲だと説明する加津。
長太は帰り際、加津にボーイフレンドがいるので注意してやって欲しいと勇に
頼んだようだ。気にすること無いのになと五月に話す勇だが、五月に、他人の
子供だからそんなこといえるんだと言われてしまう。正しくそうで、愛に
ボーイフレンドがいるとわかったときの勇の態度とは全然違う。
常子が岡倉を訪れる。常子は伸彦が出て行く事になったことを報告する。
そして、由紀が本間病院を仕切ることになったら、紀彦を常子が面倒を
みないといけないという常子。東京のことはすっかり忘れて、紀彦の
面倒をみると宣言する。日向子のことは長子に任せるという。
ここにも勝手な大人がいます。日向子、かわいそう。
長子はそれを聞いて、日向子を転校させるつもりになり、日向子の気持ちを
思うと暗くなっていた。