みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

江戸時代の鈴ヶ森刑場跡

2009年11月09日 04時59分56秒 | 日記
江戸時代の鈴ヶ森刑場跡

仕事でよく通っていり道の途中のことですが。
首都高速羽田線の鈴が森を下りたところに、鈴ヶ森刑場跡が残されていました。
品川区のはずれ、大田区と接する第一京浜国道のわきにあります。
第一京浜と旧東海道とが合流するところの三角地です。

チョット時間ができたので、車を停めてみました。
大経寺というお寺の一画に残されていました。
さまざまな追悼碑が所せまく建てられています。

案内板によると、
慶安四年(1651年)に設置された御仕置場で、旧東海道に面してつくられたこと。広さは、間口四十間(74m)、奥行き九間(16.4m)。
歌舞伎などで名の知られた、丸橋忠弥、天一坊、白井権八、八百屋お七、白木屋お駒などがここで処刑されている、とのことです。
その一角には、磔(はりつけ)と火あぶりのときに使われ主柱、それを立てるため穴のあいた基石がのこされていました。

ふつう、忌わしいものは再開発でどんどん消されてしまうものですが、
ここは多くの鎮魂の念によるものでしょうか、碑もたくさん残されていました。
右側の道が旧東海道です。品川の宿のはずれの位置でしょうか。
時々、旧東海道の歴史散歩を楽しむ人たちが散策しています。