みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

「雑草」という草は無い

2009年07月29日 22時17分34秒 | ミカン畑の周辺

「雑草」を解明しようとおもっています

基本的なことですが、「雑草」という草はありません。
必ず、個々の草には固有の名前があるのですが、私などの意識では「雑草」の一言にくくられています。
最近、何とか、せめてその雑草の固有名詞が何なのか、知ろうと思い始めているところです。

この時期に、みかん畑でよく見かける草は、エノコログサとメヒシバです。
写真には、7月26日に真鶴で撮影したものですが、
雑草の中に、メヒシバの特徴的な穂先が写っています。
穂先が七本くらいに細くわかれていて、はたきのように広がっているのが特徴です。 他方、メヒシバと茎の様子がよく似ている草ですが、エノコログサがあります。
よく一般には「猫じゃらし」と言われている草です。

両者は、穂先の形こそ、はっきり違っていますが、
根元と穂先の途中の、茎の様子については、たいへんよく似ています。
この二種、メヒシバとエノコログサが、何といってもこの時期の強敵です。
この時期に「雑草」、「夏草」としても草刈り対象にしているのは、この二つです。
大汗をかいて草刈りをしているのは、この二種類の「雑草」です。
ともにイネ科の一年草で、この時期にひと雨ごとに繁茂して来ます。

最近、あらためて気がつきましたが、
メヒシバとエノコログサは、都会の道端でもよく見かけます。
東京の板橋区、中山道沿いの道端でも、よく見かける二種でもあります。