12月通信俳句の選句を行いました。13名分39句です。
俳句会始まって以来の最多句数でした。ご協力をありがとうございました。
高得点句及び作者名は以下の通りです。
6点句 鱈汁の湯気まで旨し能登の宿 作者;立木欣吾
6点句 ランドセル見守り隊の息白し 作者:寺山愁治
5点句 また一軒たわわな柚子の荒れし庭 作者:稲垣庸子
5点句 冬ざるる浮き桟橋の軋む音(ね)も 作者:吉仲洋子
4点句 道を掃く人に会釈や落ち葉踏む 作者:大隅陽子
4点句 息災を先ずは感謝の年の暮 作者: 岡添守男
3点句 冬ざれの船で下りし最上川 作者:川崎辰雄
3点句 マフラーをぐるぐるにして東口 作者:佐藤久美子
3点句 幼子の両手を包む息白し 作者:原田由紀子
★3点句以上の句を掲載しています。 一人1句のみ。
自薦句は以下の通りです。(何れも得点の入っている句の中で得点の高い方です)
公園の高き時計や白き息 田中とき子
閉塞(そらさむく)一片の冰心(ひょうしん)玉壺に在り 東島正樹
ラインあり新酒届くと絵文字つき 前田一郎
赤よりは好みの黄色冬紅葉 三ツ堀哲宗
来年1月はお休みになります。
2月の兼題は【春浅し 】または【海苔(岩海苔なども可)】。どちらかを1句、計3句をご提出ください。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
立木
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