森は生きている
9月まだ青かったモミジは、時を経て鮮やかな紅葉になっていた。今から400~500年前、室町時代であろうか。
豪族の館から始まった武蔵野の地を木漏れ日の中、みんなで自由に散策。わずか2時間だったが、それぞれ共に
安らぎと静寂を楽しむことができた。
一個のどんぐりも自然環境存続のため 園内にそのまま生きている。園内表示の「昔日の館跡・おろちの松・森の
小道の紅葉・物語の松」等と共に、この森全体の一木一草の命を守る人々の働きに支えられているのだ。
森の維持のための生態調査は、館の「見ごろ情報」に日常紹介され、生命の存続が伝えられる。現在、森は同時に
周辺市街地を冷やすエアコンの役割を果たしているという。
また、いつか異なる季節に訪れてみたいと誰しも思ったことだろう。
11月29日水・ 国立自然教育園『目黒』にて
次回をお楽しみに。 女性の会世話人一同