ノメシコキの日々

わらしべです。新潟県出身の方はノメシコキはご存知ですね!女房の実家では、ばあちゃんが「俺はノメシコキだ」と言ってました。

東京JAZZ 2007

2007-09-24 11:46:07 | いろいろ

9/22(土)の夜、東京JAZZ 2007に行ってきました。実は僕が
普段聴く音楽の90%以上はJazzなんです。残り10%でRock、
Blues、その他諸々を聴いている感じ。
でも演奏するのはRockかBluesだけでJazzは鑑賞専門です。
Jazz歴は短く、10年位前から突如ガンガンと聴き出しました。
そのキッカケはバンドのドラマーが持っているエレキット製の
小さな真空管アンプだったんです。定価で2万円位のキットなの
ですが、こいつで聴くとスピーカーから古いJazzが非常にリアル
に飛び出してきてビックリしたのをよく憶えています。(不思議と
Rcokは普通のセットで聴いた方がそれらしいと感じます。)

それからは一気に真空管アンプで聴くJazzの世界に突入して、
いまはとんでもない状態になっています。聴き出したのが遅い
うえに特定のミュージシャンを集中的に聴く方なので、Jazzの
事については全然詳しく無いのですが、ドラマーと学生時代から
の友人が詳しいので、僕の好みに合いそうなものを尋ねると今
までほぼ外れなし。二人とも良いアドバイザーです。丁度、好み
は古い演奏なので彼等の知識も一番豊富なジャンルなんです。

そんな事もあり、毎年ドラマーか友人と東京JAZZに行ってます。
今年はもうすぐ78歳になる大ベテランのベニー・ゴルソンが自分
のカルテットで出るので楽しみにして行きました。オープニング
アクトをつとめたのですが、1曲目の音が出た時には正直言うと
「ヤバイ」状態でした。2曲目の後半から持ち直し、3曲目では
なんとコルトレーンがポール・チェンバースに捧げた名曲である
「Mr.P.C.」を演奏すると言うので、他人事ながら息切れを心配
してしまいましたが、それこそ余計なお世話でした。
この曲からバリバリに乗り出して1時間以上演奏したうえに、
アンコールまでありました。(嬉)

2番手はマイク・スターンのカルテット。ゲストキーボードは日本
人ピアニスト小曽根 真なのですが、僕はこの人がハモンドを
弾く事を知らなかったのでビックリしました。アコースティック
ピアノの方が好きですが、実に楽しそうに弾いていましたね。

ラストはブレッカー・ブラザースの兄ランディが率いるスペシャル
ユニット。名テナーである弟のマイケルは亡くなったのでちょっと
淋しいけど、当日のテナー ボブ・ミンツァーがとても良い音を聴か
せてくれました。これはもうけものでしたね。
ランディはトランペットにシンセを通していたみたいで、ちょっと
僕は興ざめ...(でも演奏自体はよかったけど~。)

18:30開演だったので22:00終演位かなと予想していましたが、
3バンドともノリノリだったので終演はなんと23:00。即帰路に
つきましたが私鉄は終電1本前で帰宅0:30。帰宅後はビールを
飲んで爆睡です。
でも心地よい疲れでした。来年もまた疲れたい...



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2 コメント

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おっ! (aati)
2007-09-24 13:51:28
東京JAZZに行かれたんですね!
僕は、そのメンツだったら
ランディ・ブレッカーが見たいです(笑)。
(確か)去年、ブレッカー・ブラザーズのアルバムを
出してて良い感じだっただけに、
マイケルの他界は残念でしたね。。。
今年もマックス・ローチ、ジョー・ザビヌルなど、
大御所が次々と亡くなって、寂しい限りです。
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大御所 (わらしべ)
2007-09-24 19:47:49
aatiさん、こんばんは~。
ここ数年、東京JAZZではあまり良い演奏に当たらなかったので今回は最高でした。
当日、会場脇の広場のイベントに出ていた「PINK BONGO」というバンドが面白かったです。帰ってから調べたら高橋ゲタ夫さん達のバンドでした。その前に矢野沙織も出ていたらしい。チェックしておけばよかった...

大御所の他界は年齢を考えると仕方ないですが、悲しいですね。
当日貰ったチラシによるとロリンズが来年又ツアーで来るらしい。前回がラストツアーだったはずですが、行けなかったので今度はなんとかしたいな~。
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