木材はそのまま利用したら経年劣化で傷んでくるのは当たり前。
しかし、木造建築の問題だとそれは別問題。
自然の材料を使っているからこそ、耐久性を上げるために昔からあらゆる工夫がなされてきた。
劣化しにくく、メンテナンスもしっかりと行い、何百年も維持出来る様に加工と使う木材の選別はしてきた。
だから、設計者や材料の選別のプロは、長く保てるようにしている。
しかし、昨今問題になっているのは、デザインとコスト重視で行っている方が問題になるのは当たり前。
特に、人が利用する場所での耐久性の低さを木材だから消耗が早いなんて言い訳は論外。
建物は丈夫であるのは基本であり、数年で朽ちるのは論外中の論外である。
現在は色々な耐久性を上げるものが沢山あるのに、自分の傲慢から建築しているのは言語道断。
基本をないがしろにして、自分の欲求だけ満たすのは、どの業種であれやってはいけない事であり、害でしかない。
だから、私がちょくちょく言っている事が分かると思います。
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