和かあさんの日々の記録

親は一生親だけど、一応子育てが終わったので和母さん定年退職。

新しい家族

2020-06-04 | 家族
        三羽のキアゲハ 

車で5分くらいの所に畑はあります。
いつもは夫が畑の管理、庭の畑は私の仕事という具合に分けているのですが、
今日は畑の様子を見たくなり、車で一緒に出掛けることにしました。

駐車場には甘夏の木が有って、そこでこのキアゲハを見つけたのです。
一羽でも綺麗なのに三羽となると、それはそれは美しいものでした。
写真の腕のせいで実物の美しさを表現出来ないのが残念です。

今日はこれを書きたかったわけではありません。

畑に着くと、お隣の新平ちゃんがやって来ました。
話はそれますが、”新平ちゃん”は本名ではないのです。
ないと言うより、なかったと言うべきでしょう。
私は幼い頃から、ずっと”新平ちゃん”だと思い込んでいたのですが、
最近知り合ったばかりの夫が言うには「本名は○○さんだよ」。
本当にその通りでした。

新平ちゃんが「あの木を貰ってもらえないかな」と指さしました。
誰か知らないけど、新平ちゃんの庭に置いてあったのだそうです。
引っこ抜かれて根に土もついていない、まあまあ大きな木です。
植え終わった柘植の木
庭木だったけれど、新しい樹を買ったので要らなくなって、新平ちゃんなら
何とかしてくれるだろうと置いて行ったのかもしれないと言っていました。

夫と私は、時々新しい犬を飼うと昔から居る犬を捨てる人がいるけど
その植木バージョンかな?と思ったのです。
それでうちの畑に植えることにしました。
予定外だし、結構大変な作業でした。

根に土がついていなかったのでダメかもしれませんが・・・
植え終わって、夫が木に話しかけていました。
「うちに来たからもう大丈夫。安心していいんだよ。元気になるんだよ」

私と同じこと言ってる・・・と、なんだか可笑しくなりました。

物は物を呼ぶ。ゴミはゴミを呼ぶ。お金は寂しがり屋だからお金を呼ぶ。
なんて聞いたことが有ります。
お金はともかく、物は物を呼ぶというのは当たっているような気がします。
何しろ家にある物は、ほとんど頂き物だから。
新しい物が来るたびに「また来ちゃったよ」と、家族が増えたような気がします。

雨が降って生き返るといいな~