身体が喜んでいる
ナゼ?
全身筋肉痛…なのに、妙にそれが心地良いから面白い

久し振りに自然の中に飛び出してみた

向かった先は、鹿児島・大隈山系の横岳~
大箆柄岳(おおのがらたけ)・御岳のすぐ近くの山でありました

登る前に、山に向かって一礼! 山の神に許しを乞う為だ
相棒の後ろを遅れ気味に、ノロノロと登って行った

登り初めは、とんがり山--- 名前は愉快でも、かなり急勾配!
木に括り付けられた,ロープに捕まりながら踏破していた

=ズルッ= 足を踏み外す
「うわぁー 」ロープにぶら下がりながらずっこけた
左半身が泥だらけ 山の神の洗礼か?

相棒はと言うと、棒きれを振り回し、行く手を遮る輩に向かって
ブチブチ文句を垂れながら登っていた

その正体は蜘蛛の巣





登山道は、蜘蛛の巣トンネルと化していたのだ
強烈なので、画像はお見せ出来ません!
それにしても凄かった・・・ 二重三重に行く手を拒む山の主
払いのける間じっと待つ私・・・ それが延々と続いた

上って下って~が、何度続いただろう

樹木の間から差し込む日差しが、突然開けてくる度に頂上が
近いと喜んだものの、中々容易に頂上には辿り着けない
それどころか、また下り坂に差し掛かり、ガッカリとなった

頂上近くで初めて人と遭遇~ 御岳からの縦走と言っていた
これから白山に向かうとのこと ご苦労様です

【この藪の向こうが頂上でした】
頂上だぁ~ 遂に成し得たこの快挙
二人のほかに誰もいない さぁ~頂上からのながめは…

これだけを楽しみに登って来たのよ??霞んでぼやけた感じ
本当なら大隅半島が全部見えるはず
残念だけど、いまここに立っている喜びが沸々と湧いてきた

昼食を早々に済ませ、下山の徒につく
「無事に下山できますように」
頂上にある、石造りの
立派な祠に静かに手を合わせた

元来た方角とは反対の道を下りる これがまた急な坂道
垂らしたロープを頼りに、ゆっくりしっかり下りて行く

今度はズッコケは許されない
正に命懸け~ ドッヒャーなのだ

下りと平坦が交互に続く 朝の登りはじめから、下りるまで
私は何度もカメラを手にした「だってぇ~綺麗だったんだもん」

足元の花たちに、夢中でカメラを向けた
「ちょっとまって」それが何回あっただろう

【オオマルバノテンニンソウ】大群落あり
相棒がこぼした
「ま~ぁた取材か?」
今日しか撮れない花たちの姿に、夢中でシャッターを押した

「もうすぐゴールだ」その言葉を信じ、先を急いだ
途中大きな滝に出会う
段差はどれくらいだろうか 兎に角大きかった
【ちょっと画像がぼやけてます】
ところが、この後の分岐で思わぬことが起こった
下るはずが上りだしたのだ 道を間違えたのか?

この山に看板はあるが、殆ど番号で記されている為に
何が何だか訳が分からない
手持ちの地図を頼りに進んでいたが、なぜか最後にしくじった

キャンプ場を目指しながら、山小屋に向かっているはずが
ちっとも着かないのだ(キャンプ場が登山口だったのです)

それでも、どうにかこうにか山を出た
林道だろうか、最後まで番号の看板だったのには笑えた

道を右に向かってどんどん進む
ここはどこなんだ?
山小屋なんてのはどこにもありゃしない

分岐を間違えたのだもの~あるはずがない
遭難とはこんな事からはじまるのだろうか
ゾッとした

山から弾き出されたはよいけれど、二人は段々不安に陥る
地図と腕時計の方位で、位置を確認~
遠くの山を目印に、さらにキャンプ場を探して歩き続けた

「あっ!人がいた」農作業中の人に道を尋ね、安堵の二人、、、
教えられた道を、キャンプ場までひたすら歩く

「あれはなに?」坂道の向こうに明るい不思議な光景があった
「海だ」 海に沈む夕日なのか 二人で撮影会が始まった

海から昇る朝日は見たことはあっても、海に沈む夕日は見たことが
無かったから、興奮気味にシャッターを押した

無事にゴールしたお祝いに、山の神からの粋な贈り物
やっと、家に帰れる幸せを噛み締めて、家路を急いだ

全身筋肉痛…なのに、妙にそれが心地良いから面白い

久し振りに自然の中に飛び出してみた


向かった先は、鹿児島・大隈山系の横岳~
大箆柄岳(おおのがらたけ)・御岳のすぐ近くの山でありました

登る前に、山に向かって一礼! 山の神に許しを乞う為だ
相棒の後ろを遅れ気味に、ノロノロと登って行った

登り初めは、とんがり山--- 名前は愉快でも、かなり急勾配!
木に括り付けられた,ロープに捕まりながら踏破していた


「うわぁー 」ロープにぶら下がりながらずっこけた
左半身が泥だらけ 山の神の洗礼か?

相棒はと言うと、棒きれを振り回し、行く手を遮る輩に向かって
ブチブチ文句を垂れながら登っていた

その正体は蜘蛛の巣







登山道は、蜘蛛の巣トンネルと化していたのだ
それにしても凄かった・・・ 二重三重に行く手を拒む山の主
払いのける間じっと待つ私・・・ それが延々と続いた

上って下って~が、何度続いただろう


樹木の間から差し込む日差しが、突然開けてくる度に頂上が
近いと喜んだものの、中々容易に頂上には辿り着けない
それどころか、また下り坂に差し掛かり、ガッカリとなった

頂上近くで初めて人と遭遇~ 御岳からの縦走と言っていた
これから白山に向かうとのこと ご苦労様です

【この藪の向こうが頂上でした】

二人のほかに誰もいない さぁ~頂上からのながめは…

これだけを楽しみに登って来たのよ??霞んでぼやけた感じ
本当なら大隅半島が全部見えるはず
残念だけど、いまここに立っている喜びが沸々と湧いてきた

昼食を早々に済ませ、下山の徒につく
「無事に下山できますように」

立派な祠に静かに手を合わせた

元来た方角とは反対の道を下りる これがまた急な坂道
垂らしたロープを頼りに、ゆっくりしっかり下りて行く

今度はズッコケは許されない
正に命懸け~ ドッヒャーなのだ

下りと平坦が交互に続く 朝の登りはじめから、下りるまで
私は何度もカメラを手にした「だってぇ~綺麗だったんだもん」

足元の花たちに、夢中でカメラを向けた

「ちょっとまって」それが何回あっただろう

【オオマルバノテンニンソウ】大群落あり
相棒がこぼした

今日しか撮れない花たちの姿に、夢中でシャッターを押した

「もうすぐゴールだ」その言葉を信じ、先を急いだ
途中大きな滝に出会う
段差はどれくらいだろうか 兎に角大きかった

【ちょっと画像がぼやけてます】
ところが、この後の分岐で思わぬことが起こった
下るはずが上りだしたのだ 道を間違えたのか?

この山に看板はあるが、殆ど番号で記されている為に
何が何だか訳が分からない
手持ちの地図を頼りに進んでいたが、なぜか最後にしくじった

キャンプ場を目指しながら、山小屋に向かっているはずが
ちっとも着かないのだ(キャンプ場が登山口だったのです)

それでも、どうにかこうにか山を出た
林道だろうか、最後まで番号の看板だったのには笑えた

道を右に向かってどんどん進む

山小屋なんてのはどこにもありゃしない

分岐を間違えたのだもの~あるはずがない
遭難とはこんな事からはじまるのだろうか


山から弾き出されたはよいけれど、二人は段々不安に陥る
地図と腕時計の方位で、位置を確認~
遠くの山を目印に、さらにキャンプ場を探して歩き続けた

「あっ!人がいた」農作業中の人に道を尋ね、安堵の二人、、、
教えられた道を、キャンプ場までひたすら歩く

「あれはなに?」坂道の向こうに明るい不思議な光景があった
「海だ」 海に沈む夕日なのか 二人で撮影会が始まった

海から昇る朝日は見たことはあっても、海に沈む夕日は見たことが
無かったから、興奮気味にシャッターを押した

無事にゴールしたお祝いに、山の神からの粋な贈り物

やっと、家に帰れる幸せを噛み締めて、家路を急いだ