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Body Of Song / Bob Mould

2005-08-13 01:27:28 | 音楽
日本では彼の存在がもう忘れ去られたのかもしれない。非常に残念な事だ。

一曲目の「Circle」は静かに始まる。Sugar前に出したソロ・アルバムに近い音だ。「(Shine Your) Light Love Hope」はエレクトロニック。完全に今のBobなんだろう。昔を知っている人には馴染まない。曲自体は決して悪くない。そしてシングルの「Paralezed」。この曲はSugarやその後のソロ・アルバムに近い。所謂「オルタナティブ」だと言える(かも。俺は思わないし、彼もそう呼ばれるのがイヤだろう)。シングルに選んだのは当然。4曲目の「I Am Vision, I Am Sound」。リズムから入る曲でこれはSugar時代のBesidesという感じだ。ノリ的には凄く好きだ。続く「Underneath Days」もBesides的。リズムが非常に好きな曲だ。こういうドラムに俺は弱いw「Always Tomorrow」もリズムが特徴だろう。これも今のBobだと言える。7曲目「Days Of Rain」は曲調がガラっと変わる。静かなナンバーだ。クリーンなギターサウンドがを表現している。このアルバムで一番Sugarに近いのが「Best Thing」だろう。一心不乱にギターをかき鳴らすBobが思い浮かぶ。バラードナンバーの「High Fidelity」。これはSugar後のソロという感じだろうか。でもなんでギターソロにしなかったんだろう。ここだけは納得出来なかった。10曲目「Missing You」はHub Capの「Roll Over And Die」やThe Last And Pony Showの「Reflecting Pool」的なノリ。Bob Mould節というのはこれだと思う。「Gauze Of Friendship」。アルバムの締め的に入ってくるお約束のアコースティック・ナンバーだ。ギターソロは泣かせでくる。これだからBobはカッコイイ。アルバムの最後を飾る「Beating Heart The Prize」。ゆっくりと終演を向かえるには最高だろう。



ここまでが通常版。Disc2はいつも通りで収まりきらない曲が出てくる。とくに2曲目の「Surveryors And Cranes」はSugar後のソロ路線な曲で最高のBesidesだろう。4曲目から6曲目までがバラードってのも面白い。そしてラスト3曲はClub Mixになっている。現在のBobはこの路線も視野に入れて行くようだ。俺は嫌いではないが、SugarやHusker DuのBobに馴染んでいる人には違和感があるだろう。



ちなみに9曲目、11曲目、Disc2の4曲目でDavid Barbeがベースで参加している。David、今何してる?俺はあなたのボーカルが好きなんだけどな。



ファンならば当然「Deluxe Edition」を買うべきだ。いつもアートでやられっぱなしなんだが、今回の「Deluxe Edition」にもまたやられた。ここだけは買ってからのお楽しみにしておこう。もう良すぎなのだ(でも上半身裸にはやられたw)。



おそらく来日することは無いだろう。でももう一度だけで良いから観たい。いつか来てくれる事を期待しよう。



参考:Granary Musichttp://www.bobmould.com/