東京23区のごみ問題を考える

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~ごみ問題のスクラップブックとして~

墨田区 プラスチックの資源回収・リサイクルがはじまります<令和5年(2023年)10月から一部地域でモデル実施、令和6年(2024年)4月から区内全域で本格実施>

2023年07月05日 18時21分17秒 | 東京23区のごみ


墨田区「モデル事業周知チラシ(全体版)」から

  ←クリックで拡大

 

墨田区の「プラスチック資源回収」のお知らせが、やっとホームページで公開された~

「容器包装プラスチック」と「製品プラスチック」の一括回収である。
墨田区はこれまで「食品トレイ」は資源として回収していたが、「その他プラスチック」は回収していなかった。新たに設定する『(資源物)プラスチックの日』に「食品トレイ」もあわせての一括回収となるようだ~

令和5年10月から 一部地域※で回収開始(モデル実施)
令和6年4月から  区内全域で回収開始(本格実施)

それにしても、モデル地域の住民向けの説明会は9月に開催とは、ずいぶんのんびりだな~
すでに、「容器包装プラスチック」の回収を実施している区ならまだしも、、
これで、プラスチック資源化が周知され、資源として確実に集まるだろうか?
(まあ、あまり早く説明会しても忘れてしまうだろうけど、、、)

容器包装リサイクル法
一部施行(びん、缶、ペットボトルなど)は平成9年(1997年)
完全施行(紙製容器包装、プラスチック製容器包装)は平成12年(2000年)

プラスチック資源循環促進法
令和3年6月11日公布、令和4年(2022年)4月1日施行


容器包装プラスチックの資源化、
23区で真っ先に取り組んだのは中野区・杉並区で平成18年度(2006年度)から、、

江東区は、23区の決めごと「プラスチックのサーマルリサイクルを平成20年度を本格実施の時期と定めるに」あたって、年度末ぎりぎり平成21年(2009年)3月30日の週から、モデル事業全くなしのぶっつけ本番で全区で取り組みを開始した、、

23区のごみ分別、「プラスチック類」が「不燃ごみ」から「資源または可燃ごみ」に、区分変更したのだが、この時期であれば、これまでの「可燃ごみ」週3回収集が、週2回収集になったので、その1回を「プラスチック」回収に当てれば雇上車両の手配などもスムーズに移行できたであろうに、今更どうしようもないが、、、

墨田区は、遅ればせながら、容リ法施行から、20数年も過ぎてやっと容器包装プラスチックの資源化が始まる。併せて製品プラスチックと一括回収である。令和5年度容リ協会への申し込みはないので、当面はすべて独自ルートでの費用負担となる。また、「墨田区分別収集計画(第10期:令和5年度~令和9年度)」は「その他プラ」の計画は「白色トレイ」のみ、ということは、せっかくの容リプラの最大のメリット「再商品化費用の事業者負担」が容リ協会に申し込みできないと、独自ルートで自治体負担での再商品化となる。分別収集計画第11期(R8~R12)の策定は令和7年になるのかな???何か特例措置でもあればいいけど、、

訂正(2023年9月22日)
なんと、墨田区分別収集計画が9月に改正版が出ていた~
年度途中で改定できるのだ!!、
その他プラ引渡量 令和6年度1,570t 、令和7年度1,579t 、令和8年度 1,587t 、令和9年度 1,592t 、ひとまず安心、、、

墨田区分別収集計画(第 10 期)
令和4年6月策定
令和5年9月改正

 

墨田区

プラスチックの資源回収・リサイクルがはじまります

更新日:2023年7月5日

トップ画像

現在、墨田区ではプラスチックを「燃やすごみ」として処分していますが、令和4年4月施行の「プラスチックの資源循環の促進等に関する法律」を受け、プラスチックの資源回収・リサイクルの導入に向けた準備を進めています。
 今後、令和5年10月から区内一部地域でモデル事業を実施し、検証結果を踏まえ、令和6年4月から区内全域での本格実施に移行する予定です。
 将来世代に負担をかけない『環境にやさしい持続可能な“すみだ”』を実現していくために、さらなるリサイクルへのご協力をよろしくお願いいたします。

新着情報

令和5年7月5日更新
プラスチックの資源回収・リサイクルのページを公開しました

このページの目次

プラスチック資源回収・リサイクルの概要

実施概要

現在、燃やすごみ・資源物として収集している「プラスチック類」と「食品トレー」を、新たに設定する『(資源物)プラスチックの日」にまとめて出していただきます。
注意1:食品トレーの回収曜日が変わります。
注意2:ペットボトル(本体)の回収曜日は変わりません(現行の資源物の日に回収します)。

分別ルール

開始時期

令和5年10月から 一部地域※で回収開始(モデル実施)
令和6年4月から  区内全域で回収開始(本格実施)

回収頻度

週1回 
※現在収集のない曜日の1日を『(資源物)プラスチックの日』として設定します。

回収場所・出す時間

回収日当日の朝8時までに集積所などの決められた場所に出してください。
※回収日の前日や回収した後には出さないでください。

回収対象となるプラスチック

”安全”  ”キレイ”な ”概ね30センチ以内のプラスチック100%素材”を回収します。 
※分別方法等の詳細は以下「モデル期間中のプラスチック分別方法」をご参照ください。なお、モデル事業の検証の結果により、本格実施時に分別方法等が変更になる場合があります。


モデル期間中のプラスチックの分別方法(クリックで拡大)

【令和5年10月~】モデル実施について

実施内容と目的

モデル地区にお住いの方は、令和5年10月からプラスチックを資源として出していただきます。
区はモデル期間中の検証結果を踏まえ、令和6年4月からの本格実施を見据えた収集体制の構築と普及啓発活動を行うとともに、頂いた意見やご要望について検証を行い、本格実施時の回収に反映していきます。

モデル地区と回収曜日(プラスチックの日)

モデル事業の対象となる地区は、収集条件や検証項目等を考慮し、以下の地区を選定させていただきました。
モデル地区にお住いの方は、令和5年10月から「プラスチック類」と「食品トレー」を『プラスチックの日』に資源物としてまとめて出していただきます。

モデル地区

資源物:プラスチックの日(週1回)

墨田4丁目・5丁目 金曜日(10月6日から回収開始)

菊川1丁目・2丁目・3丁目

土曜日(10月7日から回収開始)
向島1丁目・2丁目・3丁目 木曜日(10月5日から回収開始)
立花4丁目・5丁目・6丁目 火曜日(10月3日から回収開始)
亀沢1丁目・2丁目・3丁目・4丁目 水曜日(10月4日から回収開始)
業平1丁目・2丁目・3丁目・4丁目 月曜日(10月2日から回収開始)

周知チラシ等(ご自由にお使いください)

※8月上旬に外国語版(英語・中国語・韓国語)のチラシを掲載予定です。今しばらくお待ちください。
※8月下旬から9月上旬頃に、モデル地区にお住いの方を対象にチラシを各戸配布させていただく予定です。

モデル事業に関する説明会の開催について

モデル地区にお住いの方を対象に、9月に説明会を開催する予定です。詳細が決まりましたら本ページにてお知らせします。

【令和6年4月~】本格実施について

令和6年4月の本格実施に向けて、説明会の開催や分別案内冊子「資源物とごみの分け方・出し方」の改定・全戸配布を今後予定しています。詳細が決まりましたら、本ページにてお知らせします。

問合せ先

本事業全般に関すること

すみだ清掃事務所 管理・計画調整係 電話:03-5608-6922

収集作業・分別方法に関すること

すみだ清掃事務所(分室) 電話:03-3613-2228

関連リンク

 

 

 

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